誇り高き弱虫の幻想郷生活   作:パラリズム

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第20話

紅魔館へと戻り、レミリアに今回の事件の報告中(妖精達は湖へ、紫さんは自宅へ戻りました)

 

ラディッツ:以上が、今回の事件のあらましだ。

 

レミリア:うー☆

 

咲夜:御嬢様、もうそろそろ元に戻っても宜しいかと…

 

レミリア:はっ!

 

フラン:・・・

 

レミリア:コホン!えっと…事情はよく分かったわ。確かに、最近あまり疲れが取れなくて困ってはいたけど…まさか、それが原因で妹がそんな事になっていて、それに気付きもしなかったなんてね…姉として恥ずかしいわ…

 

フラン:違うよ!御姉様は悪くない!悪いのは、何も言わずに出掛けて、皆に色々迷惑をかけた私だよ!

 

レミリア:・・・

 

美鈴:御嬢様も大分年なんですし、あまり御無理はなさらない方が良いですよ?

 

レミリア:美鈴、今月の御給金無しね。

 

美鈴:うえぇっ!?

 

レミリア:冗談よ。フランを無事に連れ戻すって仕事は果たした訳だしね。よくやってくれたわ。今月のボーナス、期待して良いわよ。

 

美鈴:マジですか♪ヤッホイ♪

 

レミリア:パチェも有難う。最近は体の調子が良さそうとは言え、無理をさせたわね。

 

パチュリー:全くよ。

 

レミリア:霊夢に魔理沙も御苦労様。謝礼はキャッシュで良いわよね?

 

霊夢:勿論♪

 

魔理沙:構わないけど…霊夢、お前は本当にブレないなぁ…

 

レミリア:此処に居ないスキマ妖怪と妖精達にも、後で御礼の品を届けに行かなきゃね。

 

小悪魔:御嬢様、肝心の御方を御忘れではありませんか?

 

レミリア:分かってるわよ。ラディッツ。聞けば、貴方はフランだけじゃなく、パチェも助けてくれたそうじゃない。この世界に来て早々に面倒事に巻き込んでしまって、本当にごめんなさい。それから、大切な妹と親友を救ってくれて、本当に有難う。何か御礼をしなくちゃね…

 

ラディッツ:気にするな。俺は、俺のやりたい様にやっただけだ。礼を言われる様な事はしとらんよ。

 

レミリア:そうはいかないわ。此処まで御世話になっておいて何も無しじゃ、不義理と言う物よ。

 

ラディッツ:そう言われてもな…

 

フラン:そう言えば…御兄ちゃんって、コレからこの幻想郷でずっと暮らしていくんだよね?

 

ラディッツ:まぁそうなるだろうな。と言うか、御兄ちゃんってのは?

 

フラン:いつまでも貴方って呼ぶのは何か変だし…もしかして、嫌だった?

 

ラディッツ:嫌って訳じゃねぇが…

 

パチュリー:あら、良いじゃない。貴方、元居た世界でも御兄さんだったんでしょ?

 

ラディッツ:確かに弟が居たが、御兄ちゃんと呼ばれた事は一度も無かったからな…

 

パチュリー:そうなの?

 

ラディッツ:あぁ。

 

フラン:御姉様。1つだけ、御願いがあるんだけど。

 

レミリア:何かしら?

 

フラン:御兄ちゃんを、この紅魔館に住まわせてあげて欲しいの。

 

ラディッツ:何?

 

フラン:この世界でずっと暮らしていくのに、何処にも帰る場所が無いなんて可哀想だもん。

 

ラディッツ:…俺は、ガキにすら同情されるのか…

 

パチュリー:見た目は子供だけど、フランの実年齢は495歳よ。

 

ラディッツ:な、何だと?

 

パチュリー:ついでと言っちゃ何だけど、人間の霊夢や魔理沙、咲夜を除いた此処に居る全員…私も含めて…それとスキマ妖怪…彼女も貴方より大分歳上な筈だから。詳しくは言わないけどね。

 

ラディッツ:マジかよ…

 

パチュリー:マジよ。

 

フラン:何の話をしてるの?

 

パチュリー:何でも無いわ。

 

フラン:フーン…で、どうかな?御姉様。

 

レミリア:フフッ…やっぱり、私達は姉妹なのね。まさか、考えてる事が殆ど同じだなんて。

 

フラン:えっ?

 

レミリア:ラディッツ。私はね、気に入った物は傍に置いておきたい性分なのよ。

 

ラディッツ:どう言う事だ?

 

レミリア:分からない?私は、貴方が気に入ったの。だから、今日からこの紅魔館で働かせてあげるわ。三食昼寝付き、部屋も準備するわよ。

 

 

ラディッツ:し、しかし…

 

レミリア:しかしも案山子も無し。この館の主がこう言ってるんだから、黙って受けなさいな。

 

ラディッツ:お前達は良いのか?俺が此処に居ても…

 

フラン:私は大歓迎だよ。

 

小悪魔:私も同じです。

 

美鈴:ですね。妹様達の恩人なら、尚の事です。

 

咲夜:私は、御嬢様の意見に従うまでです。

 

パチュリー:レミィが良いって言うなら、反対する理由は無いわ。

 

霊夢:良かったじゃない。アンタ、居場所や家族を欲しがってたみたいだしね。

 

魔理沙:いやぁ、良い事はするもんだな。

 

 

フラン:御兄ちゃん。私達の家族になってよ。そりゃ、私達は血は繋がって無いけど…でも…

 

レミリア:只今と言って帰って来て、御帰りと返って来る…一緒に温かい食事をしながら、バカな話で笑い合ったり…時には喧嘩するかも知れないけど…そんな居場所があったって、損は無いんじゃないかしら?

 

ラディッツ:居場所…か…此方としては、その申し出は本当に有難い。改めて、俺からもお前達に頼みたい。俺を、この紅魔館に置いてくれ。料理や掃除、大工仕事くらいなら人並みには出来る。損はさせねぇ。(膝を付き、軽く頭を下げる)

 

レミリア:決まりね♪では…紅魔館の主、レミリア・スカーレットの権限により、貴方を私達の新たな家族として迎え入れるわ。ようこそ、紅魔館へ♪

 

紅魔館メンバー一同:ようこそ♪

 

フラン:コレから宜しくね♪御兄ちゃん♪

 

ラディッツ:あぁ。

 




ネタバレ込みなので注意

ラディッツが紅魔館の新たな家族になりました

と言った所で、紅魔館編は終了となります

次は、普通に考えると春雪異変…なんですが、出したいキャラが居るんで先に永遠亭編をやります

此処で、とあるキャラがラディッツに惚れてしまい、段々キャラ崩壊して…みたいになってしまいます(誰かは御楽しみに)

とりあえず、今までの登場キャラのラディッツに対する評価を少しだけ…

霊夢:賽銭入れてくれた奴

魔理沙:良い奴なのは確か

紫:コレからの成長が楽しみな人

レミリア:新しい家族よ

フラン:御兄ちゃん♪

咲夜:御嬢様や妹様の御気に入りの殿方

パチュリー:一応恩人

美鈴:トレーニングの良き相手になりそうです

小悪魔:まだよく知りませんが、悪い方では無いですね

チルノ:モジャモジャした髪だなぁ

ルーミア:実は凄い奴なのかー?

大妖精:謙虚で優しい方ですね
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