鈴仙:申し訳ありませんでした!何と御詫びをして良いやら!(土下座中)
ラディッツ:頭を上げろ。幸い、大した怪我はしてねぇからよ。
鈴仙:で、でも…
パチュリー:貴方、何で避けなかったのよ?貴方なら、あの速度の弾を回避するくらい訳無いでしょ?
フラン:多分、パチェをおんぶしてたからだと思うけどなぁ…
妹紅:だな。
パチュリー:あ…
ラディッツ:それよりもだ…お前が此処に居るって事は、此処が目的地の永遠亭って場所であってるんだよな?
鈴仙:あ、はい。
ラディッツ:そうか。妹紅、案内有難うよ。助かったぜ。
妹紅:別に良いさ。じゃ、私は私の用を済ませに行くとするかな…(手を振りながら、その場から移動)
フラン:行っちゃった…用事って何なのかな?
ラディッツ:さぁな…
てゐ:十中八九、あの人絡みだねぇ…
ラディッツ:あの人?
てゐ:うん。あ、そう言えば自己紹介まだだっけ?私、因幡てゐ。鈴仙から聞いてるよ。アンタ、外来人のラディッツって言うんだよね?
ラディッツ:あぁ、そうだが?
てゐ:フーン…ねぇ鈴仙。コイツって、アンタが言う程イケてなくない?出会って間も無い割には褒めまくるから、どんなにイケてる奴かと思えば…何と言うか、負け犬オーラが全身から滲み出てるって言うか…
パチュリー:ムッ…
鈴仙:ちょっ…アンタ、面と向かって失礼な事を…
フラン:ちょっと!御兄ちゃんを悪く言わないでよ!
ラディッツ:構わんさ。手厳しい意見だが、間違いと言い切れんのが辛いぜ。(苦笑い)
てゐ:否定はしないんだ…
ラディッツ:あぁ。
てゐ:ちぇっ…からかい甲斐の無い奴だなぁ…(その場から移動)
フラン:何なのさ、アイツ…感じ悪いなぁ…
鈴仙:スミマセン!度々とんだ御無礼を!(再び頭を下げる)
ラディッツ:気にするな。
パチュリー:ちょっと、いつまで立ち話してるつもりよ?此処に来たのは、のんびり世間話する為じゃ無いでしょ?
ラディッツ:あぁ、スマン。鈴仙、早速で悪いんだが…
鈴仙:分かってます。さぁ、中へどうぞ。私の師匠が御待ちですので。(頭を上げ、先行する)
ラディッツ:あぁ。パチュリー、もう少しの辛抱だぞ。
パチュリー:えぇ。
フラン:御邪魔しまーす
鈴仙に連れられ、永遠亭へと足を踏み入れた一行。其処で待っていたのは、銀髪で赤と青の服を着た1人の女性で…
???:ようこそ永遠亭へ。遠路遥遥、御疲れ様。私は、八意永琳。此処の責任者を務めているわ。
ラディッツ:俺はラディッツだ。
永琳:鈴仙から話は聞いてるわ。出会って間も無いこの子に、良くしてくれたそうね。
ラディッツ:別に、何か特別な事はしてねぇと思うが…
永琳:フム…フムフム…貴方からは、只者じゃない不思議な何かを感じるわ…それが何かは分からないけど…
パチュリー:何、そのフワッとした表現…
永琳:ラディッツさん…だったわよね?出会ったばかりの貴方に、こんな事言うのも何なんだけど…もし良ければ、貴方の血をほんの少しだけ採らせて貰えないかしら?
ラディッツ:あん?いきなり何言って…
鈴仙:あの…師匠?
永琳:外来人の血を採血する機会なんて、滅多にあるもんじゃないわ!もしかしたら、今後の医療に革命が起きるかも知れないわ!
フラン:あれ?この人、こんなキャラだったっけ?
パチュリー:さ、さぁ…
鈴仙:あぁ…師匠が御乱心の様です…
永琳:どう?協力してくれないかしら?勿論、無理強いはしないわ。さっきも言ったけど、貴方さえ良ければの話よ。
ラディッツ:・・・
フラン:御兄ちゃん、やめといた方が良いよ!何か危ない感じがするし!
パチュリー:同感よ。
ラディッツ:1つだけ、条件がある。
永琳:何かしら?
ラディッツ:パチュリーの病気を、完璧に治してやってくれ。そうすりゃ、治療費として俺の血を少しだけくれてやる。
永琳:本当に?
ラディッツ:あぁ、約束する。
フラン:御兄ちゃん!
パチュリー:貴方、何を言って…
ラディッツ:正直、俺なんかの血が医療の役に立てるとは思えん。だが、長年苦しんでた病気からお前を救ってやれるんなら、血くらい安いもんだよ。
フラン:御兄ちゃん…
パチュリー:…バカ…
鈴仙:か…格好良い
永琳:勿論よ。患者の病気は、私が責任を持って完治させて見せるわ。
ラディッツ:頼んだぜ。
永琳:えぇ。それじゃ、早速患者の問診及び投薬を始めるわ。患者以外の2人は、申し訳無いけど部屋を出て貰うわよ。
ラディッツ:そうさせて貰おう。俺達が居ても、邪魔にしかならんだろうしな。
フラン:そうだね。
永琳:うどんげ。2人を客間に御通しして、御茶と御茶菓子でも出してあげて頂戴。
鈴仙:了解しました!
パチュリー:ラディッツ、フラン。
ラディッツ:ん?
フラン:何?
パチュリー:一度しか言わないから、しっかり聞きなさいよ。有難う…(最後の部分、大分小声で)
ラディッツ:フン…さっさと元気になるんだな。ついでに、その捻くれた性格と運動音痴も治して貰ったらどうだ?そうすりゃ、もう少しマシになるだろうぜ?
パチュリー:余計な御世話よ。
フラン:パチェ、頑張ってね
パチュリー:はいはい。
ラディッツとフランは、鈴仙に連れられて客間へ移動
永琳:さぁ、始めるわよ。
パチュリー:えぇ、宜しく。
こうして、パチュリーの病気の治療が始まったのだった
作者:永琳がマッドサイエンティストな感じになってしまってます。更に、うどんげは出会って間も無い相手に目がハート…ちょっと惚れっぽ過ぎですかね…そして、パチュリー…乙女か!
パチュリー:乙女よ!
作者:でも、確かパチュリーは百歳は悠々に超え…
パチュリー:ロイヤルフレア!
作者:ピチューン!