誇り高き弱虫の幻想郷生活   作:パラリズム

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(投稿ペースが)ゆっくりし過ぎ?


第287話

紫が新たな助っ人として呼び出したのは、ラディッツの弟である孫悟空(サイヤ人名はカカロット)だった。兄弟の久々の再会となったのも束の間、大切な話があると紫に言われた一行は、現在命蓮寺の広間に集まっていた。メンバーは、ラディッツ、フラン、美鈴、悟空、紫、藍、白蓮、一輪、ぬえ、村紗、星、ナズーリンの計12名である…

 

紫:話を始める前に、まずは更なる特別ゲストに登場して頂くわ。

 

ラディッツ:まだ誰か居るのか…

 

紫:では、どうぞ。

 

紫の隙間の中から姿を現したのは、時の界王神だった

 

時の界王神:はい、どもどもー♪元気ですかー!

 

ラディッツ:お、おう…

 

明るく皆に挨拶する時の界王神に対し、紫と藍を除く他の面々はポカンとしている

 

時の界王神:ちっ、滑った。このネタは駄目だったか…

 

紫:時の界王神様、わざわざ御越し頂いて恐縮ですわ。

 

藍:御久し振りでございます。

 

時の界王神:ん?あぁ、良いの良いの。事情が事情だから気にしないで。

 

跪く紫と藍に対し、時の界王神は笑顔でそう答えた

 

悟空:なぁ紫、そのちっこいのは誰なんだ?

 

藍:ち、ちっこいの…

 

紫:口を慎みなさい。この方は、宇宙の全ての歴史を管理しておられる、とーっても偉い御方なのよ。

 

悟空:そうなんか?

 

ラディッツ:そうらしいな。まぁ見た目がガキにしか見えんのは事実だし、俺も奴の事は詳しくは知らんのだが…

 

紫:こ、この兄弟は…

 

紫は、サイヤ人兄弟の無礼な言葉に顔を強張らせる

 

時の界王神:本当に、話に聞いてた通りの子達みたいね。

 

紫:…申し訳ありません…

 

時の界王神:良いの良いの♪

 

フラン:八雲の御姉さんがあんなにペコペコしてる…

 

美鈴:神様の中でも最上位の御方の様ですね。

 

時の界王神:皆も、畏まらずに足を崩して楽にして良いわよ。口調も畏まらなくて良いからね。

 

悟空:そっか、分かった!

 

即座に楽な姿勢に直る悟空に続き、他の面々も次々と楽な姿勢になる

 

時の界王神:さてと…ラディッツ君。この世界に来てからの貴方の働きは、紫から聞いてるわ。頑張ってるみたいね。まずは御疲れ様。

 

ラディッツ:何、俺だけの力じゃねぇさ。皆の力があったからこそだよ。

 

時の界王神:フム…決して驕らないのね…

 

悟空:なぁラディッツ、どんな奴等と戦ったんだ?

 

ラディッツ:地獄から復活して、この幻想郷で暴れてた連中とちょっとな。

 

悟空:地獄から復活だって?

 

ラディッツ:お前も知ってる奴ばかりだ。ナッパ、ウィロー、ガーリックJr、それとスラッグも居たか…

 

悟空:アイツ等か…地獄に落ちても全然懲りてねぇとか、どうしようもねぇ奴等だな…

 

ラディッツ:懲りてたら苦労はねぇさ。

 

悟空:ソイツ等、全員おめぇがぶっ倒したんか?

 

ラディッツ:さっきも言ったが、俺だけの力じゃねぇ。いつも力を貸してくれる仲間達が居たから、キツい戦いも何とかなったんだ。

 

悟空:へぇ…早く会ってみてぇなぁ、おめぇの仲間達に…

 

ラディッツ:会った時に紹介してやる。皆気の良い奴等だし、お前もきっと気に入ると思うよ。

 

悟空:へへ、楽しみだ。

 

紫:悪いけど、兄弟の語らいは後にして頂戴。

 

ラディッツ:あぁ、スマン。

 

悟空:ワリィワリィ。

 

紫:では、本題に移るわね…今回の調査で、厄介な奴等が敵に加担してる事が分かったわ。

 

白蓮:厄介な奴等とは?

