パチュリーの治療が終わるまでの間、客間で待つ事になったラディッツとフラン。
鈴仙:御待たせしました。粗茶ですが。それと、此方が御茶菓子です。(御茶と御茶菓子のおはぎを出す)
フラン:わーい御菓子だ(早速手を付ける)
ラディッツ:おい、フラン。がっつくなよ。
フラン:だって、美味しそうなんだもん
ラディッツ:そりゃ分かるが、せめて礼を言ってからにしろ。
フラン:あ、そうだよね。有難う
鈴仙:いえいえラディッツさんも、どうぞ御召し上がり下さい
ラディッツ:スマンな。有難く頂こう。(御茶と御茶菓子に手を付ける)
フラン:んーこの御茶、本当に美味しいえっと…こんな時、何て言うんだっけ?
ラディッツ:確か、結構な御手前で…じゃなかったか?よく知らんが…
フラン:それそれ結構な御手前で(座ったまま、軽く御辞儀をする)
鈴仙:恐れ入ります(御辞儀を返す)
ラディッツ:・・・
鈴仙:ラディッツさん、どうかしましたか?
ラディッツ:何がだ?
鈴仙:さっきから、怖い顔してるみたいなので…もしかして、御茶や御菓子が御口に合わなかったんでしょうか…
ラディッツ:いや、そんな事はねぇよ。ただ、少し気になる事があってな。
鈴仙:気になる事?
ラディッツ:さっきから、竹林の方で凄まじい2つの力がぶつかり合うのを感じるんだ。まるで、誰かと誰かが戦ってる様な…
鈴仙:戦ってる…あ…
ラディッツ:何か心当たりがあるのか?
鈴仙:えっと…
ラディッツ:お前、何か知ってるな?
鈴仙:・・・
ラディッツ:何か知ってるなら、全部話してくれ。
鈴仙:それ…は…
直後、辺りに爆発音が響き渡る
フラン:な、何?
ラディッツ:外に出るぞ。何かあったのは間違いねぇからな。
フラン:う、うん!
3人が外に出ると同時に、竹林から爆発音と共に幾つもの火柱が立ち上る
ラディッツ:竹林が燃えてるってのか…
フラン:ど、どうして?
鈴仙:おかしい…こんなの、いつもと違う…
フラン:私の気のせいかも知れないんだけど…竹林の方から、邪気を感じる…この力、何処かで…
ラディッツ:そりゃそうだろうよ…この邪気は、この間森で暴れてたお前から溢れてたもんだ。
フラン:えっ?
ラディッツ:邪気が誰の仕業かは見当が付くが、暴れてるのは何処のどいつだ…全く…
フラン:御兄ちゃん!何とかしなきゃ!
ラディッツ:そんな事は、言われんでも分かってる。このままこの騒ぎを放置してたら、竹林だけじゃなくこの永遠亭にも被害が出る。そうなったら、中の奴等も無事では済まんだろう。
鈴仙:師匠…
フラン:パチェ…
ラディッツ:面倒だが、暴れてる奴等に拳骨を食らわせに行くとするか…
フラン:御兄ちゃん!私も一緒に!
ラディッツ:いや、お前は万が一の時の為に此処に居ろ。
フラン:で、でも…
ラディッツ:大丈夫だ。元凶をブッ飛ばしたら、必ず此処に戻る。何かあったら、すぐにコイツで連絡してくれ。(スカウターをフランに手渡す)
フラン:わ、分かった!
ラディッツ:鈴仙、お前は俺と来い。お前は、暴れてる奴等を知ってる様だったしな。
鈴仙:り、了解!
フラン:御兄ちゃん!
ラディッツ:ん?
フラン:行ってらっしゃい!気を付けて!
ラディッツ:あぁ、行って来る。パチュリー達の事を頼んだぜ。
フラン:うん!
フランを保険として永遠亭に残し、ラディッツと鈴仙は竹林で暴れている者達の元へと移動した
次回、炎に包まれた迷いの竹林で激闘開幕
その相手は…