誇り高き弱虫の幻想郷生活   作:パラリズム

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第22話

紅魔館地下、大図書館

 

???:では、いつもの薬は此処に置いておきますね。

 

パチュリー:えぇ、そうして頂戴。

 

小悪魔:いつも有難うございます

 

???:いえいえ、コレも私の仕事ですから。

 

ラディッツ:パチュリー、入るぞ。(大図書館に入室)

 

小悪魔:あ、ラディッツ様

 

パチュリー:珍しいわね、貴方が此処に来るなんて。どうかしたの?

 

ラディッツ:何、お前に話があってな。

 

パチュリー:私に?

 

ラディッツ:あぁ。

 

???:えっと…此方の、見るからに逞しい殿方はどちら様ですか?

 

ラディッツ:あん?兎…か?

 

小悪魔:この方はですね…

 

パチュリー:紹介するわ。彼は、数日前にこの紅魔館の新しい家族として迎え入れられた…

 

ラディッツ:ラディッツだ。一応聞くが…この女は、レミリアが言ってた永遠亭の従者って奴か?

 

パチュリー:そうよ。聞いて来たなら、話が早くて助かるわ。この兎耳の子は…

 

鈴仙:初めまして私、永遠亭の使いとして来ました、鈴仙・優曇華院・イナバと言います宜しく御願いしますね、格好良い御兄さん

 

ラディッツ:あぁ、宜しくな。しかし、凄い名前だな…

 

鈴仙:アハハ、よく言われます。

 

小悪魔:時にラディッツ様、パチュリー様に何やら御話があるとか仰ってましたけど…

 

ラディッツ:あぁ、そうだった。実は、お前の病気の事でちょっとな…

 

パチュリー:・・・(ピクッ)

 

ラディッツ:レミリアの奴に、お前の病気を治す手伝いをしてやってくれと頼まれてな。

 

小悪魔:あぁ、その事でしたか…

 

パチュリー:出て行って…

 

ラディッツ:あん?

 

パチュリー:大方、レミィに私を説得する様に頼まれて来たんでしょ?だけど、そう言う話は聞き飽きてるの。大きな御世話って奴よ。

 

ラディッツ:・・・

 

パチュリー:彼女から話を聞いたのなら、私がどう言う反応をするのか分かってる筈よ。コレは、私1人の問題…幾らあの子達でも、入って来て欲しくない事なの。

 

小悪魔:パチュリー様…

 

パチュリー:レミィに伝えて頂戴。金輪際、私の前でこの話は禁止だって。さぁ、読書の邪魔だからさっさと出て行って…

 

ラディッツ:どうやら、俺はお前を過大評価していた様だな。

 

パチュリー:…は?

 

ラディッツ:お前は、態度こそ冷たい様に見えるが、仲間想いで賢い奴だと思ってたよ。だが、今ので分かった。お前は、救い様のねぇバカだ。

 

パチュリー:何ですって?

 

ラディッツ:何度でも言ってやる。お前は、レミリア達の…家族の想いにすら耳を傾けようとせず、自分の殻に閉じ籠もってるバカな奴だよ。

 

パチュリー:レミィ達の想い?

 

ラディッツ:レミリアが言ってたんだ。もうコレ以上、お前が病気で苦しんでる姿は見たくないってな。そして、コレは自分だけじゃなく、他の皆も同じ様に思ってるとな。

 

パチュリー:・・・

 

ラディッツ:フランの時も言ったと思うが…お前らが羨ましいよ。どれだけ冷たくあしらわれようと、あんなに想ってくれる連中が傍に居るんだからな。それをお前は…

 

パチュリー:…だって…

 

 

ラディッツ:ん?

 

パチュリー:私だって、今まで何もして来なかった訳じゃないのよ!病気を治す為に色々調べて、ありとあらゆる手を尽くした!でも…駄目だった…私だけの力じゃ…(俯く)

 

小悪魔:これが、パチュリー様の本音…こんな事、今まで一度も無かった…

 

鈴仙:・・・

 

ラディッツ:1人でやれる事なんて、たかが知れてるだろう。何で家族に一言も相談せず、1人で背負い込んでたんだ?

 

パチュリー:家族だからって、こんな事頼むなんて迷惑な筈…そう思って…

 

ラディッツ:お前なりに、アイツらの事を考えてた訳か…だが、それで余計に苦しんでちゃ世話ねぇな。

 

パチュリー:・・・

 

ラディッツ:家族なんだから、迷惑くらいかけても良いだろ。見知らぬ他人って訳でもねぇだろうに…

 

パチュリー:・・・

 

ラディッツ:家族にすら、助けての一言も言えんとは…やはり、お前はバカな奴だよ。

 

パチュリー:・・・

 

ラディッツ:やれやれ…パチュリー、ちょっと歯ぁ食いしばれ!(パチュリーの眼前で、拳を寸止めする)

 

パチュリー:…えっ?

 

ラディッツ:何てな。今ので、お前がたった1人で籠ってた固い殻を砕いてやったぜ。驚かせてスマンな。(拳を納める)

 

パチュリー:・・・

 

ラディッツ:苦しみを1人で抱え込むな。家族にくらい、弱い所見せてやれよ。助けを求めたって良いじゃねぇか。それが恥だって笑う奴が居たら、俺がソイツの顔をブン殴ってやるよ。

 

パチュリー:・・・

 

ラディッツ:まぁとにかくだ…アイツらの気持ちも、少しくらいは考えてやってくれ。皆、お前が元気になる事を望んでるんだって事をな。勿論、俺もな。

 

パチュリー:・・・

 

ラディッツ:ふぅ…ガラにも無く、偉そうな事を言っちまったな。だが、一応言うだけの事は言わせて貰った。もう出て行くよ。

 

パチュリー:・・・

 

ラディッツ:お前の本音が聞けて良かったぜ。読書の邪魔をして悪かったな。この後どうするかは、お前次第だ。(退室)

 

パチュリー:・・・

 

鈴仙:か、格好良い…

 

小悪魔:確かに、コレはなかなか…




永遠亭編と言うか、コレもう別物じゃないかと…

鈴仙(うどんげ)を彼に惚れさせたかったのに、気付けばすっかりパチュリー回だコレェ…

ラディッツもパチュリーも、キャラが違い過ぎて違和感ありまくり

しかも、文才無さすぎてメチャクチャ…

ちょっとデデーンされて来ます!

10時過ぎに、幾つかの台詞の間違いを訂正、加筆しました
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