 

紫:地獄の女神の一味…そして、依神姉妹よ。

 

白蓮:何と…

 

一輪:コレは、かなり面倒な事になりそうですね…

 

紫:えぇ…

 

悟空:依神?とか女神?とか、何の事なんだ?ラディッツ、何か知ってっか?

 

ラディッツ:さぁな、俺も聞いた事がねぇよ…

 

悟空:そっか…

 

美鈴:私も話でしか聞いた事が無いんですが…依神姉妹と言うのは、疫病神と貧乏神の双子の姉妹らしいです。異変解決に向かった霊夢さん達ですら大苦戦したとかどうとか…

 

ラディッツ:ほぅ…

 

藍:そして、地獄の女神の一味…月、地球、異界のそれぞれの地獄を司る神と、その部下の地獄の妖精の2人よ。

 

白蓮:話ではもう1人居た筈では?

 

藍:確かに居たが、今回はどうやら加担してはしない様だ。確認出来なかっただけかも知れないが…

 

白蓮:フム…

 

ラディッツ:アンタ達が危機感を覚える程だし、ソイツ等は相当強いのか?

 

紫:えぇ、かなりね。今の貴方達では、まず勝ち目は無いくらいに…

 

ラディッツ:だそうだぞ?カカロット。

 

悟空:この世界にも、そんなに強ぇ奴等が居るんか…へへへ…

 

ラディッツ:サイヤ人の血が騒ぐな。

 

悟空:あぁ!ワクワクすっぞ!

 

星:いやいや、ワクワクしてどうするんですか…

 

村紗:サイヤ人ってこんなのばっかり?

 

美鈴:その様ですね。と言いつつ、私もちょっと燃えて来てます。

 

村紗:えっ?

 

フラン:私も、ソイツ等と戦ってみたいかも♪

 

悟空:おっ?おめぇ達も、強ぇ奴との戦いが好きなんか?

 

フラン:うん!

 

美鈴:私も、武道家の端くれですからね。強者との戦いは望む所です。

 

悟空:だよなぁ♪

 

ラディッツ:へっ…

 

ナズーリン:何か、一部盛り上がってるなぁ…

 

一輪:流石戦闘種族と言った所でしょうか。

 

ぬえ:フランと美鈴は違うけど…似た者同士って事かな…

 

紫:やれやれ、戦闘バカばっかりね…

 

時の界王神:・・・

 

紫:貴方達ね…自分達の御両親が敵に回ってると言う重要な事を忘れちゃ駄目よ?

 

ラディッツ:分かってるよ。

 

悟空:両親…オラ達の父ちゃんと母ちゃんまで敵側に居るんか…

 

ラディッツ:あぁ、俺は2人を正気に戻す為に修行してるんだ。

 

悟空:成る程な…

 

白蓮:しかし…敵対組織に強敵が居ると分かった以上、今の修行レベルでは足りないでしょうか…

 

ラディッツ:なら、もっとレベルを上げてくれて構わんぞ。カカロット、やる事がねぇならお前も一緒にどうだ?ついでに、この世界の事を俺の知る限り教えてやれるしよ。

 

悟空:そうだな。此処に来たばっかで何も分かんねぇしな。それに、強くなれるってんなら望む所だぞ!

 

ラディッツ:それでこそサイヤ人だ。

 

フラン:私も私も!

 

美鈴:私も是非。

 

ラディッツ:白蓮、頼むよ。

 

白蓮:分かりました、その様にしましょう。

 

更なる修行が出来ると、ワクワクしている戦闘バカ達だった

 

時の界王神:紫。今回の件、此処に居ない皆にもちゃんと伝えておくのよ?

 

紫:勿論、承知していますわ。

 

悟空を新たに戦力に加え、ラディッツ達の修行の日々はまだまだ続く…




幻想郷の時間経過は、外の世界の時間経過と比べて大分緩やかな設定です

1年が1日になると言う訳ではありませんがね…
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