誇り高き弱虫の幻想郷生活   作:パラリズム

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御待たせしました

最近コレしか言って無い…

紅魔館のクリスマスパーティー(前編)、始まります


第214話

クリスマス…それは、イエス・キリストの誕生を祝う祭である。その日、紅魔館でも親しい仲間達が一堂に介し、盛大なクリスマスパーティーが開かれていた。メンバーは、紅魔館メンバー(ラディッツ、フラン、パチュリー、レミリア、咲夜、美鈴、小悪魔)、鈴仙、はたて、ターレス、椛、ザーボン、小傘、華扇、紫、霊夢、魔理沙、幽々子、妖夢、アリス、にとり、妹紅、輝夜、文、チルノ、ルーミア、大妖精の計27名。多過ぎる?大丈夫、だって紅魔館だもの。人数が人数だけに、紅魔館内はとても賑わっていた。ある者は御馳走や美味な酒に舌鼓を打ち、ある者は友人と歓談し…と各々が自由にパーティーを楽しんでいる

 

ターレス:ったく…相変わらず騒がしい連中だ…

 

ラディッツ:まぁそう言うな。皆が楽しめてるなら、それで良いじゃねぇか。

 

ターレス:相変わらず甘い奴だ…

 

鈴仙:こう言う時くらい、難しい顔せずに楽しめば良いのに…

 

フラン:だよねぇ…

 

アリス:心に余裕が無い人は成功しないわよ?

 

ターレス:フン、余計な世話だ…

 

椛:口ではこう言ってますが、本心では結構楽しんでいる様ですよ。

 

文:本当に騒がしいのが嫌なら、ワザワザ来たりしませんよねぇ。

 

アリス:まぁ確かにね。

 

ラディッツ:相変わらず素直じゃねぇな。

 

ターレス:お前ら…

 

歓談中の彼等の所に、幽々子と妖夢、そして輝夜がやって来た

 

幽々子:ラディッツ君、今日の料理もとっても美味しいわ。

 

輝夜:また料理の腕を上げたみたいね。

 

ラディッツ:そりゃどうも。楽しんでるか?

 

幽々子:えぇ。

 

輝夜:招待してくれて、本当に感謝してるわ。

 

ラディッツ:そりゃ何よりだ。だが、まだ本命が出てねぇんだ。

 

幽々子:本命?

 

妖夢:今のままでも十分豪華だと思いますが…

 

ラディッツ:いや、クリスマスと言えばアレがねぇと締まらねぇだろ?

 

幽々子:あぁ、アレね。

 

妖夢:成る程…

 

ラディッツ:ま、楽しみにしててくれ。

 

其処に、咲夜が姿を現した

 

咲夜:ラディッツさん、御歓談の所スミマセンが…

 

ラディッツ:おう、どうした?

 

咲夜:例のアレの準備が出来ましたので、キッチンへ御願いします。

 

ラディッツ:あぁ、分かった。じゃあ、俺はアレを仕上げて来るからよ。お前達は、のんびり楽しんでてくれ。

 

そう言った後、ラディッツと咲夜はキッチンへと移動した

 

フラン:御兄ちゃんも、こんな時くらいのんびり休めば良いのになぁ…

 

鈴仙:ですよねぇ…

 

ターレス:好きでやってんだ、やらせとけ。

 

フラン:むぅ…

 

一方で、一心不乱に御馳走を食べ続けている者が居て…

 

霊夢:ムグ…ムグ…

 

魔理沙:お前、さっきからずっと食べ続けてるが、大丈夫なのか?色々と…

 

霊夢:こんな御馳走、タダで食べれる機会なんて滅多に無いわ。食べれる時に食べとかなきゃ損するわ。

 

魔理沙:お、おう…

 

華扇:霊夢!その醜態は何ですか!口の周りがベタベタじゃないですか!あぁ、はしたない!

 

霊夢:うっさいわね!此方は最近生活が苦しくて、毎日三食野草を食べて生活してたのよ!こんな時くらい贅沢したって良いじゃない!

 

華扇:毎日三食野草って…

 

ザーボン:それは流石に厳しいのでは…

 

小傘:と言うか、良く生きてましたね…

 

霊夢:気合いで何とか!

 

ザーボン:気合いですか…

 

華扇:コレが博麗の巫女だなんて…嘆かわしい…

 

霊夢:うっさいわね。同情するなら賽銭、若しくは食糧を持って来なさいよ。

 

華扇:貴方って人は…ちょっと其処に座りなさい!話があります!

 

霊夢:だが断る!

 

華扇:霊夢!

 

小傘:うーん…こうして見ると、仙人様って巫女さんの御母さんみたいだなぁ…

 

華扇:えっ…私って、そんな風に見える?

 

小傘:はい。

 

華扇:御母さんかぁ…(ショボン)

 

霊夢:こんな口煩い母親、此方から御断りよ!

 

華扇:ちょっ…私は貴方の事を思って…

 

霊夢:それが余計な御世話だって言ってんのよ!

 

魔理沙:まぁまぁ…折角のパーティーなんだし、楽しもうぜ?なぁ?

 

霊夢:フン!

