グダグダと長くなりましたが、良かったらどうぞ
ラディッツとターレスがフュージョンして誕生した超戦士タッツ。彼は、脅威的な戦闘力を以てスラッグを一方的に叩きのめした。しかし、後少しと言う所でにとりの発明したリングがその力に耐え切れず、フュージョンが解けてしまった。一転して窮地に追い込まれる一行だったが、其処で再び地底の面々が立ち上がった。自分達の居場所を守る為、スラッグとの最後の戦いが始まった…
勇儀:久々に真面目にやるとするかねぇ…
勇儀は盃に酒を注ぎ、それを一気に飲み始めた
スラッグ:フン、死ぬ前に一杯か?それくらいは待ってやるぞ?
勇儀:その甘さ、すぐに後悔する事になるよ…
スラッグ:何?
勇儀:ハアァァァァッ!
飲み干したその瞬間から、勇儀の戦闘力がグングン上昇し始める
スラッグ:ぬ、ぬぉっ!?
勇儀:力が高まる…溢れる…
スラッグ:こ、この力は…
勇儀:気を付けなよ?こうなっちまったら、前程優しく無いからね?
スラッグ:くっ…ほざけぇっ!
スラッグの巨大な拳が勇儀に迫るが、勇儀はそれに自分の拳を真っ直ぐぶつけた。その衝撃がスラッグの腕から全身に伝わり、彼を吹き飛ばした
スラッグ:こ、この重い一撃は何だ?何とか体勢を…むっ…コレは…
体勢を立て直そうとしたスラッグだったが、その足は動かなかった。何故なら、足に幾多の蜘蛛の糸が絡まっていたからだ
ヤマメ:図体がデカい分、足元が御留守になってたみたいだね。
スラッグ:こんな物で…
スラッグは、力ずくで糸を引き千切ろうと足掻くも、まるで効果が無く…
ヤマメ:残念、それは特別製でね。その強度は、不死身人間や鴉天狗を絡め取ってた奴の数十倍。簡単には取れやしないよ。
スラッグ:くっ…
ヤマメ:さぁ!皆!今だよ!
動けないスラッグに対して、地底の面々の容赦無い攻撃が開始される。キスメ、パルスィ、燐の気弾が次々と降り注ぐ
スラッグ:ぬおぉぉっ!
空:よーし!私も良い所見せなくちゃ!
空は、制御棒を外してスラッグの眼前に移動した。そして、エネルギーを溜め始め…
空:核のパワーを相手の顔面にシュートォ!
スラッグ:ぶふぉっ!?
スラッグは、顔面に放たれた強烈な一撃で倒れ込んだ
空:超!エキサイティング!
燐:空気を読め!真面目にやれ!
空:ウルトラシュワット!?
何故かはっちゃける空に燐のツッコミ(と言う名の飛び蹴り)が放たれた
スラッグ:貴様等…
スラッグは、尚も起き上がろうとする
勇儀:まだそんな元気があるのかい?なら、もっと遊んで貰おうかねぇ…
立ち上がろうとしたスラッグの眼前に、今度は勇儀がやって来た。そして、スラッグの腹に気を高めた重い拳を減り込ませた
スラッグ:ぐはっ!
勇儀:ハアァァッ…オラオラオラオラオラオラァッ!
間髪入れず、スラッグに無数の拳を叩き込んだ。その衝撃で地面がヒビ割れ、スラッグの巨体が減り込んで行く。暫く後、スラッグの体は割れた地面に埋まって完全に見えなくなった
妹紅:やった…のか?
はたて:た、多分…
こいし:むぅ…私も戦いたかった…
さとり:コラコラ…
燐:けど、コリャまた随分派手にやられたねぇ…
空:地底全域が氷の世界だもんね。
勇儀:無事な建物が殆どありゃしない。飲み屋も滅茶苦茶だ。完全に元通りにするには、結構な時間が掛かりそうだ…
パルスィ:本当に妬ましいわ…
ヤマメ:まぁそれでも、死人が出なくて何よりだ。
キスメ:うん。
さとり:取り敢えず、私達の屋敷に移動しましょう。今回の御礼に、おもてなしさせて頂きますから。
フラン:わーい!やったー!
はたて:体も冷えちゃったし、ついでに御風呂入りたいなぁ…
移動を始めようとしたその時、一筋の閃光が勇儀の体を貫いた
勇儀:ガハッ!
ヤマメ:えっ?
空:勇儀姐さん!
勇儀が膝を付いた直後、瓦礫を吹き飛ばしつつスラッグが姿を現した。傷だらけで姿が元に戻っており、額にはハッキリと青筋が浮かび上がっている
スラッグ:やってくれたな!ゴミ共!だが、俺を倒すには至らんかった様だな!
ラディッツ:スラッグ!
