皆元気かな?フランだよ。暗黒魔城の最上階に辿り着いた私達は、其処でこの世界を支配する魔王、りゅうおうと対峙したよ。だけど、私達は7人で攻撃してるにも関わらず、りゅうおうはそんな私達と互角かそれ以上の実力を見せて来た。更に、りゅうおうは「私達に真の地獄を見せてやる」とか言って、巨大な竜の姿に変身した(以降、りゅうおう改め竜王と表記)
竜王:待たせたな。コレが世界を支配する儂の真の姿だ。この儂をこの姿にさせただけ大した物だと。此処まで辿り着いた事と合わせて褒めてやろう。だが、その快進撃もコレまでだ。お前達は此処で死ぬ!この儂の手によってな!
他全員:・・・
竜王:此処までの長旅、御苦労だったな!後はゆっくり休むが良い!
そう言った瞬間、竜王は巨大な足で私達を踏み潰そうとして来た。勿論、私達皆やられるつもりは無いからちゃんと避けたけどね
ラディッツ:此処まで来て負けられるかよ!皆、覚悟を決めろ!
フラン:私達はコイツに勝つ!
鈴仙:そして、皆一緒に幻想郷に帰りましょう!
魔理沙:おぉ!やってやるぜ!
アリス:良い所見せなきゃね!
輝夜:負けられない戦いが此処にはある!
にとり:私には、皆をこんな事に巻き込んだ責任があるからね。最後の最後まで付き合うよ!
私達と最終形態になった竜王の正真正銘の最終決戦が始まった。竜王の巨大な体から繰り出されるパワフルでリーチのある攻撃を回避しつつ、私達はそれぞれが得意とする攻撃で攻めた。だけど、攻撃が効いてる様子は全く無くて…
竜王:フハハハハ!貧弱!貧弱!所詮は脆弱な人間だな!
鈴仙:くっ…
魔理沙:アリス!強化魔法を限界まで掛けてくれ!
アリス:悪いけど、今掛けてるので限界だわ…
魔理沙:マジかよ…
にとり:参ったねこりゃ…
輝夜:まだよ!まだ終わらないわ!
ラディッツ:怯むな!全力攻撃だ!
フラン:うん!
私達は、引き続き全員の力を合わせて攻撃し続けた。でも、何度攻撃を食らわせても竜王には全然効いてる様に見えなかった。私達はと言うと、皆ドンドン気や魔力を消費し過ぎたせいで疲れが見え出していて…
輝夜:うぅ…無理に動き回ったせいで、身体中に激痛が…運動不足かしらね…
魔理沙:此方も、魔力の使い過ぎで色々ヤバい…コレじゃ、もう1発大技を撃てるかどうか…
アリス:同じく魔力が尽き掛けてる…もう強化魔法を掛ける魔力すら残ってないわ…
鈴仙:駄目です…敵が余りにも強過ぎます…
にとり:此処までやってもピンピンしてるなんて…弱ったね…
フラン:御兄ちゃん、皆が…
ラディッツ:無理もねぇな…だが、俺達はまだやれる!行くぞフラン!
フラン:う、うん!
皆を少しでも休ませる為に、私は御兄ちゃんと一緒に攻撃を続けた。それこそ全力で…だけど…
竜王:フハハハハ!無駄だ無駄だ!どれだけ足掻こうと、お前達が儂を倒す事等不可能だ!良い加減諦めろ!
ラディッツ:貴様のその強さは闇の力の御蔭で、貴様の実力じゃねぇ!それに、俺は最後まで諦めねぇぞ!
フラン:私だって!
竜王:目障りな奴等め!ならば、コレでどうだ!
竜王は、口から巨大な闇の弾を吐き出して来た。それは、ドンドン私達に迫って来ていて…その直後、御兄ちゃんは私の前に素早く移動して、その弾を受け止めた
ラディッツ:ぐぅっ…
フラン:御兄ちゃん!
弾を受け止めている御兄ちゃんは、その威力に圧されてズルズルと後退し始めた
ラディッツ:心配すんな、フラン…
フラン:えっ?
ラディッツ:お前は、何があっても俺が守ってやる。いや、お前だけじゃねぇ…鈴仙も姫さんも、魔理沙もアリスもにとりも…
他全員:・・・
ラディッツ:今度こそ…今度こそ、大事なもんを守り通す!うおぉぉぉぉっ!
御兄ちゃんは、止めていた弾に光線を放ち、それを竜王に向けて返した
竜王:な、何?ぐあっ!
