誇り高き弱虫の幻想郷生活   作:パラリズム

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ゆっくりしてってね


第204話

太陽の畑で繰り広げられているターレスさんと幽香さんの大激闘。只でさえ激しい戦いでしたが、更に楽しむ為に本気を出すとの事。2人が気を高めてるだけで大地が震えています。このままでは、畑が!太陽の畑その物がー!おっと、いけないいけない。少々取り乱してしまい、失礼しました。さて、私達はこの戦いの結末を見届けるとしましょうか…

 

ターレス:ふぅ…待たせたな。コイツが俺のフルパワーだ。

 

幽香:中々の戦闘力ね。さぁ、心行くまで戦いましょう。

 

ターレス:あぁ、そうだな…ルールなんてもんは必要ねぇ…

 

幽香:どちらかが倒れるまでトコトン戦う…そうよね?

 

ターレス:分かってんじゃねぇか…

 

幽香:どっちが勝っても悔いの無い戦いをしましょう。

 

ターレス:言われるまでもねぇ…

 

2人:はあぁぁぁっ!

 

再び始まる大激闘!幽香さんがターレスさんの腹部に拳を叩き込んだかと思えば、直後に彼が放った蹴りが幽香さんに直撃して数メートル吹き飛んだり…無数の気弾と弾幕が飛び交い、流れ弾が観戦している私達の所まで飛んで来たりもしました。御互い、躱せる筈の攻撃を躱そうとせず、ドンドン傷だらけになってしまっています。しかし、当人達はこんなに激しく戦っていると言うのに凄く楽しそうな表情を浮かべています。私は戦闘狂ではありませんが、それでも彼等が心の底から戦いを楽しんでいるのが伝わって来ます

 

ターレス:はぁ…はぁ…ククク…こんなに刺激的な戦いは久々だぜ…

 

幽香:くっ…フフフ…まさか、私と此処までやり合える外来人が居るなんて…良い、凄く良いわ。アンタ、気に入ったわ。

 

ターレス:ソイツは光栄だねぇ…

 

幽香:そう言えば、アンタと一緒に紹介されてた奴もサイヤ人だったわね。彼もアンタみたいに強いのかしら?

 

ターレス:残念ながら、アイツの実力は俺には遠く及ばねぇよ。

 

幽香:あら、残念…

 

ターレス:だが、アイツも昔と比べれば大分マシになってる様でね。それに、俺達サイヤ人は戦えば戦う程強くなる種族だ。コレからもっと強くなる筈だ。今のまま行けば、或いは…

 

幽香:そう…もし強くなったら、是非手合わせして貰いたい物だわ。

 

ターレス:ま、一応伝えておこう。

 

幽香:宜しく。

 

ターレス:さて…此処まで楽しませて貰った礼をしなきゃな。貴様に、俺の取って置きの攻撃を見せてやるよ。

 

幽香:フフ…私達、何処までも気が合うわね。私も同じ事を言おうとしたの所なのよ。

 

ターレス:そうか…じゃあ、もう言葉は要らねぇよな?

 

幽香:えぇ、そうね…

 

2人は、最高の一撃を放つ為に更に気を高め始めた

 

文:くっ…此処に居ても巻き込まれる可能性は大いにある…でも、私の中のジャーナリスト魂が逃げちゃ駄目だと言っている!

 

椛:ターレスさん…

 

それから少し時間が経ち、遂にその時が来ました。ターレスさんは右手を、幽香さんは閉じた日傘を真っ直ぐ前に突き出しています。そして…

 

ターレス:受けてみやがれ!

 

幽香:私の全力!味わいなさい!

 

ターレスさんの大技メテオバーストと、幽香さんの大技マスタースパークが同時に撃ち出され、ぶつかり合いました。数分間競り合った後大爆発が起き、2人はそれに飲み込まれてしまいました。爆発の余波は私達の所にもしっかりと届き、爆煙で何も見えなくなってしまいました

 

文:躱せなかった…いえ、躱さなかった…?

