誇り高き弱虫の幻想郷生活   作:パラリズム

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短めです


第274話

翌日、命蓮寺での修行の為に荷物を纏めて紅魔館を出立するラディッツ、フラン、美鈴。早朝であるにも関わらず、彼等の見送りをする為に仲間達が集まっていた…

 

ラディッツ:それじゃ、暫くの間留守にするよ。

 

レミリア:はいはい。

 

咲夜:後の事は任せて下さい。

 

小悪魔:御土産宜しく御願いしますね♪

 

咲夜:旅行じゃないのよ?

 

小悪魔:あ、そうでした…

 

ラディッツ:土産は分からんが、まぁ何かしら持って帰って来るよ。

 

小悪魔:期待してますね♪

 

フラン:咲夜、御姉様の事を宜しくね。

 

咲夜:畏まりました。

 

フランの言葉に、咲夜は深々と頭を下げつつそう答えた。続いて前に出て来たのはレミリアだった…

 

レミリア:フラン。ラディッツや美鈴、命蓮寺の連中の言う事を良く聞いて良い子にするのよ?ワガママを言って迷惑を掛けない様にね。

 

フラン:むぅ…子供扱いしないでよ御姉様。そんな事しないもん。

 

子供扱いされたフランは、少し膨れっ面でそう答えた

 

レミリア:フフ…ラディッツ、美鈴。色々大変だろうけど、フランの事を頼んだわよ。

 

美鈴:ハッ!御任せ下さい!

 

ラディッツ:言われるまでもねぇよ。

 

美鈴は拳を合わせて、ラディッツも力強く頷きながら答えた。レミリア達が少し後ろに下がった後、パチュリーや鈴仙達がゆっくりと前に出て来た…

 

パチュリー:ラディッツ、コレを渡しておくわ。

 

パチュリーから手渡されたのは、紫色の小さな御守りだった

 

ラディッツ:コイツは…

 

パチュリー:見ての通り、何処にでもある普通の御守りよ。黙って持って行きなさい。

 

妹紅:私達からの贈り物だよ。

 

アリス:貴方達の修行が上手く行きます様にって願いを込めたのよ。

 

鈴仙:博麗神社と守矢神社の両方に参拝して、神頼みもしておきました。

 

はたて:妖怪が神頼みってのも変な話だけどね。

 

ラディッツ:お前ら…

 

はたて:因みに、此処には居ないけど妖夢や幽々子、文達の思いも一緒になってるから。

 

ラディッツ:そうか…有難うよ、確かに受け取ったぜ。

 

美鈴:コレはもう、是が非でも修行を成功させなくてはいけませんね。

 

フラン:だね。

 

ラディッツは、今まで共に戦って来た仲間達の思いの込められた御守りを懐に仕舞い込んだ

 

鈴仙:それにしても…一応声は掛けたのに、結局あの人は見送りに来てませんね。

 

ラディッツ:誰の事だ?

 

妹紅:アンタの悪友だよ。

 

ラディッツ:悪友…あぁ、ターレスの事か?

 

鈴仙:そうです。

 

アリス:薄情な人ね…

 

はたて:ま、アレはそう言うキャラじゃないしね。

 

鈴仙:け、けど…

 

妹紅:放っとけよ。そう言う奴も居るさ。

 

鈴仙:・・・

 

ラディッツ:アイツがこんな事したら、逆に気持ち悪いぜ。

 

美鈴:それは言えてますね。

 

フラン:うんうん♪

 

はたて:酷い言われ様…

 

妹紅:だが、同感だな。

 

少しの間、その場に笑い声が響き渡る

 

ラディッツ:さて…寺の奴等を待たせるのも悪いし、そろそろ行くか…

 

フラン:うん!

 

美鈴:そうしましょう。

 

ラディッツ達は、踵を返してゆっくりと歩き出した。レミリアや鈴仙達は、激励しつつ彼等の姿が見えなくなるまで見送り、その後それぞれの生活に戻って行った…

 




命蓮寺での生活は、各々の弱点となる部分の克服の為の修行と命蓮寺の面々との交流がメインになります
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