誇り高き弱虫の幻想郷生活   作:パラリズム

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ラディッツVSリクーム、決着…?


第258話

魔理沙とリクームの戦いは、リクームの勝利で幕を閉じた。魔理沙の仇を討つ為に名乗りを上げたラディッツは、リクームを真っ直ぐと見据えて身構えた…

 

ラディッツ:宣言してやるよ。貴様は俺には勝てねぇ、戦わなくても分かる。

 

リクーム:この猿野郎、大した力もねぇのに偉そうに…おい!バータ!ジース!コイツの戦闘力はどれくらいだ?

 

バータ:さっきと変わらねぇよ。俺達の10分の1のままだぜ。

 

リクーム:へっ…やっぱり嘘っぱちかよ…

 

ラディッツ:おめでたい奴等だな。さっきのフランの件で気付いた筈じゃねぇのか?

 

リクーム:あぁん?

 

ラディッツ:俺…いや、俺達は皆力を抑えてるんだ。スカウターの数値はアテにならんぞ。

 

リクーム:てめぇがどれだけ強くなってようと、俺には勝てねぇ!それを今分からせてやるぜ!リクーム!マッハ!パーンチ!

 

リクームは、妙なポーズを取りながら手を叩いた後、ラディッツに向かって猛スピードで突進しつつ殴り掛かった。対するラディッツは、無言のままでそれを回避した

 

リクーム:おっと…っと…

 

リクームは、パンチを外してバランスを崩して蹌踉けるが、すぐに体勢を立て直した

 

ラディッツ:どうした?動きが止まって見えたぜ?

 

リクーム:むぅ…この俺様が、下等な猿野郎に負ける筈が無い!

 

リクームは、その巨体からは想像も出来ないスピードでラディッツに猛ラッシュを仕掛ける。しかし、ラディッツはその全てを完璧に見切り回避して行く

 

リクーム:やるねぇ!だが、避けてるだけじゃ勝てねぇぞ!攻撃してみろよ!

 

ラディッツ:そうかよ。じゃあ、ちょっとだけ…

 

そう言うと、ラディッツはリクームの真後ろに瞬間移動し、間髪入れずに両足で彼を蹴り飛ばす

 

リクーム:ぬぉっ!?

 

ラディッツ:まだ終わらんぞ!

 

ラディッツは、リクームが吹き飛んで来る地点に瞬間移動し、空中に蹴り上げた後すぐに追い掛け、彼に無数のラッシュを打ち込み、最後に頭に踵落としを叩き込んで撃ち落とした。ラディッツは、倒れたリクームの傍に悠々と着地した

 

はたて:へぇ…

 

早苗:フム、コレは中々…

 

フラン:御兄ちゃんやるー♪

 

パチュリー:まぁ悪く無いんじゃない?

 

魔理沙:やっちまえ!ラディッツ!私の仇を討ってくれ!

 

バータ:おい、リクームの奴が力で圧倒されてるぜ。ラディッツの戦闘力は、戦闘が始まった時から全然変わってねぇ筈なのによ…

 

ジース:何がどうなってるんだ…

 

リクーム:有り得ねぇ…有り得ねぇぞ!てめぇは、生き残った猿野郎の中でもゴミレベルの戦闘力しか無かった筈だ!いや、今だってそうだ!俺の戦闘力は、てめぇのそれを遥かに上回ってる!それなのに、どうしてこうなってる!

 

ラディッツ:まだ分からんか?

 

リクーム:何?

 

ラディッツ:俺は、攻撃する時のほんの一瞬だけ力を高めてるんだ。戦闘力が変わらんのは、余りに短い時間だからスカウターで拾い切れてねぇだけだ。自分で言うのも何だが、今の俺の実力は貴様等を超えてるぞ。

 

リクーム:ハッタリだ!てめぇにそんな力がある訳ねぇ!

