ある日、ラディッツとフランはにとりに呼び出されて彼女の研究所を訪れていた…どうやら、またも何か開発した様なのだが…
ラディッツ:にとり、来てやったぞ。
フラン:おいっすー!
にとり:悪いね、急に呼び出して。
ラディッツ:また何か開発したらしいな?
フラン:何を作ったの?
にとり:フッフッフッ…見て驚くが良いさ!私の作った最新メカを!
にとりが勢い良く布を取り払い、ラディッツ達の前に彼女が新開発したメカが現れた。それは、かつてラディッツ達がフリーザ軍に居た際に見慣れたとあるメカだった
フラン:何コレ?
ラディッツ:コイツは…メディカルマシンじゃねぇか。
フラン:メディカルマシン?
ラディッツ:あぁ…外の世界で、俺がまだ軍に居た時に使われてたもんでな。此処に入って溶液に浸かると、受けた傷を治療出来るんだ。
フラン:へぇ、外の世界には色んな物があるんだね。
ラディッツ:しかし、コレの存在を一体何処で…
にとり:アンタの世界の事を隙間妖怪に聞いてね。コレがあれば便利だと思って作ったのさ。
ラディッツ:ほぅ…
にとり:コレも聞いた話だけど、アンタは戦いの度に無茶して怪我してばっかって話だからね。いつも永遠亭の医者にばっかり頼るって訳にはいかないだろ?
ラディッツ:まぁそりゃな…と言うか、先の話は誰から聞いたんだよ?
にとり:紫の魔女さ。
ラディッツ:アイツめ…
フラン:まぁまぁ…態度は兎も角、パチェは御兄ちゃんの事心配してるんだよ。
ラディッツ:それは分かってるんだが…
にとり:魔女だけじゃなく、アンタが此処に来て縁を結んだ奴等皆がアンタを心配してるんだ。あんまり心配掛けちゃ駄目だよ?
ラディッツ:あぁ、スマン…
にとり:まぁ其処も考えてコレを作ったんだけどね。
フラン:コレの中に入って…それからどうするんだっけ?
ラディッツ:其処から出て来る溶液に浸かるんだ。その溶液に治癒効果があるから、暫くすれば傷が治るって訳だ。
フラン:へぇ…ほぅほぅ…フムフム…
フランは、マシンを興味深そうに調べている
ラディッツ:だがまぁ、流石に仙豆の治癒力には遠く及ばんのだがな…
フラン:そうなんだね。
にとり:あの豆がチート過ぎるんだよねぇ…作れる量に限りがあり、おいそれと使えないとは言えさ…
ラディッツ:まぁな。だが、メディカルマシンが使える様になったら本当に助かるぜ。
にとり:そうだろう?実は、今回はメディカルマシンだけじゃなく他にも作った物があるんだよ。
ラディッツ:何だ、まだ何かあるのか?
にとり:フッフッフッ…此方はかなり自信あるよ?
ラディッツ:ほぅ…
にとり:但し、此処には無いからね。付いて来てよ。
ラディッツ:あぁ。フラン、行くぞ。
フラン:はーい!
フランはラディッツの首根っこに飛び付き、彼等はにとりに付いて移動を開始した。辿り着いたのは、彼女の研究所の地下にある広い空間で…
ラディッツ:何だこの空間は?無駄に広いな…
フラン:何も無いけど?
にとり:説明するより、まずは見て貰った方が早いかもね…
にとりが機械を起動させ、何かを入力すると、辺りが荒野の様な風景に変わり、其処にターレスが居た
ラディッツ:ターレス?何故此処に?
フラン:此処は何処?私達、にとりの研究所の地下に居た筈だよね?
ラディッツ:あぁ…一体何が起きたって言うんだ…
にとり:驚いたかい?此処は、作り出した異空間で実戦的な修行を行えるトレーニングルームさ。
ラディッツ:トレーニングルームだと?
フラン:じゃあ、目の前に居るターレスは?
にとり:それは、此処の機械に保存したデータを呼び出しただけの存在さ。まぁ簡単に言っちゃえば偽者だね。
ラディッツ:偽者…データを呼び出しただと?
にとり:あぁ。因みに、保存してあるデータはそれだけじゃないよ。例えば…
にとりが更に機械を操作すると、パチュリーや鈴仙、妹紅、アリス等、今まで彼等と縁を結んで来た仲間達の偽者が次々と姿を現した
ラディッツ:パチュリー…鈴仙に妹紅…
フラン:美鈴にアリス、魔理沙まで…
にとり:偽者とは言え、戦闘能力とかは本人のデータをそのまま使ってるからね。
フラン:トレーニングには持って来いって訳だね。
ラディッツ:こんな事が…
にとり:驚くのはまだ早いよ?
ラディッツ:まだ何かあるのか?
にとり:呼び出せるのは、何も仲間だけじゃ無いんだよ。こんな風にさ…
またもにとりが機械を操作すると、パチュリー達の偽者が消え去り、その代わりにナッパやガーリックJr、スラッグ等、ラディッツ達が幻想郷に来てから今まで戦って来た強敵達の偽者が現れた
フラン:私達が戦って来た奴等じゃんか。
ラディッツ:コイツは驚いたぜ…
にとり:だろう?因みに、コイツ等はアンタ達から得た情報を元にデータを作成したんだ。コレまた本物と同じ戦闘能力をしてるから、油断してると痛い目見るよ?
ラディッツ:その口振りだと、此処でのトレーニングではしっかりとダメージを受けるのか?
にとり:当たり前じゃないか。そうじゃ無きゃ危機感無いだろ?
ラディッツ:まぁそりゃあな…
にとり:此処のデータの中にはアンタ達のデータも入ってるから、自分と戦うなんて事も出来るからね。後、データは逐一更新してく予定だから、楽しみにしとくと良いよ。
にとりがまたまた機械を操作すると、偽者達と荒野の景色が消え去り、辺りが元居た地下の部屋の景色に戻る
ラディッツ:スカウターやカプセルと言い、今回のメディカルマシンやこの機械と言い…お前、本当に凄い奴だな。
フラン:本当に凄いよ!最高傑作なんじゃない?
にとり:止せやい、照れるじゃないか。まぁ私はアンタ達みたく前線で戦える力は持ち合わせて無いし、こんな事でしかアンタ達の力になれないからね。
ラディッツ:そんな事はねぇだろ。お前にはお前のやり方があるしな。それに、お前にはいつも助けられてばかりだ。感謝してるぜ。
フラン:有難う、にとり。
にとり:へへへ…
ラディッツ:コレからも宜しく頼む。頼りにしてるぜ?
にとり:勿論さ、盟友!この私にドーンと任せときなよ!
サイヤ人、吸血鬼、河童の奇妙な絆は、コレからもまだまだ続く…
この作品のにとりは、原作のブルマ枠でございます
戦闘力こそ余り無いが、持ち前の技術力と頭脳でラディッツ達を支えて行きます
この作品に登場する機械の殆どは彼女の発明品だと考えて頂いて良いと思います
短編が終わった後は、遂に彼女が登場する…予定です
ヒント(と言うか最早答え?)
緑髪、腋出し、巨乳、天然気味
其処にもあるドラゴンボールのキャラが登場し、彼女との奇妙な絆が生まれます
因みに、あのおかしな奴等です…
もう一度言います、“奴等”です