オッス、魔理沙だ。敵として現れたターレスと3人の天狗の内、はたてと文を倒した私達。残るは高みの見物を決め込んだターレスと、敗北したが逃走した椛のみだ。私達は、奴等を倒す為に樹の上までやって来た…
ラディッツ:ターレス!
ターレス:ほぅ、奴等を倒して来たか。実力はある様だな。
ラディッツ:まぁな。
ターレス:フン…
椛:ターレス様、申し訳ありません。手も足も出ず…
ターレス:敵わなかっただけならまだしも、逃げ帰って来るとはな…
椛:戦士として、恥じる事だと思っています…
ターレス:まぁ良いさ…其処で俺の戦いを見てろ。こんな程度の奴等、さっさと片付けてやるよ。
椛:・・・
ターレス:さぁ、何処からでも掛かって来い。何なら、全員纏めて相手してやるぜ。
魔理沙:おーおー、自信満々だな。
輝夜:貴方1人で私達全員を相手にするなんて、少し自信過剰過ぎじゃないかしら?
ラディッツ:いや…実力が本物のアイツと変わりねぇなら…
アリス:覚悟を決めるしか無いみたいね…
フラン:個々の力で駄目なら、皆で一斉に行こう!
魔理沙:よっしゃ!
輝夜:それが一番良さそうね。
鈴仙:援護します!
私達は、ターレスに向けて一斉に攻撃を開始した。だが…
ターレス:へっ、バカが…
ニヤリと笑ったターレスは、私達の全ての攻撃(格闘攻撃及び弾幕)を完璧に見切りつつ、それぞれに的確な反撃を食らわせて来た。それにより、私達はなす術無く次々と倒されて行った…
魔理沙:ぐっ…オイオイ、嘘だろ…
アリス:な、何て力…
鈴仙:つ、強い…私達が今まで戦って来た敵達なんて目じゃ無い程に…
輝夜:成る程…只の自惚れなんかじゃ無かったと言う事ね…
フラン:うぅ…
ラディッツ:ちっ…まだまだ…
ターレス:ほぅ、まだ立ち上がろうとするか…だが…
フラ付きながら立ち上がろうとするラディッツだったが、ターレスは間髪入れずに奴の腹に一撃入れ、更に頭を踏み付けて叩き伏せた
ラディッツ:ぐっ…
フラン:御兄ちゃん!
ターレス:戦おうとするその心意気は褒めてやる。だが、俺とお前とでは天と地程の差があるんだ。
そう言うと、ターレスはラディッツを執拗に痛め付け始めた
ラディッツ:ぐ…ぅ…
ターレス:生き残りたい奴は前に出て来い。そして、俺の前に跪いて命乞いをしろ。そうすれば、ソイツは助けてやるぞ。
魔理沙:断る!
鈴仙:勝負はまだ終わっていませんよ!
輝夜:その通り!だって…
アリス:私達は、まだ諦めていないからよ!
フラン:お前…御兄ちゃんを…
ターレス:むっ…
私達は、諦める事無く立ち上がった。更に、フランは力を解放した。その顔は怒りに満ちていた
ターレス:戦闘力が…上がってやがる…
フラン:御兄ちゃんを虐めるなーっ!
フランは、深紅の魔力を全身に纏い、超高速で飛行しながらターレスに突撃して行った
ターレス:くっ…
ターレスは、フランを消し飛ばそうと光線を放った。だが、フランはターレスの光線を物ともせずに突進を続けている
ターレス:何だと…このガキの何処にこんな戦闘力が…
フランの戦闘力に焦りを見せたターレスは、ラディッツを痛め付けるのを止めて空中へと避難した。しかし、フランはターレスを追尾して空中へ舞い上がった
ターレス:何?
空中でフランとターレスの攻防が繰り広げられてる。私達は、その間にラディッツの元に駆け寄って傷の治療を始めた
魔理沙:おい!フランの奴、空を飛んでるぞ!
鈴仙:で、でも私達はまだ飛べませんよ?
アリス:飛べてるだけじゃないわ…彼女の魔力がドンドン上がり続けてる…
輝夜:怒りの余り、封じられていた力が解放されたとでも言うのかしら…
ラディッツ:だが、怒りに任せただけの攻撃じゃ…
フランとターレスの攻防は、その後も暫く続いた。だが、フランの力を以てしてもターレスには敵わず、ボロボロにされてしまっていた
フラン:う…うぅ…
ラディッツ:フラン!
ターレス:コイツの攻撃、少しは効いたぜ…俺と此処まで戦えるとは、末恐ろしいガキだ…だが、相手が悪かったな。
ラディッツ:ターレス!フランを離せ!
ターレス:丁重に御断りする…
ラディッツ:な、何?
ターレス:コイツの力、お前達の所に置いておくのは勿体ねぇ。アイツに見せて、更に戦闘力を高めてやるとするか…
ラディッツ:何を言ってやがる!
ターレス:俺がコイツの力を更に引き出してやるって言ったのさ。あの場所に連れてってな。
アリス:あの場所…?
魔理沙:アイツ、フランを何処かに連れてくつもりだ!
輝夜:そんな事、私達がさせると思ってるのかしら?
鈴仙:コレから私達がしようとしてる事、言わなくても分かりますよね?
ターレス:クク…俺を止めるつもりだろ?やれるもんならやってみな。
ターレスは、謎の装置で異空間ゲートを開いた。そして、ボロボロになったフランを連れてその中に移動を始めた
鈴仙:フランさん!
アリス:待ちなさい!
ラディッツ:逃がすか!
フランを助ける為に駆け出そうとした私達だったが、刀を構えた椛がその行く手を阻んだ
椛:此処から先には行かせませんよ。
ラディッツ:其処を退け!
椛:御断りします。
ターレス:そうだ、それで良いんだ。
フラン:御兄ちゃん!皆!
ラディッツ:フラン!
ターレス:あばよ。
椛に邪魔をされている隙に、ターレスはフランと共に異空間ゲートの中へと姿を消した
輝夜:逃がしてしまったわ…
ラディッツ:畜生…
魔理沙:おい椛!ターレスはフランを何処に連れてったんだ!
椛:御答え出来ません。
鈴仙:何故ですか!彼は貴方を置いてきぼりにしたんですよ!
椛:それが彼の意思ならば、私はそれに従うまでです。
鈴仙:・・・
ラディッツ:椛。姫さん達に負けてたお前が、俺達全員を相手にして勝てるとは思えん。大人しく負けを認めてくれ。そして、奴の行き先を教えてくれ。
椛:勝てないと分かっていても、やらなくてはならない時があるんです。
他全員:・・・
椛:手加減や同情等不要です。彼の行き先を知りたくば、力ずくで口を割らせてみなさい。
アリス:力ずくね…ガラじゃないんだけど…
ラディッツ:皆は下がっててくれ。此処は俺がやる。
魔理沙:大丈夫なのか?
ラディッツ:あぁ、御蔭様でな。
鈴仙&輝夜:・・・
ラディッツ:時間が惜しい、さっさと済ませるぞ。
椛:いざ…
ラディッツと椛は、真っ直ぐ向かい合って身構えた
負けイベントからのフラン拉致
ターレスが向かったあの場所とは…?
近々ゲーム世界編の最終局面のつもりですが、どうなりますやら…
あ、この編が終わっても物語はまだまだ続きますよ