誇り高き弱虫の幻想郷生活   作:パラリズム

262 / 499
御待たせしました


第262話

守矢神社で勃発したギニュー特戦隊との戦闘は、予期せぬ展開を迎えた。突如乱入した鬼人正邪と人造人間21号の口から、特戦隊の面々は最初から彼女達にとっては只の捨て駒だったと言う事が明かされた。そして彼女達は、ラディッツ達を皆殺しにすべく数多のクローン戦士達をその場に出現させた。神社と自分達の身を守る為、身構えたラディッツ達。すると、特戦隊の副隊長であるジースの口から共闘の申し出があった。ブーブー言っていた他の特戦隊のメンバー達もそれを渋々承諾し、奇妙な共闘が始まった…

 

ラディッツ:数は200、対する俺達の頭数は10…

 

パチュリー:単純計算なら、一人頭20体倒せば良い訳だけど…

 

フラン:相談してる間にも、ドンドン迫って来てるよ?

 

早苗:のんびり作戦会議してる場合では無いようですね。

 

はたて:だね。

 

魔理沙:お前等は大丈夫なのか?さっきボコボコにやられてただろ?

 

ジース:あぁ、何とかな。

 

グルド:ちょっと油断しただけだ!

 

リクーム:天下のギニュー特戦隊が、あんな偽者軍団に負ける訳がねぇだろう!

 

バータ:あんな奴等、ちゃっちゃと片付けてやろうぜ!

 

はたて:やる気満々みたいだね。

 

フラン:御兄ちゃん!

 

ラディッツ:あぁ…行くぞ!戦闘開始だ!

 

全員:おぉーっ!

 

戦闘開始と同時に各々散開し、クローン達との戦闘を始めた。戦闘と言っても、姿形だけを似せた偽者と幻想郷や特戦隊の面々とでは実力差があり過ぎた…

 

フラン:アハハハハ!脆い!脆過ぎるよ!

 

フランは、襲い来るクローン達を笑いながら次々と粉砕して行く。そんな彼女に対し、偽者達は数体がかりで飛び掛かる。その直後、そのクローン達の動きが完全に止まった…

 

グルド:へっ…バカな奴等だ、真正面から掛かって来やがってよぉ…

 

その理由は、グルドが金縛りをそれらに仕掛けたからだった

 

グルド:ガキ!今だぞ!

 

フラン:分かってる!

 

フランは、グルドの能力で動けないクローン達にトドメを刺した

 

グルド:フン、やるじゃねぇか…

 

フラン:アンタの力なんか要らなかったけどね。

 

グルド:可愛いげのねぇガキだぜ…

 

フラン:ベーッだ!

 

小競り合うフランとグルド。一方…

 

リクーム:そーらそらそらぁっ!

 

リクームの素早く力強いラッシュがクローン達を吹き飛ばして行く。その内の数体が、近くで同じ様にクローン達と戦っているはたてとバータの2人の方へ飛んで行った。はたてはそれをギリギリで回避し、バータは飛んで来たクローンを明後日の方へ蹴り飛ばした

 

はたて:ちょっとアンタ!危ないじゃんか!

 

バータ:リクーム、遊び過ぎだぞ。

 

リクーム:悪い悪い。

 

バータ:しかしまぁ、てめぇ等は運が良いぜ。宇宙一のスピードを誇るこの俺様と共闘出来るんだからな。

 

はたて:まだそんな事言ってる訳?まぁ悪くは無いと思うけど、私の友だ…んん!ライバルと比べたらまだまだだよ。

 

バータ:何ぃ!?

 

はたて:何なら、さっきの続きやる?

 

バータ:てめぇ…

 

リクーム:まぁ落ち着けよ。今は味方同士なんだからよ?

 

バータ:けっ…

 

はたて:全く…

 

フラン達同様、此方にも共闘しつつ険悪な空気が流れていた。それを後ろから眺めつつ戦っていたメンバーは…

 

早苗:うーん…やっぱりと言いますか、皆仲良くとはいきませんね…

 

パチュリー:仕方無いわよ。ついさっきまで敵だった者同士で、いきなり和気藹々と言う訳にはいかないでしょ。

 

早苗:それはまぁ…

 

ラディッツ:いや、そうでもねぇみたいだぜ?

 

パチュリー:えっ?

 

ラディッツ:見てみろよ。

 

ラディッツは、パチュリー達を守りながら数体のクローンを蹴り飛ばしつつある方向を指差した。残る2人がその方向を見ると…

 

魔理沙:さぁ、次はどいつだ?ガンガン掛かって来いよ!

 

魔理沙は、豪快に箒を振り回してクローン達を吹き飛ばしていた

 

ジース:おい白黒。張り切るのは良いが、余り前に出過ぎるなよ?お前は魔法使いなんだろ?

 

魔理沙:平気だって♪コイツ等、てんで大した事ねぇからな。

 

笑顔を見せて振り向いた魔理沙。その直後、彼女が倒した筈のクローン達が起き上がって彼女に飛び掛かる

 

ジース:白黒!屈め!

 

魔理沙:へっ?

 

ジース:食らえ!

 

ジースに声を掛けられて魔理沙が屈んだ瞬間、ジースの放った赤い光線が彼女に飛び掛かったクローンを貫き粉砕した

 

魔理沙:あ、あっぶねぇ…

 

ジース:ったく、気を抜き過ぎだぞ。俺が気付かなかったらどうなってたか…

 

魔理沙:いやぁ、全くだな。助かったぜ♪有難うな♪

 

魔理沙は、再び白い歯を見せて微笑んだ

 

ジース:やれやれ…

 

魔理沙:あ、それとな…

 

ジース:どうした?

 

魔理沙:魔理沙だ。

 

ジース:…は?

 

魔理沙:私の名前だ。白黒じゃなくて、霧雨魔理沙。

 

ジース:今は名前とかどうでも…

 

魔理沙:っておい!後ろ後ろ!

 

ジース:あぁ、分かってるよ!

 

魔理沙の声に即座に反応し、ジースは後ろから攻撃を加えようとしたクローンを消し飛ばした

 

魔理沙:おぉ…

 

ジース:ったく、コレじゃ落ち着いて話も出来やしねぇな…

 

魔理沙:あぁ。ゆっくり話すのは、先にコイツ等全員を片付けてからだな。

 

ジース:あぁ。

 

クローン戦士との戦いの中で度々小競り合いをしている他の面々と違い、魔理沙とジースは妙に息が合った戦いを見せている

 

早苗:あの2人、初対面とは思えない程妙に息が合ってますよね。

 

パチュリー:本当、さっきまで敵同士だった筈なのに…

 

早苗:ですが、案外御似合いに見えますね♪

 

パチュリー:そうかしら…

 

ラディッツ:・・・

 

その戦いは暫くの間続いたが、前述の通り姿形だけの偽者達ではラディッツ達には到底敵わず、彼等は皆無傷のままで戦いが終わったとか…

 




以下、ネタバレになります

コレが終わってから、早苗もメインキャラの1人になる訳ですが、何とギニュー特戦隊も幻想郷の住人の仲間入りをします

早苗と共にスペシャルファイティングポーズを取り、その度に神2人に呆れ顔されてしまいます

また、ジースは魔理沙とも組んで色々とトラブルに巻き込まれたりします

自分は、数多のキャラが居る中でも、ドラゴンボールではジースが、東方では魔理沙が一番好きなキャラです

その2人をどうにかして組ませる事、それが自分の望みだった訳です

今此処に、悲願は達成されました(親父ぃ風)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。