地底を襲撃したスラッグ一味との戦いは、美鈴がゼエウンを、フランがドロダボを、妹紅がアンギラを撃破した事で優勢に働いていた。鴉天狗のはたては、現在メダマッチャと戦闘中。トリッキーな攻撃で応戦するメダマッチャに対し、彼女は大苦戦中…
メダマッチャ:オラオラ!どうしたどうした!逃げてるだけじゃ勝てねぇぜ!
はたて:コイツ…調子に乗んな!
はたての放った蹴りは、メダマッチャに軽々と躱されてしまう
はたて:くっ…
メダマッチャ:ケケケッ!どうやら、てめぇは奴等の中じゃ雑魚中の雑魚だったらしいな。コイツはラッキーだったぜ。
はたて:・・・
メダマッチャ:気を感じねぇって事は、どうやらドロダボもアンギラもやられちまったらしいな…偉そうにしてた癖に情けねぇ奴等だぜ。
はたて:なら、次はアンタの番だよ。此処はアンタの居場所じゃ無いんだ、早く帰りなよ。
メダマッチャ:ケケッ!やなこった!どうしても俺をあの世に帰してぇなら、力ずくでやってみな!それが出来ればの話だがな!
メダマッチャは、自分の体から自分そっくりの小型の分身を作り出し、それをはたてに向かわせた
はたて:何コレ!キモッ!寄るな!
嫌悪感を抱いたはたては、自前の携帯電話型カメラを巧みに操り、襲い来る小型のメダマッチャ達を消していく
メダマッチャ:俺のコメダマッチャを消し飛ばすたぁ、面白ぇもんを持ってる様だな。何だそりゃ?
はたて:何だって良いでしょ?アンタには関係無いし。
メダマッチャ:ケケッ!可愛いげのねぇ奴だ。大人しく俺達に従えば、命だけは見逃してやっても良かったんだぜ?
はたて:アンタみたいなのに可愛いとか思われたく無いわ。てか、アンタ等みたいなキモいの、生理的に受け付けないし。
メダマッチャ:嫌われちまったもんだな…まぁ良い…てめぇのその口、永遠に封じてやるぜ!
メダマッチャは、さっきの数倍の数のコメダマッチャを出現させ、それをはたてに向かわせた
はたて:多っ!
はたては、再びカメラでコメダマッチャ達を消していくが、全ては捌ききれずに何体かに組み付かれてしまう
メダマッチャ:ケケケッ!捕まえたぜ!そして、もう逃がさねぇぞ!さぁ、ソイツの力を全部吸い取っちまえ!
コメダマッチャ達に組み付かれたはたては、全身の力を吸われ始めて膝を着いた
はたて:何なの…コレ…
メダマッチャ:ケケケッ!抵抗虚しくってな!ソイツ等は、てめぇに残された生命エネルギーを全て吸い尽くすぜ!そして、吸い取った力はそのまま俺のエネルギーになるんだ!さぁ、干からびてカラッカラのミイラになっちまいな!
はたて:…やれやれ、しょうがないか…はぁっ!
勝利を確信したメダマッチャだったが、その直後にコメダマッチャ達が次々と爆散し始めた
メダマッチャ:な、何だぁ?
はたての体からは、うっすらと白いオーラが溢れている
はたて:ふぅ…多分、エネルギーを吸収出来る限界量を超えたって事じゃない?
軽くフラ付きつつも、はたては立ち上がった
メダマッチャ:て、てめぇ!大した実力は無かったんじゃ…
はたて:それは、アンタが勝手に決めただけでしょ?私だって、コレでも一応山の鴉天狗やってるんだ。それに…コレから先も彼等と一緒に戦ってくつもりなら、半端な実力じゃ居られないんだよ。
メダマッチャ:ちっ…
はたて:さてと…御世話になった御返しはしなくちゃね。
メダマッチャ:雑魚が…良い気になるなよ!ケケーッ!
はたてに襲い掛かるメダマッチャだったが、はたてはそれを最低限の動きで回避した。そして、気を乗せた拳をメダマッチャの腹に叩き込んだ
メダマッチャ:ぐっ…はぁっ!
腹に一撃叩き込まれたメダマッチャは、口から空気と唾液を吐き出しながら吹き飛んだ
はたて:先に逝った奴等に宜しくね。
はたては、空中に居るメダマッチャに光線を放ち、彼の体を完全に消滅させた
はたて:くっ…マズッたわ…ちょっと力吸われちゃった…
フラン:おーい!
はたて:えっ?
一息吐いたはたての元に、先に戦いを終えたフランと妹紅がやって来た
はたて:2人共、元気そうだね。
フラン:まぁね。私に掛かれば、あんな奴楽勝だったよ。
妹紅:此方も何とかなったが…其方は辛そうだな?
はたて:いやぁ…アハハ…
フラン:さ、私達も御兄ちゃん達を追わなきゃ。
妹紅:あぁ、いつまでも待たせちゃ悪いしな。
はたて:だね。
さとり:そうはさせませんよ。
はたて:へっ?
ラディッツ達を追い掛ける為に立ち上がった3人だったが、そんな彼女達の前に立ち塞がったのは、先に登場した正気を失った3人の女性と、同じく正気を失ったピンク色の髪の少女だった
さとり:突然ですが、貴方達をスラッグ様の元に連れて行きます。御覚悟を…
フラン達3人は、一瞬の隙を突かれ…そして…
部下達は全員倒しましたが、次々に手に落ちた地底のメンバー達…そして、魔の手はフラン達にも…?