誇り高き弱虫の幻想郷生活   作:パラリズム

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新しい章の始まりです


守矢神社編ー奇妙な絆ー
第251話


ある日の紅魔館。相変わらず、顔馴染みのメンバーが集まっていた…

 

レミリア:ラディッツが幻想郷に来てから暫く経つわね。もう大分慣れたかしら?

 

ラディッツ:御蔭様でな。とは言え、まだ行った事のねぇ場所や会った事のねぇ強い奴だって居る筈だがな。

 

パチュリー:まぁそうね。

 

はたて:行った事の無い場所か…それじゃ、あの場所に案内してあげよっか。

 

ラディッツ:あの場所?

 

はたて:妖怪の山の上にある神社だよ。

 

ラディッツ:神社?霊夢の所以外にも神社があるのか?

 

鈴仙:はい。その神社は、霊夢さんの所とはライバル関係にあります。

 

フラン:とは言っても、山の上の神社は色々格が違うんだけどね。

 

ラディッツ:どう言う事だ?

 

咲夜:山の上の神社には、幻想郷でも屈指の強さを持った3人の神様が居るんです。

 

ラディッツ:霊夢も大概らしいが、そんな奴等が居るのか…ターレスの奴が聞いたら戦いたがるだろうな。

 

パチュリー:あら、貴方は違うの?

 

ラディッツ:いや、興味はある。出来る事なら手合わせして貰いたいもんだ。

 

パチュリー:やっぱり戦闘バカね…

 

鈴仙:戦闘民族サイヤ人の性と言う奴ですかね?

 

ラディッツ:そう言う事だ。はたて、今からでも行けるか?

 

はたて:私は今日はオフだから大丈夫だけど…

 

鈴仙:御仕事は良いんですか?

 

レミリア:咲夜、どうなの?

 

咲夜:御心配無く。彼に任せた仕事は、全て完璧に済ませてありました。

 

レミリア:それなら構わないわよ。軽い散歩がてら、山の上の神社の連中に挨拶して来ると良いわ。

 

ラディッツ:あぁ。てな訳で、急で悪いが案内を頼めるか?

 

はたて:はいよ、任せて。

 

フラン:御兄ちゃん!私も行く!

 

フランは、嬉しそうにラディッツの首根っこに飛び付く

 

ラディッツ:と言ってるが?

 

レミリア:好きになさい、貴方は自由よ。

 

ラディッツ:だそうだ、良かったな。

 

フラン:うん♪

 

ラディッツ:パチュリーと鈴仙はどうする?

 

パチュリー:そうね…最近出番が少ないし、偶には体を動かすのも良いかも知れないわね。

 

ラディッツ:ほぅ…

 

咲夜:あら…

 

レミリア:珍しい事もあるのね。明日は雨かしら?

 

フラン:いや、もしかしたら季節外れの大雪かも知れないよ?

 

鈴仙:それは困りますね…

 

パチュリー:アンタ達ねぇ…

 

ラディッツ:まぁ薄暗い図書館に籠ってるよりは良いだろう。

 

パチュリー:悪かったわね、引き籠もりで…兎に角、私も行くから宜しく。

 

ラディッツ:あぁ、分かった。

 

鈴仙:私は、師匠に押し付け…んん…任された仕事がありますので。此処に来たのは薬の補充の為です。

 

ラディッツ:そうか、やる事があるなら仕方ねぇか。スマンな、鈴仙。

 

鈴仙:いえ、此方こそスミマセン。

 

それから暫く経ち、鈴仙は次の仕事の為に紅魔館を発ち、ラディッツ達は簡単な荷物だけ持って紅魔館を発った。目指すは山の神社。只今、山の様子を見ながら登山中である…

 

ラディッツ:此処の復興は進んでる様だな。

 

はたて:少しずつだけどね。あの事件で仲間達が殺されちゃって、その分の仕事が私達にまで回って来ちゃってさ。こうして休み貰えてるからまだ良いけど…

 

パチュリー:天狗も大変なのね…

 

ラディッツ:ナッパの奴、派手にやらかしやがって…同胞が迷惑掛けたな。俺で手伝える事があれば何でも言ってくれ。

 

