誇り高き弱虫の幻想郷生活   作:パラリズム

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ゆっくりしてってね


第257話

守矢神社を舞台にしたラディッツ一行と隊長不在のギニュー特戦隊の戦闘は、2番手の魔理沙とリクームの戦いとなった。パワー自慢な見掛けに寄らずスピードもテクニックも兼ね備えたリクームに対し、魔理沙の攻撃は効果が薄い。余裕を見せるリクームだったが、そんな状況でも尚闘志を燃やす魔理沙。勝負の行方は…

 

リクーム:嬢ちゃんよ、痛い目にあわないうちに降参したらどうだ?そうすりゃ、楽にあの世に逝かせてやるぜ?

 

魔理沙:御断りだ、私は諦めが悪いからな。

 

リクーム:そうかよ。なら、もっとボコってその顔を泣き顔に変えてやるぜ!

 

リクームは、魔理沙に急接近しつつ殴り掛かる。魔理沙はそれを回避するが、リクームはその体格とリーチを活かした体術で魔理沙に連続攻撃を仕掛ける

 

魔理沙:くっ、リーチもパワーも私とは段違いか…一撃でも当たったらアウトだな…

 

リクーム:そらよっ!

 

リクームが不意に放った気弾が魔理沙の箒に直撃し、彼女のバランスが崩される

 

魔理沙:ヤベェ…何とか体勢を…

 

リクーム:遅いぜ!リクームキック!

 

体勢を立て直そうとした魔理沙だが、その隙を逃さずリクームが高速の膝蹴りを彼女の腹に叩き込んだ

 

魔理沙:グハァッ!

 

早苗:魔理沙さん!

 

はたて:直撃した!

 

リクーム:まだまだ行くぜ!

 

リクームは、攻撃を受けて怯んだ魔理沙を逆さにしてガッシリと掴み上げる

 

魔理沙:クソッ!離せ変態!何する気だ!

 

逆さにされた魔理沙は、スカートを抑えつつ抵抗している

 

リクーム:こうするんだよ!

 

リクームは、そのまま空中から急降下し始める

 

パチュリー:いけない!アイツ、あのまま彼女を地面に叩き付けるつもりだわ!

 

早苗:そ、そんな!

 

フラン:あのスピードで叩き付けられたら、魔理沙が死んじゃうよ!

 

ラディッツ:・・・

 

そう話している内にも、魔理沙と地面の距離はドンドン近くなっている

 

リクーム:ハッハーッ!くたばりなぁ!

 

魔理沙:こんな所で…くたばって堪るかよ!

 

魔理沙は、腹の痛みに耐えつつリクームの眼前にミニ八卦炉を突き付ける

 

リクーム:あん?

 

魔理沙:コレでも食らえ!零距離!マスタースパーク!

 

リクームの顔面に魔理沙のマスタースパークが直撃し、地面に激突する直前に拘束が解けた。魔理沙は辛うじて着地したが、リクームはそのまま地面に叩き付けられた

 

魔理沙:ハァ…ハァ…マジでギリギリセーフって所だったな…

 

はたて:魔理沙!

 

早苗:大丈夫ですか?

 

魔理沙:あぁ、大丈夫…と言いたい所なんだけど、アイツの攻撃をモロに受けたせいで腹が痛いな…息を吸うだけでもズキズキするぜ…

 

パチュリー:もしかして、骨にヒビが入ってたりして…

 

フラン:えぇっ!?

 

早苗:大怪我じゃないですか!

 

ラディッツ:それで済んでるだけマシだろうがな…

 

魔理沙:ハハハ…けどまぁ、さっきので勝負はついた筈だ…

 

バータ:へへへ…

 

ジース:フッ…

 

魔理沙:アイツら、笑ってるな…

 

はたて:何がおかしい訳?仲間が倒されたんだよ?

 

バータ:ソイツはどうかな?

 

早苗:それは一体…

 

バータ:おいリクーム、さっさと起きろよ。まだピンピンしてんだろ?

 

早苗:えっ?

 

リクーム:あーらよっと!

 

倒れていたリクームは、両足を真上に真っ直ぐ伸ばした後、クルクルと回転しつつ起き上がった。魔理沙の技の直撃を受けたにも関わらず、殆どダメージを受けていない様子である

 

魔理沙:嘘…だろ…確かに手応えはあったぞ!それに、手加減なんかしてないってのに!