 

椛:一体どっちが…

 

爆煙が晴れるのを待ち、私達は2人の元に向かいました。其処には、傷だらけになり仰向けになって倒れている2人の姿がありました。文さんは幽香さんの、私はターレスさんの傍に駆け寄りました

 

文:幽香さん!

 

椛:ターレスさん!しっかり!

 

ターレス:くっ…今のは効いたぜ…

 

幽香:参ったわね…体が動かないわ…

 

文:何て無茶を…

 

椛:本当ですよ、全くもう…

 

ターレス:フン…俺もまだまだだな…

 

幽香:外来人だからとナメてたわ…

 

文:えっと…この場合、どちらが勝った事になるんですかね?

 

椛:恐らく、引き分けかと思われますが…

 

ターレス:だろうな…

 

幽香:認めるしか無いわね…

 

ターレス:だが、妙に清々しい気分だぜ…

 

幽香:えぇ、本当に…こんなに心踊る戦いはいつ以来だったかしら…

 

そう言う2人の顔は、とても晴れやかでした

 

幽香:悪かったわね…

 

ターレス:あん?

 

幽香:アンタを、この畑を荒らした犯人だと疑った事よ…素直に謝るわ。

 

文:あの幽香さんが…

 

椛:誰かに謝罪するなんて…

 

幽香:ま、そう言う反応になるわよね…

 

ターレス:気にしちゃいねぇよ。しかし、このザマじゃ犯人探しもままならねぇな…

 

幽香:そうね…

 

正邪:ハーッハッハッハッ!この時を待ってたぜ!

 

文:むっ…

 

椛:この声は…

 

笑いながら私達の前に姿を現したのは、天の邪鬼の鬼人正邪でした

 

幽香:アンタは…

 

ターレス:鬼人正邪…

 

正邪:良いザマだな!幻想郷最強レベルが形無しだなぁ!オイ!

 

ターレス:くっ…

 

幽香:コイツ…

 

椛:鬼人正邪、指名手配犯の貴方が此処に何の用ですか?

 

正邪:何、まんまと策略にハマった無様な大妖怪様を嘲笑いに来たのさ。

 

幽香:策略?

 

文:まんまとハマった?まさか、今回の事件を起こしたのは…

 

正邪:ま、此処まで言えば分かるよな…そうだ!この太陽の畑を荒らしたのは、この鬼人正邪様だ!

 

幽香:・・・

 

正邪:てめぇが怒って暴れれば、誰かが止めに来ててめぇと戦う筈…あわよくば、そのまま潰し合ってくれればと考えてたが…まさか、こんなに上手く事が運ぶとは思わなかったぜ?

 

私達は、得意満面の正邪を睨み付けました

 

正邪:そのザマじゃ、睨まれてもちっとも怖くねぇなぁ?ついでに、もうちょいいたぶっとくか…てめぇら!出番だぜ!

 

正邪の呼び掛けに答えるかの様に、私達の周りに幻想郷の住人達の姿を模した偽者達が次々と現れました

 

文:コレは…

 

椛:そう来ましたか…

 

ターレス:ちっ…こんな時に…

 

幽香:・・・

 

正邪:さぁ行け!てめぇら!其処に転がってるゴミ共を始末してやれ!

 

正邪の命令で、偽者達は倒れて動けないターレスさん達目掛けて一斉に飛び掛かりました。しかし…

 

椛&文:はあぁぁぁぁっ!

 

私達は、ターレスさん達に飛び掛かる偽者達を刀と風を使って吹き飛ばしました

 

椛:私達がそれを許すとでも?

 

文:残念ながら、そう甘くはありませんよ?

 

正邪:へっ…そう来なくちゃな…

 

激しい戦いで怪我をしてしまい、動けないターレスさん達を守る為、私達は正邪率いる偽者達との戦いに望みます

 




小悪魔:絵文字の文字化けにより、只でさえ駄文な作品が更に駄目になっていましたね。御指摘下さった方、有難うございました。

作者:今後はこんなことが無い様に気を付けます。

小悪魔:取り敢えず、作者はポッドに詰めて迫る彗星に投げときますね。

作者:や、止めろぉ!

小悪魔:だが断る!

作者:何もかも御終いだ…ファーハーハーハーハー!
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