誇り高き弱虫の幻想郷生活   作:パラリズム

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かなり短いです


第272話

更なる力を付ける修行をしたいと、フランや美鈴と共に以前さとりに紹介された命蓮寺にやって来たラディッツ…

 

ラディッツ:此処が命蓮寺って所か。

 

美鈴:そうです。

 

ラディッツ:しかし…まさか寺にやって来る日が来るとは思わなかったぜ。

 

フラン:御兄ちゃん、こう言う所に縁が無さそうだもんね。

 

ラディッツ:あぁ、まぁな。

 

美鈴:私達も無神論者なので人の事は言えませんけどね。

 

フラン:アハハ、そうだね。

 

ラディッツ:ん?門の前に誰か居るな。ガキに見えるが…

 

美鈴:あぁ、彼女は…

 

???:御早うございます♪

 

ラディッツ:お、おう…

 

門前に居る、緑髪で頭の両側に茶色の耳の様な物が付いている少女が、掃除をしながら彼等に声を掛けて来た

 

フラン:うん♪御早う♪

 

美鈴:御元気そうですね、響子さん。

 

響子:御陰様で♪

 

響子と呼ばれたその少女の元気な挨拶に対し、ラディッツは少々呆気に取られた様子を見せ、フランは彼女と同じく元気に挨拶を返し、美鈴もすぐ後に彼女に微笑み返した

 

ラディッツ:コイツは何なんだ?

 

美鈴:彼女の名前は幽谷響子(かそだにきょうこ)さん。この命蓮寺の住人の1人で、山彦の妖怪ですよ。

 

ラディッツ:山彦ってアレか?山の頂上で叫んだら声が返って来る…

 

美鈴:ハイ、その山彦ですよ。

 

ラディッツ:今更だが、山彦がこうして人の形持って日常生活を送ってるってのも妙な話だな…

 

美鈴:本当に今更ですねぇ…

 

響子:此方の男性は確か、最近噂になってる外来人の方ですよね?名前は…ラディッツさんでしたっけ?

 

ラディッツ:何だ、俺の事を知ってるのか?

 

響子:勿論です。天狗さんの新聞で、度々御兄さんが活躍していると言う記事を拝見していますから。

 

ラディッツ:そうか…

 

美鈴:流石は有名人ですねぇ。

 

フラン:頑張ってるもんね♪

 

ラディッツ:そうでもねぇさ。

 

その後、互いに改めて自己紹介を済ませた一行…そして…

 

響子:それで?今日はどの様な用件で此処に来たんですか?

 

ラディッツ:俺達は、この寺の主に話があるんだ。此処に居るか?

 

響子:ハイ、それなら中にいらっしゃいますよ。どうぞ御入り下さい。

 

ラディッツ:有難うよ。

 

美鈴:御邪魔しますね。

 

響子に案内され、ラディッツ達は門の中に入って行った

 

ラディッツ:この寺のあちこちから凄まじい気の反応を感じる…

 

美鈴:私達が言えた事じゃありませんが、この命蓮寺に住む人は全員漏れ無く妖怪ですからね。

 

ラディッツ:妖怪だらけの寺か…しかし、それじゃ普通の人間は近付けねぇんじゃねぇのか?

 

美鈴:そうでもありませんよ。此処の皆さんは、主さんも含め人間達への友好度が高く、彼等の事も分け隔て無く受け入れているそうですから。まぁ墓荒らしや宝目当ての人間は例外だそうですけど。

 

ラディッツ:ほぅ…話に聞いた限りじゃ、人間達からの信仰も厚そうだな。

 

美鈴:そして、此処の皆さんは一切の殺生を拒み、悟りを開く為に日々修行しているんです。

 

ラディッツ:そう言う話を聞くと、益々昔の俺には縁遠い筈の場所だと感じるな。

 

美鈴:ハハハ…

 

フラン:修行の許可が貰えると良いね。

 

ラディッツ:あぁ。

 

響子:では、私は主を呼んで来ますので失礼しますね。

 

ラディッツ:あぁ、頼む。

 

響子は、ラディッツ達をその場に残し、主を呼びに移動を開始した。彼等は、修行の許可を得る事が出来るのだろうか…

 




先に言っておくと、命蓮寺での修行はかなり長い期間続く予定です

作中の時間で数ヶ月以上は掛かるかと…
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