驚いた竜王は、返された弾が顔に直撃してフラ付いた
竜王:バ、バカな…お前はもう限界を迎えている筈…
ラディッツ:勝手に決めるな。俺はまだまだやれるぜ?
私の位置からじゃ、御兄ちゃんの後ろ姿しか見えない。だけど、私には分かる。御兄ちゃんが勝負を諦めてないって事が…
ラディッツ:此処で貴様なんぞに遅れを取ってる様じゃ、あの男に勝つ事は出来んだろう。
竜王:何の話だ?
ラディッツ:スマンな、此方の話だ。
竜王:フン…だが、7人掛かりですら儂に手も足も出なかった者が何を言うか!
竜王は、その鋭い牙で御兄ちゃんに噛み付こうとした。とその時…
???:開け!虚空の扉!我が力の洗礼を受けなさい!エターナル・ファイナリティ!
虚空から飛んで来た何かが、竜王の体を貫いた
竜王:ぐ…おぉ…
ラディッツ:むっ…
良く監察すると、それは紫色の大きな剣だった
ラディッツ:剣だと?
魔理沙:こんなもん、一体誰が…
竜王:ぐっ…何者だ!姿を現せ!
???:何者だ!姿を現せ!と言われたら!んー…何だか危ないので以下略!
声のした方を見ると、虚空に見慣れた隙間が現れた。そして、その中からコレまた見慣れた人が姿を現した
紫:漸く見付けたわよ、貴方達。
それは、私達の居た幻想郷の賢者にして隙間妖怪の、八雲のオバ…御姉さんだったんだ
にとり:ア、アンタは…
アリス:隙間妖怪!
ラディッツ:紫、アンタ何でこんな所に…
紫:何でって、貴方達を探しに来たに決まってるでしょ?
輝夜:探しにって…
鈴仙:えっと…此処、一応ゲームの世界って事になってるんですけど…
魔理沙:そ、そうだそうだ!
紫:まさか、私が何も知らないと思ってたのかしら?
鈴仙:えっ?
フラン:えっと…どう言う事?
紫:諸々の事情は後でキッチリ話し合うとして…貴方達にプレゼントよ。
八雲の御姉さんが指を鳴らすと、竜王の体に刺さった剣は霧の様に消え去った。そして、私達に仙豆の入った袋を手渡してくれた
ラディッツ:コレは…仙豆か?
紫:えぇ、そうよ。
魔理沙:やりぃ助かったぜ
鈴仙:正直もう駄目かと…
私達は、それぞれ仙豆を食べて体力を完全回復させた
にとり:ふぅ…ギリギリセーフだったねぇ…
輝夜:あんな小さな豆にこんな力が…本当に不思議だわ…
アリス:御蔭で、此方は全滅の危機を抜け出せた訳だけど…
ラディッツ:紫、さっきの仙豆の出所は…
紫:恐らく、貴方の予想通りよ。
ラディッツ:そうか…
紫:さて…今回の敵は、あの巨大なドラゴンと言う事で良いのよね?
ラディッツ:そうだ。
紫:苦戦していた感じだったし、貴方達さえ良ければ手を貸してあげるわよ?
ラディッツ:いや、それには及ばん。助けに来てくれた事には素直に感謝するが、コレは俺達の戦いなんだ。だから、最後まで俺達にやらせてくれ。
紫:…良いのね?
ラディッツ:あぁ、必ず勝つ。そして、全て終わったら事の経緯と今までの事を全て話す。だから、安心して見ててくれ。
紫:分かったわ。余計な手出しをしてゴメンなさいね。
そう言うと、御姉さんは隙間の中に入って行った
竜王:くっ…あの女…よくも…
ラディッツ:皆、行けるか?
フラン:勿論!
鈴仙:準備完了してます!
魔理沙:いつでも行けるぜ!
アリス:しつこい様だけど、最後まで気を抜かない事。良いわね?
輝夜:分かってるわ!さぁ、今度こそ決めるわよ!
にとり:さっきまでの御礼、しっかりとさせて貰うよ!
ラディッツ:へっ…それじゃ…行くぞ!
他全員:おぉーっ!
仙豆で体力も回復したし、コレでもう大丈夫!さぁ、全部終わらせちゃおう!
紫さんの能力は、異世界だろうと問題無く行ける強い能力と言う解釈です
竜王の強さの前に全滅の危機に陥り、皆を守る為にラディッツが男気を見せる…と言う感じにしたかったんですが…
結局、最後は紫さん頼りと言う残念過ぎる事になりました