始まります
今日も今日とて、紅魔館の門前で修行中のラディッツ達。どうやら、今回はギャラリーがいつもよりも数段多い様で…
フラン:それそれそれぇっ!
フランは、4人に分身してラディッツの四方八方からラッシュ攻撃で攻め立てている
ラディッツ:くっ…毎度の事ながら、この技は厄介だな。1人1人の戦闘力は落ちるが、それぞれの攻撃に隙がねぇ。
ラディッツは、悪戦苦闘しながらも4人のフランの攻撃を捌きつつ反撃している。一方、彼等の修行に巻き込まれない様にテラスで見学している面々は…
妹紅:何だかんだ言いつつ、あのラッシュにしっかり反応出来てるな。凄いじゃないか。
アリス:日々の修行の成果ね。
鈴仙:でも、もしも怪我したらと思うと…
パチュリー:その時の為に、衛生兵としてアンタが居るんでしょうが…
鈴仙:そ、そうですけど…
はたて:まぁ万が一の時は誰かが止めに行けば良いでしょ。
美鈴:誰が行くんですか?
他全員:・・・
其処に居る全員の視線が美鈴に集中する
美鈴:勘弁して下さい!死んでしまいます!
妹紅:…もしもの時は私が行くよ。不死身だしな。
アリス:鈴仙さん程じゃ無いけど、私も軽い傷くらいなら治療してあげられるわよ。
パチュリー:その時は宜しく。
美鈴:ほっ…
レミリア:2人の戦いを見てたら、久々に体を動かしたくなって来たわね。
咲夜:御嬢様?
レミリア:よっと…
レミリアは、紅茶を一気に飲み干してカップを置いた後、テラスから飛び降りてラディッツ達の元に向かう
レミリア:貴方達、ちょっと良いかしら?
ラディッツ:あん?
フラン:どうしたの?御姉様?
レミリアに話し掛けられ、手合わせは一時中断した
レミリア:今日の修行、私も仲間に入れて貰って良いかしら?
ラディッツ:何?
フラン:御姉様が修行したいなんて珍しいね。
レミリア:健康の為には、適度に運動する事も大事だしね。付き合って貰えないかしら?
ラディッツ:まぁ構わんが…
レミリア:それじゃフラン、私と交代して…
フラン:いやいや!此処は1つ、私と御姉様のタッグで戦おうよ♪
ラディッツ:…ん?
レミリア:あら、それは良いアイデアね。紅魔館のスカーレット姉妹の力、ラディッツに見せる時かしら?
フラン:おぉーっ!
ラディッツ:おい、ちょっと待て…俺の話を…
レミリア:まぁそう言う訳だから。
フラン:御兄ちゃん!覚悟!
ラディッツ:勝手に話を進めるな!
話を勝手に進めた挙げ句、既に身構えつつやる気満々のスカーレット姉妹に対し、ラディッツはそうツッコんだ
フラン:御姉様とのタッグなんて久々だし、ワクワクして来たよ♪
レミリア:見せてあげるわ!姉妹の絆の力を!
ラディッツ:コレは修行だぞ!畜生、どうしてこうなった!おい!誰か助太刀を頼む!情けねぇと言われそうだが、この2人を同時に相手するのは流石にキツそうだ!
パチュリー:ああ言ってるわ。美鈴、行って来なさい。
美鈴:丁重に御断りします!命は惜しいですから!
パチュリー:じゃあ咲夜。
咲夜:私は、皆さんの御菓子や御茶の御世話をしろと御嬢様から言い付けられていますので。
美鈴:そう言うパチュリー様が行ってあげて下さいよ。
パチュリー:私に、あの化け物軍団の中に飛び込めって言うのかしら?
美鈴:スミマセン…
鈴仙:あ、今日の私は衛生兵ですので。
はたて:今日の私は、只の一見物客と言う事で1つ♪
アリス:難易度ルナティックなんてレベルじゃないし…
次々と断る面々。しかし、密かに闘志を燃やしていた者が1人だけ居た…
妹紅:ったく、どいつもコイツも情け無い奴等だ…
鈴仙:も、妹紅さん?