 

ラディッツ:事実だ。サイヤ人は戦闘種族、戦えば戦う程強くなるんだ。死の淵から復活すれば更にな。

 

リクーム:くっ…

 

ラディッツ:後、後ろに居る赤い服の女…名をフランと言うんだが…アイツが本気になったら、俺なんて足元にも及ばん程強いぞ。尤も、今はその強大な力を自在に制御が出来んと言う欠点があるがな。

 

フラン:エヘヘ♪

 

バータ:マジかよ…あんなガキが…

 

ジース:だが、奴の話が事実だとしたら色々と合点が行く…グルドの超能力をあのガキが力で破ったのも、リクームがあのサイヤ人に圧倒されてる理由も…

 

バータ:偶々だ偶々!あんな戯れ言を信じる必要はねぇさ!

 

ジース:・・・

 

リクーム:ククク…

 

ラディッツ:何がおかしい?

 

リクーム:コレ以上、てめぇみたいな大ボケ野郎の戯れ言には付き合ってられねぇ!次の一撃で、てめぇも!此処に居る奴等も!全員纏めて木っ端微塵にしてやるぜ!

 

ノソリと起き上がったリクームは、少し屈んで両手を地面に付けた。すると、彼の体から稲妻の様なオーラがバチバチと溢れ出し、大地が揺れ始めた

 

魔理沙:うぉっ!?また地震かよ?

 

早苗:この力は…

 

フラン:パチェ!

 

パチュリー:大丈夫。神社は勿論、私達の周りにも念の為に魔法障壁を張ってあるわ。尤も、何処まで効果があるかは分からないけど…

 

早苗:スミマセン、何から何まで…

 

パチュリー:全くよ。

 

リクーム:謝ってももう遅いぞ!俺の取って置きの大技で、てめぇ等全員あの世に送ってやるぜ!

 

ラディッツ:・・・

 

リクーム:リクーム!ウルトラ!ファイティング…おぐぅっ!

 

リクームが次々とポーズを決め、最後の構えを取ろうとしたその瞬間、ラディッツの強烈な拳が彼の腹に深々と減り込んだ

 

リクーム:て、てめぇ…この…猿野郎…が…

 

リクームは、前のめりに倒れ込んで意識を失ってしまった

 

ラディッツ:隙だらけなんだよバカが。アレじゃ、攻撃してくれと言ってる様なもんだぜ。

 

はたて:えっ?あれ?ラディッツ、アイツを倒したの?

 

早苗:今のでですか?

 

魔理沙:う、嘘だろ?私のマスパを顔面に受けてケロッとしてた奴だぞ?

 

ジース:バ、バカな!リクームが!?

 

バータ:何でも無い攻撃だった筈!

 

パチュリー:鎧通しの原理よ。

 

早苗:鎧通し?

 

パチュリー:恐らく、拳に気を極限まで集中させてパンチを放ったのね。それは、鎧や筋肉による防御を貫いて内臓に直接ダメージを与える。とても重く、強力な一撃をね。並みの相手じゃ、今のはまず耐え切れない筈よ。

 

魔理沙:アイツ、いつの間にそんな技を…

 

パチュリー:彼は毎日フランや美鈴と修行してるんだし、それくらい身に付けていてもおかしくは無いわ。

 

フラン:流石御兄ちゃん♪

 

ラディッツ:コレ以上やっても無駄だ、さっさと降参しろ。

 

ジース:くっ…

 

バータ:ふざけんな!妙な小細工しやがって!この猿野郎が!

 

バータは、余裕を見せるラディッツに激昂し、猛スピードで突っ込んで彼に蹴り掛かる。しかし、その蹴りはラディッツには届かなかった。何故なら…

 

はたて:アンタ達、まだ実力の差を理解して無い訳?良い加減諦めたら?

 

はたてがラディッツの前に出て、右足でバータの蹴りを止めていたからだった

 

バータ:くっ…

 

はたて:コレ以上戦うってんなら、次は私が相手になるよ。

 

バータ:何だてめぇは?

 

はたて:鴉天狗の姫海棠はたて。彼等の友達だよ。

 

バータ:鴉天狗だと?

 

はたて:そ、宜しく。

 

バータ:・・・

 

はたてとバータは、向かい合って睨み合っている。次の戦いはどうなるのか…

 




次の戦いは、はたてVSバータになります

特戦隊ナンバーワンの速さを誇るバータを相手に、はたてはどう戦うのか…
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