誇り高き弱虫の幻想郷生活   作:パラリズム

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新しい章の始まりです


太陽の畑編ー太陽の畑まるごと超決戦ー
第201話


皆さんこんにちは、犬走椛です。私は今、ターレスさんと激戦を繰り広げています。まぁ激戦とは言っても、将棋なんですけどね…戦闘力では到底敵わなくとも、将棋なら少しは自信があったんですが…

 

ターレス:ホラよ、王手だ。コレで完全に詰みだな。

 

椛:うっ…ま、参りました…

 

ターレス:ふぅ…

 

はい、終わってみれば惨敗でした。普通の戦闘なら兎も角、将棋でなら彼にだって勝てる等と、その気になっていた私の姿は御笑いでしたよ…

 

椛:ターレスさんは、将棋も御強いんですね。初心者とは思えませんよ。

 

ターレス:いや、正直危ない所だったぜ?一手間違えてたら、負けてたのは俺の方だっただろうぜ。

 

椛:御謙遜を…

 

ターレス:どうする?もう一度やるか?

 

椛:そうですねぇ…

 

そんな時、私達の元に予期しない来訪者がやって来ました。それは…

 

文:やっと見付けました!ターレスさん!椛!

 

ターレス:あん?

 

椛:この声は…

 

私達の元にやって来たのは、一応私の上司に当たる文さんでした

 

文:こんな所に居たんですね!探しましたよ!

 

ターレス:登場して早々煩い奴だな。

 

椛:この人が煩いのはいつもの事では無いかと。

 

ターレス:それもそうだな…

 

文:酷っ!出会い頭にそれはあんまりなのでは?

 

椛:事実です。

 

ターレス:間違ってはいねぇよな…

 

椛:コレ以上煩くするなら、すぐにこの場から立ち去ってくれませんかね?私の娯楽の時間を邪魔しないで下さい。

 

文:ちょっと手厳し過ぎませんかね?泣きますよ?

 

椛:どうぞ。

 

文:ターレスさん!椛が虐めるーっ!

 

そう喚きつつ、文さんはターレスさんに泣き付きました

 

椛:ちょっと文さん!何してるんですか!

 

ターレス:で?俺達を探してた様だが、何かあったのか?射命丸よ?

 

文:あ!そうでした!事件です!大事件なんですよ!

 

椛:事件?

 

ターレス:お前が其処まで慌ててるんだ、かなり面倒な事が起きたんだろ?

 

文:えぇ!それはもう!

 

椛:で?その大事件の詳細は?

 

文:太陽の畑の花が、何者かの手によって消し飛ばされてしまったんです。

 

椛:…は?

 

文:そのせいで、あの方が大変御怒りになって暴れているんです!

 

ターレス:フム…

 

椛:えっと…繰り返す様でスミマセンが…私の聞き間違いで無ければ、太陽の畑が被害に合って、そのせいで怒ったある方が暴れていると聞こえたんですが…

 

文:はい、そう言いましたからね。

 

椛:・・・

 

私は、自分の顔が青ざめて行くのを感じた

 

文:私も、詳しい事情を聞く為に彼女の元に行ったんですが…余りの殺気と威圧感に気圧されてしまい、命の危機を感じて逃げ帰って来てしまいました…

 

ターレス:射命丸よ、その暴れている奴ってのはそんなに強いのか?

 

文:えっ?えーっと…私が知る限り、彼女の総合戦闘力は幻想郷でも5本の指に入る程です。あの霊夢さんや紫さんですら、彼女には極力関わらない様にしてる程で…

 

ターレス:それはそれは…ククク…

 

ターレスさんは、邪悪な笑みを浮かべている。今更ながら、この人は本当に魂を洗われているんだろうかと思った…

 

椛:あの、ターレスさん…まさかは思いますが、今から彼女と戦いに行こうなんて考えていたりは…

 

ターレス:良く分かったな?

 

椛:やっぱりですか!

 

ターレス:射命丸が俺達を探してたのは、俺にソイツを止めて貰おうとしてたから…そうだろ?

 

文:え、えぇ…隙間妖怪やラディッツさんの話を聞いた限り、貴方は強者との戦いを心待ちにしていた様ですし…ならば、この話を持ち掛ければ必ず乗り気になってくれるだろうと…

 

ターレス:嬉しいねぇ、俺の事を良く分かってくれてるじゃねぇか。

 

椛:で、ではラディッツさんやザーボンさんにも援軍に来て頂ける様に御願いしないと…

 

ターレス:待った。

 

椛:えっ?

 

ターレス:あの博麗の巫女や隙間妖怪ですら手を焼いてる奴だ。言っちゃ悪いが、弱虫ラディッツやザーボンの野郎が居ても只の足手纏いにしかならねぇよ。

 

椛:・・・

 

ターレス:射命丸、すぐにその太陽の畑とやらに案内しろ。ソイツと手合わせしたいからな。

 

文:あ、はい!

 

椛:御待ち下さい!今すぐに出発するんですか?

 

ターレス:当たり前だ。

 

椛:御言葉ですが、彼女は本当に凶悪なんですよ!戦うつもりなら、それなりの準備が必要です!

 

ターレス:何だ?ビビってんのか?

 

椛:そ、そりゃビビりますよ!悔しいですが、私と彼女では実力差が有り過ぎて勝負にすらなりません!

 

ターレス:戦う前から戦意喪失かよ、情けねぇ奴だな…つーか、別にお前に戦えとは一言も言ってねぇぜ?

 

椛:へっ?

 

ターレス:ソイツと戦うのはこの俺だ。

 

椛:・・・

 

ターレス:それに、どうやら避けては通れねぇ所みたいだぜ?

 

椛:と言うと?

 

そう言うと、ターレスさんはドラゴンレーダーの画面を確認した

 

ターレス:南西の方角にドラゴンボールの反応がある。一応聞こうか…射命丸。此処から太陽の畑とやらに向かうには、どの方角に進めば良いんだ?

 

文:えっと…此処からですと、南西に真っ直ぐですね。

 

ターレス:ま、そう言う事だ。

 

椛:な、成る程…理解しました。ボールを揃える為には、遅かれ早かれ行かなくてはいけなかったと…

 

ターレス:そうだ。ま、何処ぞのバカが妙な事をやらかしたせいで面倒な事態になってるらしいがな。

 

椛:・・・

 

ターレス:怖いなら来なくて良いぜ?無理強いはしねぇからよ。

 

椛:…いえ、私も同行します!させて下さい!

 

ターレス:へっ…もう一度言う。射命丸、太陽の畑とやらに案内してくれ。

 

文:分かりました、私に続いて下さい。

 

ターレス:おう。

 

椛:・・・

 

と言う訳で、私達は荷物を纏めて太陽の畑に向けて移動を開始しました。もう既に嫌な予感しかしないんですが…

 




ターレス達が所持しているドラゴンボール一覧

・四星球
短編で紫さんから譲り受けた

・二星球
玄武の沢の事件解決後、にとりから譲り受けた

・六星球
魔法の森の事件後、ラディッツがアリスから譲り受けた物をターレス達に届けた(と言う設定)

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