はたて:有難う。でも大丈夫だよ。天狗の問題に皆を巻き込んだりしないからさ。

 

ラディッツ:そ、そうか…

 

パチュリー:・・・

 

フラン:そう言えばパチェ、結構長く歩いてる筈なのに息切れしてないね。

 

パチュリー:私だって、以前のままの私じゃないわ。貴方達と同じく、私も強くなってるのよ。

 

ラディッツ:そうか。じゃあ、もう俺がおぶってやる必要もねぇな。

 

パチュリー:あら、寂しいならおぶらせてあげるわよ?

 

ラディッツ:誰が寂しいっつったよ?

 

パチュリー:冗談よ。

 

はたて:まぁまぁ。

 

フラン:元気なら、それが一番良いよね。

 

ラディッツ:だな。

 

魔理沙:おーい!

 

ラディッツ:あん?

 

神社を目指して移動を続けるラディッツ達の耳に、聞き覚えのある元気な声が聞こえて来た。その声の主は、すぐに彼等の前に姿を現した…

 

魔理沙:やっぱりお前達か。

 

ラディッツ:魔理沙じゃねぇか。

 

声の主は魔理沙だった。箒に跨がり、彼等の前に舞い降りて来たのだ

 

フラン:こんにちは、魔理沙♪

 

魔理沙:おう♪

 

はたて:こんな所で何してるの?警備が手薄とは言え、一応この山は侵入禁止になってる筈だけど?

 

魔理沙:そんな堅い事言うなよ。私達の仲だろ?

 

はたて:うーん、私は別に良いんだけど…他の仲間達にバレたら色々面倒だよ?

 

ラディッツ:そんなもんなのか?

 

パチュリー:天狗ってのは、本来排他的な種族だからね。仲間達以外に冷たい奴等なのよ。

 

ラディッツ:そうなのか…

 

フラン:はたてさんや文さんを見てるとそうは思えないけど…

 

はたて:言ってみれば、私達は天狗社会の異端児みたいなもんだからね。普通はこうして友達と一緒にやる事自体良い顔されないんだ。

 

ラディッツ:何かスマンな…

 

はたて:良いって良いって。それに、ラディッツ達は妖怪の山の危機を救ってくれた人じゃんか。大天狗様達も其処は分かってくれる筈だよ。

 

フラン:もしも分かって貰えなかったら?

 

はたて:うーん…その時は、多分天狗である事を辞めるかな?

 

ラディッツ:お前…

 

はたて:仲間に何と言われようと、私は友達を優先するよ。

 

他全員:・・・

 

はたて:あ、今のは仲間達には内緒で御願いね。

 

ラディッツ:あぁ。

 

魔理沙:ありゃ?ラディッツやフランは兎も角、パチュリーまで居るのかよ?

 

パチュリー:今更何言ってるのよ…と言うか、気付いて無かったの?

 

魔理沙:いやまぁ…ハハハ…元気になったとは言え、モヤシなのに大丈夫なのか?

 

パチュリー:いつまでも昔の私とは思わない事ね。病弱だった私はもう居ないわ。何なら、此処で力を見せてあげても良いのよ?

 

魔理沙:おぉ、怖い怖い…

 

フラン:魔理沙はどうして此処に来たの?

 

魔理沙:ん?あー…まぁ何だ…コレから向かう場所に行けば、面白い奴等に出会える気がしたんだ。

 

フラン:面白い奴等?

 

はたて:神社に居る神様達の事?

 

魔理沙:いや、ソイツ等じゃなくてさ。まぁ魔法使いの勘って奴さ。

 

パチュリー:勘ね…

 

はたて:面白いかどうかは兎も角、後少しで目的地に着くよ。

 

ラディッツ:そうか、楽しみだ。

 

妙な勘を働かせる魔理沙を加え、目的地である山の上の神社に向かうラディッツ達。其処で彼等を待つ者とは…

 




はたてのキャラ付け、違和感あるかも知れませんね

さぁ、そろそろ彼女の登場です

そして、あの可笑しな奴等も…
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