妹紅は、素早くテラスから飛び立ち、ラディッツの横に着地する
妹紅:ラディッツ、私が手を貸してやる。
ラディッツ:スマン、妹紅。まさかこんな事になるとは…
妹紅:気にするな。アンタには世話になってばっかりだからな。修行でも何でも、困った時はいつでも頼ってくれよ。
ラディッツ:…思えば、お前とタッグを組んで戦うのは初めてだったか?
妹紅:そうだな。即席も良い所だが、宜しく頼むよ。
ラディッツ:あぁ。
フラン:御兄ちゃんともこたんか、相手にとって不足無し!
レミリア:即席コンビで私達に勝てる等と、その気になってるなんて御笑いね!御遊びは良い加減にしろって所を見せてやるわよ!
美鈴:あれ?何かフラグが立った様な気がする…
こうして、ラディッツと妹紅の即席コンビVSスカーレット姉妹の修行(と言う名のガチめなタッグマッチ)が始まった訳だが…レミリアとフランが姉妹ならではのコンビネーションを見せたかと思えば、ラディッツと妹紅も即席とは思えない見事な連携を見せて観客達(テラスで観戦中のパチュリーやはたて、美鈴達)を大いに湧かせた。そんな戦いの中でテンションが最高潮になったフランが再び4人に分身し、楽しそうにラディッツ達に突っ込んで行き、ラディッツ達も気を解放して迎え撃ち、修行とはかけ離れた大乱戦が始まった。その時、レミリアだけはその激しさに付いて行けず、ラディッツとフランの攻撃がぶつかり合った事で発生した衝撃波で吹き飛ばされて館の外壁にクレーターを作りながら減り込んだり、尚も負けじと突っ込んで行った瞬間に爆風に巻き込まれてヤムチャしたり、此方も違う意味で観客を楽しませたとか…観客だった者達は、その時の事を「激し過ぎて見ててハラハラしたけど楽しかった」と語る。只1人、レミリアだけは「何も覚えていない。気が付いたらベッドの上に居た」と語っている…
言い訳ではありませんが、自分はレミリア含めた紅魔館メンバー皆大好きです
レミリアだけ扱いヒッドいですが(笑)
メインヒロインはフラン、パチュリー、鈴仙、はたて、妹紅、アリスの6人(多い?)ですが、好感度はどんな感じなのか少しばかりおさらいを…
フラン:好感度極高
暴れていた自分を救い出してくれた恩があり、最初に彼を紅魔館の住人として迎え入れる提案をした張本人
血の繋がりこそ無いが、互いに本当の兄妹の様な関係(実年齢はフランの方が数段上だが)
共に修行をしたり冒険したり、掛け替えの無い存在である事には違いないが、恋愛と言うよりは兄妹愛か
パチュリー:好感度高
普段はツンツンとした態度で接しているが、事ある毎に無茶をする彼の事を誰よりも心配し、気に掛けていると言える
異性として意識しているのは勿論、病気を治す為に尽力してくれた恩人と言う事もあり、とても大事な存在と言う所か
鈴仙:好感度極高
異性としての彼への想いはパチュリーにも負けていないが、少々妄想が暴走気味である
彼女自身が奥手である事と彼の鈍感さも合わさり、今の所進展は余り無し(悪い関係では無い)
はたて:好感度高(パチュリー達よりかは僅かに低めか)
彼との関係は、異性同士と言うよりは友達以上恋人未満と言う立ち位置
メインヒロインの中で唯一、現在彼にその様な感情を抱いていないキャラ
また、記者と読者という関係であり、事ある毎に取材目的で絡んでいる
妹紅:好感度極高
不老不死故に化け物呼ばわりされ、孤独で辛い人生を送って来た彼女にとって、涙を汲んでくれ、更に自分を1人の女性として見、接してくれる彼は大切な存在の1人になっている
事件の度に彼に付いて行くのは、その時の恩返しの為だけでは無く、何かあった場合にその身を呈してでも彼を守る為である(ラディッツは、例え不死身でも彼女が傷付く事を良しとは思わないが)
アリス:好感度高
元は彼の事を友人と思っていたが、RPGの世界にあった火山で彼に命を救われ、旅の中で苦楽を共にする事で彼を意識する様になった
実は、メインヒロインの中で一番最初に告白(の様な事)をしたキャラでもある(返事は急かしていない)
パチュリー共々、実地で戦うよりは彼等に情報を与えて手助けをする立ち位置でもある(全く戦わない訳では無い)