 

リクーム:ダーッハッハッハッハッ!残念だったな!所詮、お前等の力なんてこの程度って訳だ!

 

魔理沙:何てタフさだ…私のマスパで殆どダメージを受けない奴が居るなんて…

 

リクーム:どうした?さっきまでの威勢と闘志は消え去っちまったか?

 

魔理沙:まだまだやれる!と普段なら言う所だけど…さっきから腹が痛くて堪らん…万全のコンディションじゃない今の私じゃ、コレ以上の戦いは無謀だろうな…

 

パチュリー:あら、諦めるなんていつもの貴方らしくないじゃない。

 

魔理沙:本当なら諦めたく無いさ。けど…

 

魔理沙は、痛む腹を抑えて座り込む

 

魔理沙:勝負に負けるとかいつ以来だったかな…クソ…ちょっと…悔しいな…

 

魔理沙は、帽子を深く被りつつ悔し涙を流す

 

早苗:魔理沙さん…

 

ラディッツ:人間の割には、アイツを相手に良く戦ったよ。後は任せろ。

 

そう言うと、ラディッツは魔理沙に仙豆を投げ渡して前に出る

 

魔理沙:ラディッツ…悪い…

 

魔理沙は、貰った仙豆を食べて立ち上がる

 

ラディッツ:お前達は其処で見てろ。コイツは俺が片付けてやる。

 

パチュリー:大丈夫なの?

 

ラディッツ:まぁ何とかなるだろ。

 

ラディッツは、自信満々にリクームに近付いて行く

 

リクーム:何だ、次は弱虫ラディッツが相手かよ。猿野郎の中でも飛び抜けて弱いてめぇなんかが、エリートであるこのリクーム様に勝てるとでも思ってんのか?

 

ラディッツ:やってみりゃ分かるさ。日々のトレーニングの成果、見せてやるよ。

 

リクームを正面に捉え、身構えるラディッツ。魔理沙の仇を討つ事は出来るのだろうか…




今回、魔理沙は原作のベジータ的な扱いになってしまいました

魔理沙ファンの方、スミマセン

因みに、自分は東方キャラでは魔理沙が一番好きです

ドラゴンボールキャラではジースが一番好きです

キャラ紹介のコーナー

姫海棠 はたて

文の同僚の鴉天狗で、花果子念報と言う新聞を発行している

見た目は栗色のツインテールの女子高生だが、実年齢は…(以下の文は、ポッドに詰められてクシャポイされました)

今作では、しっかり者で心優しく面倒見が良い御姉さん的キャラで、マイナス要素の強い能力を持つが故に嫌われ者のさとりや雛にも普通に接する

何かと取材したがる文と違い、プライベートと仕事はちゃんと分けて考えている

彼女の持つ念写する程度の能力は、どちらかと言うと戦闘向きな能力では無く、本人も元は余り動き回らずに能力を使って記事を作る等、真面目に足を使って取材する文とは対照的だったが、今はあちこちを飛び回っては真面目に取材してしっかりと記事を作成している

危険を覚悟の上でラディッツの行く所に取材目的で度々くっ付いて行き、結果強敵との戦いに巻き込まれている

戦闘時には、体術や文から教わっている風を操る技を使って果敢に戦う

戦闘力は、ラディッツやフラン、妹紅や文等々の強者達と比べると大きく劣るが、それでもウィローやスラッグの部下を圧倒する実力はある

フランや妹紅と同じく、ラディッツにはかなり頼りにされており、前述の理由もあり出番がかなり多いキャラである(初登場した妖怪の山編以降、冥界や地底等で事件が起こる度にほぼ毎回彼等に同行している)

ラディッツは彼女の新聞を推しており、購読もしている

はたて自身は、他の面々(パチュリーや妹紅、鈴仙、アリス)と違って彼の事を恋愛対象としては見ていないが、それでも全霊の信頼をしており、幻想郷に来て間も無いラディッツや幽閉生活が長かったフランを案内する役は大体彼女が担っている(ターレスは椛や文が、ザーボンは小傘や華扇が案内役を担当している)
フランにはかなり懐かれており、度々一緒に遊んでいる姿が見られている

裏設定
文程では無いが、記者と言う仕事柄外の世界の若者達のファッション(オフショルダーやロールアップジーンズ等一通り)やグルメにも詳しく、ラディッツには若干及ばないまでも料理上手で家事も上手い

際どいネタにもそれなりに詳しく、ネタを使いボケるメンバーへのツッコミ役も兼ねている
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