 

華扇:・・・

 

小傘:えっと…もしかしなくても、わちき地雷踏みましたかね?

 

ザーボン:ハハハ…

 

そして、そんな彼女達を眺めながら笑みを浮かべている者達が居て…

 

美鈴:皆さん、とても楽しんで居られる様ですね。

 

レミリア:そうね、企画した甲斐があったわ。

 

にとり:いやぁ、まさか私達まで誘ってくれるとは思わなかったよ。

 

大妖精:吸血鬼に天狗に河童…今更ながら、私達は場違いな気がするんですが…

 

レミリア:種族が違うからって遠慮は要らないわ。ゆっくり楽しんで行きなさい。

 

大妖精:は、はい…

 

パチュリー:ぶっちゃけると、最初は紅魔館のメンバーだけでパーティーしようって話してたのよ。

 

ルーミア:そーなのか?

 

チルノ:なら、何であたい達を集めたのさ?

 

パチュリー:フランが、「どうせなら仲良くしてる皆を招待しよう」って言い出したんだったわよね?

 

小悪魔:はい、そうです。

 

大妖精:フランさんが…

 

美鈴:そしたら、ラディッツさんもそれに賛同しまして…で、いつの間にかこんなに盛大になった訳です。

 

はたて:成る程ね…正直驚いたよ。「クリスマスパーティーするから、もし良かったらお前も参加してくれ」ってラディッツから連絡があった時は…

 

妹紅:アイツの誘いだしと思って来てみれば、まぁ見慣れた顔が勢揃いしてると来たもんだ。

 

はたて:ま、良いんじゃない?楽しければさ?

 

チルノ:だな!

 

レミリア達は、ふとフランの方に目を向けた。其処には、食事をしながら友人達と楽しそうに戯れている彼女の姿があった

 

レミリア:あぁ…フランがあんなに沢山の友達に囲まれて…

 

レミリアは、熱くなった目頭を指で抑えている

 

レミリア:ゴメンなさい、格好悪い所を見せたわね。

 

はたて:いやいや、良いって。

 

美鈴:妹様、良く笑う様になりましたね。

 

小悪魔:少し前とは大違いですもんね。

 

パチュリー:そうね…

 

レミリア:貴方達にも、この場を借りて御礼を言わせて貰うわ。フランと仲良くしてくれて、本当に有難う。

 

にとり:どうしたんだ?そんなに改まって…

 

チルノ:あたい達は、やりたい様にやってるだけだよ。御礼なんて要らないってば。

 

ルーミア:そーなのだー!

 

大妖精:そして、それはコレからも変わりませんよ。

 

レミリア:有難う…

 

妹紅:こう言う時にいつも思うんだが…私達がこうして居られるのも、全部アイツが来てくれたからなんだよな…

 

レミリア:えぇ、本当にそうね。

 

はたて:毎度思うけど…彼と出会わせてくれた隙間妖怪には、本当に感謝しなきゃだね。

 

美鈴:はい。

 

パチュリー:そう言えば、その隙間妖怪は何処よ?さっきから姿が見えない様だけど…

 

はたて:アレ?そう言えば…

 

妹紅:あの女が神出鬼没なのはいつもの事だが…全く、何処に行ったんだか…

 

それぞれが楽しく歓談している丁度その頃、紅魔館のキッチンでは…

 

ラディッツ:時間が掛かっちまったが、何とか出来たな。

 

咲夜:えぇ。この出来なら、御嬢様方も皆さんも御喜びになるでしょう。

 

ラディッツ:あぁ。しかし、思ったよりデカくなっちまったな…

 

咲夜:少々気合いを入れ過ぎてしまいましたかね…気を付けて運ばなくては、会場に着く前に倒れてしまいそうですね…

 

ラディッツ:さて、どうするか…

 

紫:御困りの様ね?

 

ラディッツ:うぉっ!?

 

咲夜:キャッ!

 

キッチンで何か相談する2人の背後に、隙間妖怪の紫がいきなり姿を現した

 

咲夜:隙間妖怪…貴方、いつの間に…

 

紫:ついさっきよ。

 

ラディッツ:相変わらず、気配も無くひょっこり現れやがって…

 

紫:ゴメンなさいね。そんな事より…それ、会場に運ぶんでしょ?私で良ければ、手を貸しましょうか?

 

ラディッツ:それは有難いが、良いのか?

 

紫:パーティーに招待してくれた御礼よ。

 

ラディッツ:スマンな…

 

紫:気にしないで。それじゃ、私の隙間にそれを入れて頂戴。

 

咲夜:・・・

 

紫:そんなに警戒しなくても大丈夫よ、ちゃんと運んであげるから。

 

ラディッツ:咲夜、行くぞ。皆を待たせちゃ悪いからな。

 

咲夜:分かりました。

 

2人は、出来上がったそれを紫の隙間にゆっくりと入れ、皆が待つ会場へと移動した

 




玄武の沢に遊びに行ったメンバーに、アリスと美鈴、小悪魔、3バ…いや、大妖精、チルノ、ルーミアを加えただけです

正直大分ワチャワチャしてます(笑)
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