誇り高き弱虫の幻想郷生活   作:パラリズム

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ゆっくりしてってね


第228話

地底を襲撃したスラッグ一味との戦いは、美鈴がゼエウンを、フランがドロダボを、妹紅がアンギラを撃破した事で優勢に働いていた。鴉天狗のはたては、現在メダマッチャと戦闘中。トリッキーな攻撃で応戦するメダマッチャに対し、彼女は大苦戦中…

 

メダマッチャ:オラオラ!どうしたどうした!逃げてるだけじゃ勝てねぇぜ!

 

はたて:コイツ…調子に乗んな!

 

はたての放った蹴りは、メダマッチャに軽々と躱されてしまう

 

はたて:くっ…

 

メダマッチャ:ケケケッ!どうやら、てめぇは奴等の中じゃ雑魚中の雑魚だったらしいな。コイツはラッキーだったぜ。

 

はたて:・・・

 

メダマッチャ:気を感じねぇって事は、どうやらドロダボもアンギラもやられちまったらしいな…偉そうにしてた癖に情けねぇ奴等だぜ。

 

はたて:なら、次はアンタの番だよ。此処はアンタの居場所じゃ無いんだ、早く帰りなよ。

 

メダマッチャ:ケケッ!やなこった!どうしても俺をあの世に帰してぇなら、力ずくでやってみな!それが出来ればの話だがな!

 

メダマッチャは、自分の体から自分そっくりの小型の分身を作り出し、それをはたてに向かわせた

 

はたて:何コレ!キモッ!寄るな!

 

嫌悪感を抱いたはたては、自前の携帯電話型カメラを巧みに操り、襲い来る小型のメダマッチャ達を消していく

 

メダマッチャ:俺のコメダマッチャを消し飛ばすたぁ、面白ぇもんを持ってる様だな。何だそりゃ?

 

はたて:何だって良いでしょ?アンタには関係無いし。

 

メダマッチャ:ケケッ!可愛いげのねぇ奴だ。大人しく俺達に従えば、命だけは見逃してやっても良かったんだぜ?

 

はたて:アンタみたいなのに可愛いとか思われたく無いわ。てか、アンタ等みたいなキモいの、生理的に受け付けないし。

 

メダマッチャ:嫌われちまったもんだな…まぁ良い…てめぇのその口、永遠に封じてやるぜ!

 

メダマッチャは、さっきの数倍の数のコメダマッチャを出現させ、それをはたてに向かわせた

 

はたて:多っ!

 

はたては、再びカメラでコメダマッチャ達を消していくが、全ては捌ききれずに何体かに組み付かれてしまう

 

メダマッチャ:ケケケッ!捕まえたぜ!そして、もう逃がさねぇぞ!さぁ、ソイツの力を全部吸い取っちまえ!

 

コメダマッチャ達に組み付かれたはたては、全身の力を吸われ始めて膝を着いた

 

はたて:何なの…コレ…

 

メダマッチャ:ケケケッ!抵抗虚しくってな!ソイツ等は、てめぇに残された生命エネルギーを全て吸い尽くすぜ!そして、吸い取った力はそのまま俺のエネルギーになるんだ!さぁ、干からびてカラッカラのミイラになっちまいな!

 

はたて:…やれやれ、しょうがないか…はぁっ!

 

勝利を確信したメダマッチャだったが、その直後にコメダマッチャ達が次々と爆散し始めた

 

メダマッチャ:な、何だぁ?

 

はたての体からは、うっすらと白いオーラが溢れている

 

はたて:ふぅ…多分、エネルギーを吸収出来る限界量を超えたって事じゃない?

 

軽くフラ付きつつも、はたては立ち上がった

 

メダマッチャ:て、てめぇ!大した実力は無かったんじゃ…

 

はたて:それは、アンタが勝手に決めただけでしょ?私だって、コレでも一応山の鴉天狗やってるんだ。それに…コレから先も彼等と一緒に戦ってくつもりなら、半端な実力じゃ居られないんだよ。

 

メダマッチャ:ちっ…

 

はたて:さてと…御世話になった御返しはしなくちゃね。

 

メダマッチャ:雑魚が…良い気になるなよ!ケケーッ!

 

はたてに襲い掛かるメダマッチャだったが、はたてはそれを最低限の動きで回避した。そして、気を乗せた拳をメダマッチャの腹に叩き込んだ

 

メダマッチャ:ぐっ…はぁっ!

 

腹に一撃叩き込まれたメダマッチャは、口から空気と唾液を吐き出しながら吹き飛んだ

 

はたて:先に逝った奴等に宜しくね。

 

はたては、空中に居るメダマッチャに光線を放ち、彼の体を完全に消滅させた

 

はたて:くっ…マズッたわ…ちょっと力吸われちゃった…

 

フラン:おーい!

 

はたて:えっ?

 

一息吐いたはたての元に、先に戦いを終えたフランと妹紅がやって来た

 

はたて:2人共、元気そうだね。

 

フラン:まぁね。私に掛かれば、あんな奴楽勝だったよ。

 

妹紅:此方も何とかなったが…其方は辛そうだな?

 

はたて:いやぁ…アハハ…

 

フラン:さ、私達も御兄ちゃん達を追わなきゃ。

 

妹紅:あぁ、いつまでも待たせちゃ悪いしな。

 

はたて:だね。

 

さとり:そうはさせませんよ。

 

はたて:へっ?

 

ラディッツ達を追い掛ける為に立ち上がった3人だったが、そんな彼女達の前に立ち塞がったのは、先に登場した正気を失った3人の女性と、同じく正気を失ったピンク色の髪の少女だった

 

さとり:突然ですが、貴方達をスラッグ様の元に連れて行きます。御覚悟を…

 

フラン達3人は、一瞬の隙を突かれ…そして…




部下達は全員倒しましたが、次々に手に落ちた地底のメンバー達…そして、魔の手はフラン達にも…?
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