巨大化したスラッグとの激闘は、地底の面々もほぼ全員参戦しての大乱戦になった。それでも尚、スラッグの攻撃の勢いは止む事が無く、寧ろ更に激しくなっていた。その強さの前に、次々と倒されて行き…
美鈴:くっ…何て強さ…
フラン:私達、結構攻撃当ててる筈なのに…
はたて:勢いが衰える気配が無い…
妹紅:本当の化け物だな…
椛:くっ…
勇儀:こりゃ、今まで戦って来た奴等とは比べ物にならないくらい骨太な相手だねぇ…安っぽい酒よりも楽しめそうだよ。
スラッグ:フン…貴様等も、俺には及ばずとも中々やる様だな。それだけに惜しいぞ。一応、最後にもう一度聞いておこう。この俺の忠実な部下になり、共に世界を手中に収めるか、それとも死ぬか…今からでも忠誠を誓うならば、ソイツだけは命を助けてやるぞ?
フラン:嫌だ!
妹紅:寝言が好きな奴だな。
美鈴:何度誘われようと、私の意思は変わりません。貴方の様な外道の下につくくらいなら、死んだ方がマシです。
はたて:そ、そうだそうだ!
椛:私は、既にターレスさんに忠誠を誓った身…それはコレからも変わりません。
勇儀:悪いが、私も含め地底の連中は誰の下にもついたりしないよ。アンタみたいな奴なら尚更だ。
燐:人様の居場所を散々荒らしといて、今更何言ってるんだ!
空:さとり様達の痛み、数倍返しで味わわせてあげるよ!
スラッグ:所詮は身の程知らずのゴミばかりか…ならば、もう誘わん!全員纏めて消え去れ!
スラッグは、口を大きく開いて其処から極太の光線を撃ち出した。フランや妹紅達も、各々気弾や光線を放って抵抗しようとするが、スラッグの光線に全て掻き消されてしまった。被害を受けない様に離れた場所から見ていた古明地姉妹と、未だに説得(言い争い)を続けていたラディッツとターレス以外の全員がその光線に飲み込まれてしまった…
美鈴:妹様…大丈夫ですか?
美鈴はフランを守り、彼女の分も余計にダメージを受けている
フラン:美鈴!美鈴!
妹紅:クソッ…
はたて:あーうー…
椛:も、もう…体力が…
ヤマメ:き、効いたぁ…
キスメ:うぅ…
パルスィ:この凄まじいパワー…妬ましい…
燐:さとり様…こいし様…
空:ゴメン…なさい…
勇儀:参ったね…こんな奴が外に居たとは…世界は広いねぇ…
傷付き、次々とその場に倒れ込むメンバー達
こいし:あぁ…皆が…
さとり:いけません…コレは非常にマズい状況ですね…
一方、サイヤ人コンビは…
ラディッツ:ターレス!さっさとしろ!本当にアイツ等全員殺されちまうぞ!
ターレス:くっ…
ラディッツ:このままじゃ、守れた筈の奴等を全員失っちまう!そうなってからじゃ遅いんだぞ!
ターレス:…はぁ…
ラディッツ:ターレス?
ターレス:…だけだ…
ラディッツ:あん?
ターレス:奴等が死んじゃ、此方の立場が無くなっちまう。今回だけは、お前の案に乗ってやる。
ラディッツ:おぉ、決意してくれたか。
ターレス:もう一度言う、今回だけだからな?
ラディッツ:あぁ、分かってるよ。
ターレス:はぁ…アレを寄越せ!早く!
ラディッツ:あぁ。
ラディッツは、懐に仕舞っていたメタモリング(にとり作)を2つ取り出し、片方をターレスに投げ渡した
ターレス:ちっ…アレをやらなきゃならんのか…
2人のサイヤ人は、それぞれがリングを装着し、少し離れて横に並んだ。すぐにリングのレンズが光輝き始めた…
スラッグ:あん?何だ?
ラディッツ:行くぞ!
ターレス:ったく…
2人:フュー…ジョン!はっ!
にとりに教わったフュージョンのポーズを、見事に決めたサイヤ人2人。そして、2人は光に包まれた
スラッグ:何がしたいのかは知らんが、そうはさせんぞ!
スラッグの巨大な拳がサイヤ人2人に迫る
フラン:御兄ちゃん!
椛:ターレスさん!
スラッグの拳は、彼等をしっかりと捉えた様に見えた。しかし、それは難無く受け止められていた。1人の戦士の手によって…
???:ふぅ…何とか間に合った様だな…
光が消えた所に居たのは、ラディッツの髪型とターレスの容姿を合わせた男だった。彼は、スラッグの拳を人差し指1本で受け止めながら余裕の笑みを浮かべている
スラッグ:指1本で俺の攻撃を止めただと?貴様、一体何者だ?あのサイヤ人共なのか?
???:俺が何者かだと?フム…ラディッツとターレスを合わせて、タッツとでも名付けるか…
スラッグ:タッツだと?
タッツ:そうだ。覚えておけ、俺は貴様を倒す者だ。
スラッグ:あん?
ラディッツとターレスが合体して生まれた新たな戦士タッツ…彼の実力はどれ程の物なのだろうか…
因みに、ラディッツとターレスのフュージョン戦士タッツと言うのは、ドラゴンボールフュージョンズと言うゲームが元ネタです
勿論公式ですよ
詳しくはフュージョンズ、タッツで検索すれば…多分…