とは言え、今回はちょっと短めです
敵の魔術に掛かっていたさとり、キスメ、ヤマメ、パルスィはこいしや燐、美鈴達の手で正気を取り戻した。一方、此方はスラッグと戦うラディッツ達…暴走状態のフランの凄まじい攻撃は、一時スラッグを圧倒していた物の、すぐに劣勢になってしまっていた…と言うのも、その状態のフランには致命的な弱点があり…
フラン:ウゥ…ハァ…ハァ…
スラッグ:ククク…どうしてそうなったかは知らんが、貴様は中々の戦闘力を持っている様だ。だが、今の貴様には致命的な弱点がある。
フラン:アァァァァッ!
尚もスラッグに殴り掛かるフランだったが、スラッグは涼しい顔をして彼女の拳を受け止めた
スラッグ:その状態の貴様は、力の制御がまるでなっていない。更に、気が溢れているせいで体力の消費が激しい。そんな戦い方では、この俺様は倒せんぞ。
フラン:ウゥ…
スラッグ:効果的な攻撃の手本を見せてやるとしよう…その体にな!
スラッグは、フランの顔や体を連続で殴り付け始める。叫び続け、抵抗しようとするフランだったが、スラッグは苦にもせずに攻撃を続けた。少し後、暴走状態は解除された物の、ボロボロになってスラッグに掴み上げられたフランの姿があった
ラディッツ:フラン!
フラン:御兄ちゃん…皆…
スラッグ:他愛無いな、所詮はゴミか…ホラ、大事な妹は返してやるぞ。
スラッグは、フランをラディッツに向けて力一杯投げ付けた。ラディッツは、彼女の体をしっかりと受け止めた
ラディッツ:フラン!しっかりしろ!フラン!
フラン:御兄ちゃん…ゴメン…やられちゃった…
ラディッツ:良く戦ったぞ。流石は俺の妹だ。後は俺がやるから、コイツを食って少し休んでろ。
フラン:うん…
ラディッツは、仙豆を1粒フランに食べさせ、少し後ろに下げる
ラディッツ:スラッグ。妹を傷付けた貴様だけは、絶対に許さんぞ…
スラッグ:フン、戦闘しか能の無い猿に情愛の感情があるとは…しかも、その戦闘力すらもゴミレベルとは…滑稽だな。
ラディッツ:フン…
スラッグ:ゴミには生きる資格も無い!死ねぇ!
スラッグは、ラディッツの顔面に殴り掛かった。しかし、ラディッツは表情を変えずにその拳を受け止めた
スラッグ:ムッ…
ラディッツ:俺だって、この世界に来てから遊んでばかり居た訳じゃねぇんだ!ハアァァァァッ!
ラディッツの体から金色のオーラが溢れ出し、スラッグの拳を握り潰した
スラッグ:ぐあぁぁぁぁっ!
ラディッツ:サイヤ人をナメるなよ!このゴミ野郎が!
フラン:御兄ちゃん?
はたて:こ、今度はラディッツが…
妹紅:けど、フランと違って意識はあるみたいだぞ。見た目の変化も、金色のオーラが出てるくらいだし…
ターレス:ほぅ…
椛:どうかしましたか?
ターレス:ラディッツの戦闘力が、今までの比じゃねぇ程爆発的に跳ね上がりやがった…修行してたってのも、出鱈目じゃねぇらしいな…
椛:・・・
スラッグ:お、おのれ…このスラッグ様が、一度ならず二度までも下等な猿に負ける事等許されん!許されんのだ!
ラディッツ:・・・
スラッグ:仕方無い…貴様等如きに奥の手を使う事になるとは思わなかったが…
ラディッツ:奥の手だと?
スラッグ:そうだ…この姿になってしまったら、貴様等は今度こそ御終いだ…俺を本気にさせた事、後悔させてやる!ハアァァァ…
全身に力を溜めるスラッグ。次の瞬間、彼の体が見る見る内に巨大化し始めた。その大きさは、周りの建物とは比べ物にならない程で、戦闘力も数倍に跳ね上がりつつあった…
はたて:う、嘘…
妹紅:おいおい…マジもんの化け物かよ…
椛:ターレスさん…
ターレス:分かってる…どうやら、コレからが本番みたいだぜ…
ラディッツ:・・・
次回、遂に始まるスラッグとの最終決戦
地底の住人達をも巻き込んだ大激戦、果たして勝者は…