フラン:まだ立ち上がれるなんて…
はたて:何て生命力…
ターレス:だが、奴も大分参ってる様だぜ?
椛:後一息と言う事ですね。
スラッグ:フハハハハ!笑わせるな!俺は、貴様等の攻撃全てに耐え切った!元より、貴様等に勝ち目等無かったのだ!
ラディッツ:ちっ…
美鈴:何か…何か弱点は…
スラッグ:弱点だと?そんな物は俺には無い!さぁ、諦めて死ね!
さとり:フフ、嘘はいけませんね。
スラッグ:あぁん?
さとりは、得意気な顔をしている
さとり:申し訳ありませんが、今貴方の心を読ませて頂きました。大分焦っていましたね。
スラッグ:心を読んだだと?そんなまさか…
さとり:本当ですよ。
ターレス:おい、アイツは何を言ってるんだ?
椛:さとりさんは、心を読む程度の能力を持っている方です。どんな秘密も、彼女に掛かれば無意味な物です。
こいし:だから、御姉ちゃんは地上の人達の殆どに嫌われちゃってるんだけどね。
ターレス:ほぅ…
ラディッツ:雛もそうだったが、損な能力もあるんだな…
さとり:貴方の弱点…それは…
スラッグ:黙れ!
さとりの口を塞ぐ為、スラッグは彼女を掴み上げた
さとり:くっ…
スラッグ:フハハハハ!このまま絞め殺してやるぞ!
さとり:うぅ…皆さん!コイツの弱点は口笛です!耳元で口笛を吹いて!
ラディッツ:口笛だと?
妹紅:隙間妖怪達の話には、そんな情報無かったが…
はたて:まさか、言い忘れたなんてオチだったりして…
美鈴:いやいや、まさかそんな…
燐:こんな時に冗談言う様な人は居ないよ!誰かさとり様を助けて!
こいし:私が行く!
燐:こいし様!
空:こいし様だけじゃ危ないですよ!
フラン:大丈夫!私も一緒に行くよ!
ラディッツ:フラン、お前…
フラン:御兄ちゃん!私達が隙を作るから、トドメにキツいの御願い!
ラディッツ:あぁ、任せろ!
ターレス:お前達にだけ良い格好させて堪るか。犬走、準備しろ!
椛:了解!
美鈴:では、私も!
フラン:こいしちゃん!行こう!
こいし:うん!
フランは4人に分身し、こいしと共にスラッグに向かって移動を開始した。スラッグは、そうはさせまいと彼女達に攻撃するが、彼女達は攻撃を避けつつ接近を続ける。一方、ラディッツ達はそれぞれが気を高めて技の構えを取る
フラン:私達が相手だ!
分身したフラン4人は、スラッグの四方八方からコンビネーション攻撃を仕掛ける。スラッグも応戦するが、挑発しつつ攻撃を続けるフランに対してイライラが募り出し…
フラン:弱い!弱いよ!動きが止まってるよ!アハハハハ!
スラッグ:調子に乗るなよ!このゴミが!
スラッグが目から放った怪光線がフランの体を貫いた…様に見えたが、貫かれたフランはその瞬間にフッと消え去った
フラン:残念!そっちは外れ!さぁ、次は誰に来るの?
スラッグ:おちょくってるのか!貴様ぁ!
再び放たれた怪光線が、今度は真正面に居たフランを貫いた。しかし、それも直後に消え去った
フラン:そっちも外れ!正解は此方だよ!
右側に居たフランがスラッグの右腕をレーヴァテインで斬り飛ばし、掴まれていたさとりを解放した
スラッグ:ぐあぁぁぁっ!この糞ガキが!
スラッグは、自分の腕を斬り飛ばしたフランを力一杯殴り飛ばした。だが、そのフランも直後に消え去って…
スラッグ:なっ…また分身だと?
フラン:余程イライラしてたんだね?あんな嘘に引っ掛かるなんてさ。
スラッグ:うおぉぉぉっ!
ニヤニヤしながらスラッグを挑発するフラン。スラッグはと言うと、目を血走らせて彼女に襲い掛かった。彼女はそれをサッと回避し、スラッグの耳元に移動する
スラッグ:くっ…
フラン:こいしちゃん!此方は準備出来てるよ!そっちはどう?
こいし:いつでも行ける様に、ずっとスタンバってたよ!
何処からともなく、こいしが姿を現した。状況説明をすると、フランとこいしがスラッグの左右に陣取った状態である
スラッグ:貴様、何時から其処に?
こいし:さっきからずっとだよ?
スラッグ:そんな筈は無い!全く気配がしなかったぞ!
こいし:うん、だって気配消してたもん。
スラッグ:ぐっ…
フラン:行くよ!こいしちゃん!
こいし:せーので行くよ!
2人:せーの…
スラッグ:ま、待っ…
幼女2人による、左右同時の口笛攻撃がスラッグの耳に響く
スラッグ:ぐあぁぁぁっ!やめろ!やめろぉぉぉっ!
