誇り高き弱虫の幻想郷生活   作:パラリズム

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第27話

鈴仙:申し訳ありませんでした!何と御詫びをして良いやら!(土下座中)

 

ラディッツ:頭を上げろ。幸い、大した怪我はしてねぇからよ。

 

鈴仙:で、でも…

 

パチュリー:貴方、何で避けなかったのよ?貴方なら、あの速度の弾を回避するくらい訳無いでしょ?

 

フラン:多分、パチェをおんぶしてたからだと思うけどなぁ…

 

妹紅:だな。

 

パチュリー:あ…

 

ラディッツ:それよりもだ…お前が此処に居るって事は、此処が目的地の永遠亭って場所であってるんだよな?

 

鈴仙:あ、はい。

 

ラディッツ:そうか。妹紅、案内有難うよ。助かったぜ。

 

妹紅:別に良いさ。じゃ、私は私の用を済ませに行くとするかな…(手を振りながら、その場から移動)

 

フラン:行っちゃった…用事って何なのかな?

 

ラディッツ:さぁな…

 

てゐ:十中八九、あの人絡みだねぇ…

 

ラディッツ:あの人?

 

てゐ:うん。あ、そう言えば自己紹介まだだっけ?私、因幡てゐ。鈴仙から聞いてるよ。アンタ、外来人のラディッツって言うんだよね?

 

ラディッツ:あぁ、そうだが?

 

てゐ:フーン…ねぇ鈴仙。コイツって、アンタが言う程イケてなくない?出会って間も無い割には褒めまくるから、どんなにイケてる奴かと思えば…何と言うか、負け犬オーラが全身から滲み出てるって言うか…

 

パチュリー:ムッ…

 

鈴仙:ちょっ…アンタ、面と向かって失礼な事を…

 

フラン:ちょっと!御兄ちゃんを悪く言わないでよ!

 

ラディッツ:構わんさ。手厳しい意見だが、間違いと言い切れんのが辛いぜ。(苦笑い)

 

てゐ:否定はしないんだ…

 

ラディッツ:あぁ。

 

てゐ:ちぇっ…からかい甲斐の無い奴だなぁ…(その場から移動)

 

フラン:何なのさ、アイツ…感じ悪いなぁ…

 

鈴仙:スミマセン!度々とんだ御無礼を!(再び頭を下げる)

 

ラディッツ:気にするな。

 

パチュリー:ちょっと、いつまで立ち話してるつもりよ?此処に来たのは、のんびり世間話する為じゃ無いでしょ?

 

ラディッツ:あぁ、スマン。鈴仙、早速で悪いんだが…

 

鈴仙:分かってます。さぁ、中へどうぞ。私の師匠が御待ちですので。(頭を上げ、先行する)

 

ラディッツ:あぁ。パチュリー、もう少しの辛抱だぞ。

 

パチュリー:えぇ。

 

フラン:御邪魔しまーす

 

鈴仙に連れられ、永遠亭へと足を踏み入れた一行。其処で待っていたのは、銀髪で赤と青の服を着た1人の女性で…

 

???:ようこそ永遠亭へ。遠路遥遥、御疲れ様。私は、八意永琳。此処の責任者を務めているわ。

 

ラディッツ:俺はラディッツだ。

 

永琳:鈴仙から話は聞いてるわ。出会って間も無いこの子に、良くしてくれたそうね。

 

ラディッツ:別に、何か特別な事はしてねぇと思うが…

 

永琳:フム…フムフム…貴方からは、只者じゃない不思議な何かを感じるわ…それが何かは分からないけど…

 

パチュリー:何、そのフワッとした表現…

 

永琳:ラディッツさん…だったわよね?出会ったばかりの貴方に、こんな事言うのも何なんだけど…もし良ければ、貴方の血をほんの少しだけ採らせて貰えないかしら?

 

ラディッツ:あん?いきなり何言って…

 

鈴仙:あの…師匠?

 

永琳:外来人の血を採血する機会なんて、滅多にあるもんじゃないわ!もしかしたら、今後の医療に革命が起きるかも知れないわ!

 

フラン:あれ?この人、こんなキャラだったっけ?

 

パチュリー:さ、さぁ…

 

鈴仙:あぁ…師匠が御乱心の様です…

 

永琳:どう?協力してくれないかしら?勿論、無理強いはしないわ。さっきも言ったけど、貴方さえ良ければの話よ。

 

ラディッツ:・・・

 

フラン:御兄ちゃん、やめといた方が良いよ!何か危ない感じがするし!

 

パチュリー:同感よ。

 

ラディッツ:1つだけ、条件がある。

 

永琳:何かしら?

 

ラディッツ:パチュリーの病気を、完璧に治してやってくれ。そうすりゃ、治療費として俺の血を少しだけくれてやる。

 

永琳:本当に?

 

ラディッツ:あぁ、約束する。

 

フラン:御兄ちゃん!

 

パチュリー:貴方、何を言って…

 

ラディッツ:正直、俺なんかの血が医療の役に立てるとは思えん。だが、長年苦しんでた病気からお前を救ってやれるんなら、血くらい安いもんだよ。

 

フラン:御兄ちゃん…

 

パチュリー:…バカ…

 

鈴仙:か…格好良い

 

永琳:勿論よ。患者の病気は、私が責任を持って完治させて見せるわ。

 

ラディッツ:頼んだぜ。

 

永琳:えぇ。それじゃ、早速患者の問診及び投薬を始めるわ。患者以外の2人は、申し訳無いけど部屋を出て貰うわよ。

 

ラディッツ:そうさせて貰おう。俺達が居ても、邪魔にしかならんだろうしな。

 

フラン:そうだね。

 

永琳:うどんげ。2人を客間に御通しして、御茶と御茶菓子でも出してあげて頂戴。

 

鈴仙:了解しました!

 

パチュリー:ラディッツ、フラン。

 

ラディッツ:ん?

 

フラン:何?

 

パチュリー:一度しか言わないから、しっかり聞きなさいよ。有難う…(最後の部分、大分小声で)

 

ラディッツ:フン…さっさと元気になるんだな。ついでに、その捻くれた性格と運動音痴も治して貰ったらどうだ?そうすりゃ、もう少しマシになるだろうぜ?

 

パチュリー:余計な御世話よ。

 

フラン:パチェ、頑張ってね

 

パチュリー:はいはい。

 

ラディッツとフランは、鈴仙に連れられて客間へ移動

 

永琳:さぁ、始めるわよ。

 

パチュリー:えぇ、宜しく。

 

こうして、パチュリーの病気の治療が始まったのだった




作者:永琳がマッドサイエンティストな感じになってしまってます。更に、うどんげは出会って間も無い相手に目がハート…ちょっと惚れっぽ過ぎですかね…そして、パチュリー…乙女か!

パチュリー:乙女よ!

作者:でも、確かパチュリーは百歳は悠々に超え…

パチュリー:ロイヤルフレア!

作者:ピチューン!
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