誇り高き弱虫の幻想郷生活   作:パラリズム

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第28話

パチュリーの治療が終わるまでの間、客間で待つ事になったラディッツとフラン。

 

鈴仙:御待たせしました。粗茶ですが。それと、此方が御茶菓子です。(御茶と御茶菓子のおはぎを出す)

 

フラン:わーい御菓子だ(早速手を付ける)

 

ラディッツ:おい、フラン。がっつくなよ。

 

フラン:だって、美味しそうなんだもん

 

ラディッツ:そりゃ分かるが、せめて礼を言ってからにしろ。

 

フラン:あ、そうだよね。有難う

 

鈴仙:いえいえラディッツさんも、どうぞ御召し上がり下さい

 

ラディッツ:スマンな。有難く頂こう。(御茶と御茶菓子に手を付ける)

 

フラン:んーこの御茶、本当に美味しいえっと…こんな時、何て言うんだっけ?

 

ラディッツ:確か、結構な御手前で…じゃなかったか?よく知らんが…

 

フラン:それそれ結構な御手前で(座ったまま、軽く御辞儀をする)

 

鈴仙:恐れ入ります(御辞儀を返す)

 

ラディッツ:・・・

 

鈴仙:ラディッツさん、どうかしましたか?

 

ラディッツ:何がだ?

 

鈴仙:さっきから、怖い顔してるみたいなので…もしかして、御茶や御菓子が御口に合わなかったんでしょうか…

 

ラディッツ:いや、そんな事はねぇよ。ただ、少し気になる事があってな。

 

鈴仙:気になる事?

 

ラディッツ:さっきから、竹林の方で凄まじい2つの力がぶつかり合うのを感じるんだ。まるで、誰かと誰かが戦ってる様な…

 

鈴仙:戦ってる…あ…

 

ラディッツ:何か心当たりがあるのか?

 

鈴仙:えっと…

 

ラディッツ:お前、何か知ってるな?

 

鈴仙:・・・

 

ラディッツ:何か知ってるなら、全部話してくれ。

 

鈴仙:それ…は…

 

直後、辺りに爆発音が響き渡る

 

フラン:な、何?

 

ラディッツ:外に出るぞ。何かあったのは間違いねぇからな。

 

フラン:う、うん!

 

3人が外に出ると同時に、竹林から爆発音と共に幾つもの火柱が立ち上る

 

ラディッツ:竹林が燃えてるってのか…

 

フラン:ど、どうして?

 

鈴仙:おかしい…こんなの、いつもと違う…

 

フラン:私の気のせいかも知れないんだけど…竹林の方から、邪気を感じる…この力、何処かで…

 

ラディッツ:そりゃそうだろうよ…この邪気は、この間森で暴れてたお前から溢れてたもんだ。

 

フラン:えっ?

 

ラディッツ:邪気が誰の仕業かは見当が付くが、暴れてるのは何処のどいつだ…全く…

 

フラン:御兄ちゃん!何とかしなきゃ!

 

ラディッツ:そんな事は、言われんでも分かってる。このままこの騒ぎを放置してたら、竹林だけじゃなくこの永遠亭にも被害が出る。そうなったら、中の奴等も無事では済まんだろう。

 

鈴仙:師匠…

 

フラン:パチェ…

 

ラディッツ:面倒だが、暴れてる奴等に拳骨を食らわせに行くとするか…

 

フラン:御兄ちゃん!私も一緒に!

 

ラディッツ:いや、お前は万が一の時の為に此処に居ろ。

 

フラン:で、でも…

 

ラディッツ:大丈夫だ。元凶をブッ飛ばしたら、必ず此処に戻る。何かあったら、すぐにコイツで連絡してくれ。(スカウターをフランに手渡す)

 

フラン:わ、分かった!

 

ラディッツ:鈴仙、お前は俺と来い。お前は、暴れてる奴等を知ってる様だったしな。

 

鈴仙:り、了解!

 

フラン:御兄ちゃん!

 

ラディッツ:ん?

 

フラン:行ってらっしゃい!気を付けて!

 

ラディッツ:あぁ、行って来る。パチュリー達の事を頼んだぜ。

 

フラン:うん!

 

フランを保険として永遠亭に残し、ラディッツと鈴仙は竹林で暴れている者達の元へと移動した




次回、炎に包まれた迷いの竹林で激闘開幕

その相手は…
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