パルスィ:何か、物凄い効果覿面な感じ?
空:何で口笛であんなに苦しんでるのかな?
燐:さ、さぁ…
その時、はたての持つ通信機(ガラケー)に通信が入る
妹紅:こんな時に通信か?
はたて:誰だろ…もしもーし?
紫:口笛よーっ!
通信に出た瞬間、紫の大声が響き、はたての耳を貫いた
はたて:お…おぉぉ…
燐:今の声って、隙間妖怪?
空:どうかしたのかな?
はたて:ちょっ…いきなり耳元で大声はやめてくんないかな…
紫:あ、御免なさい…じゃなくて!貴方達に伝え忘れた事があったのよ!
はたて:えっと…あー…何と無く分かる様な気がするわ…今取り込み中なんで、手早く簡潔にね。
紫:あ、ハイ…えっと…スラッグの弱点についてなんだけど…
はたて:あ、やっぱりその事か…悪いけど、その情報間に合ってる。
紫:えっ?
はたて:大事な所だから切るわ。
紫:あ、ちょっ…
強制的に通信終了
ラディッツ:今の、紫からか?
はたて:あ、うん。スラッグの弱点がどうとか…
妹紅:おい、それ切って良かったのかよ?
はたて:良いの良いの。もう弱点分かってるんだし…それよりも、今は攻撃の準備しなきゃ…
妹紅:だな。つっても、もうすぐ溜まるぞ。
ラディッツ:俺もだ。
美鈴:同じく。
椛:私もです。ターレスさんはどうですか?
ターレス:一々聞くな…
椛:失礼しました。
空:全力チャージ完了!今なら、地底世界全部塵に出来そうな勢いだよ!
燐:おいバカやめろ!
ラディッツ:そろそろ良いだろう…フラン!こいし!今すぐ其処を離れろ!
フラン:こいしちゃん!急いで避難する準備だぁ!
こいし:それ!逃げろーっ!
フランとこいしは、さとりを連れてその場から避難を開始した
スラッグ:逃がさんぞ!
フランに斬り飛ばされた腕を再生させ、2人を追い掛けようとしたスラッグだったが、彼の足は糸で絡め取られてビクともしなかった
スラッグ:コ、コレは…
ヤマメ:イライラしてたせいか、同じ手に二度も掛かってくれたね!アンタは、もう二度と其処から動けないよ!
スラッグ:くっ…
ラディッツ:良くやったぞ!後は任せろ!
ヤマメ:あいよ!
勇儀:ラストシュートか…私も参加させて貰うよ!
構えを取るラディッツ達のすぐ横に、勇儀がゆっくりと移動して来た
さとり:勇儀さん、貴方怪我は?
勇儀:あんな傷、気合いで治したさ。
燐:いやいや!気合いで何とかなるか!
勇儀:ツッコミは後だ!さぁ、決めるよ!
ラディッツ:おう!皆、行くぞ!
他全員:おぉーっ!
ラディッツが巨大な気弾を放ったのを皮切りに、その場に居る全員が次々と気弾や光線を放った。その攻撃が全て合わさり、光輝く巨大な気の塊となってスラッグに迫る
スラッグ:ぐっ…この俺様が…こんなゴミ共に…こんなバカな事が!ぐあぁぁぁっ!
何とか受け止めようとしたスラッグだったが、抵抗虚しくその気の塊に飲み込まれて行き、断末魔と共に爆発四散した。悪のナメック星人スラッグの世界征服の野望は、2人のサイヤ人と幻想郷に住む少女達の手によって、またしても潰えたのだった
ターレス:終わったか…
空:ビクトリー!
美鈴:やりました!
勇儀:私らに喧嘩を売った事、あの世で後悔するんだね。
フラン:御兄ちゃん!やったね!
ラディッツ:あぁ、俺達皆で得た勝利だ。
勝利を喜ぶ面々…その様子を、遠くで見ていた者達が居た…
正邪:スラッグの野郎、やられちまったか。大口叩いてた癖にざまぁねぇな…
???:彼にしては頑張ったと思うけどね。ただ、完全に消し飛んだのは残念だわ。御菓子に出来ないから。
正邪:・・・
???:まぁ退屈しのぎにはなったし、それで良しとしておくわ。帰るわよ、正邪。
正邪:フン…
正邪と謎の女性は、その場から姿を消した
作者:皆さん、風邪は引いてませんか?作者です。自分は、ちょっと前にA型インフルエンザにかかってダウンしてました。
小悪魔:駄目じゃ無いですか。唯一の取り柄だった健康すら無くなって、コレで完全にゴミ人間ですね。ざまぁ(笑)
作者:自分はインフルエンザに負けない等と、その気になっていた自分の姿は御笑いだったぜ…