第291話
ラディッツ達が紅魔館へと帰還して数日後、行く宛の無い悟空は紅魔館で厄介になっていた。その日は、親しい仲間達が其処に集まっていた…
妹紅:しかし、隙間妖怪にも困ったもんだな。戦力が欲しいからって、家族が居る奴を外の世界から引っ張って来るんだからな。
アリス:そうね。彼の御家族や仲間の人達は、彼の事を心配してるでしょうに…
悟空:まぁ何も言わずに来ちまったかんなぁ…
ラディッツ:不幸中の幸いなのは、この幻想郷と外の世界とでは時間の流れが違うって事だな。
悟空:つまり…どう言う事なんだ?
ラディッツ:この世界の時間は、外の世界と比べて時間が少し遅めになってるんだ。まぁ俺も話でそう聞いただけなんだがな。
パチュリー:何よ、そのフワッとした説明…
鈴仙:ラディッツさんも、その辺はあんまり詳しく無いんですね。
ラディッツ:まぁな…
悟空:へぇ、そうなんか…
はたて:そんな事よりさ!我が花果子念報で、悟空さんの特集記事組ませてよ。
悟空:ん?オラのか?
はたて:そう!見出しはズバリ!新たな希望の星現る!コレで!
悟空:何か良く分かんねぇけど、良いぞ。
はたて:よっし!そんじゃ、まずは色々聞く所から…
パチュリー:あのビッチ天狗、ラディッツから弟さんに乗り換えるつもりよ?
アリス:不潔だわ…
咲夜:彼に散々良くして貰っておいて、それはちょっと…
妹紅:此処最近、ネタに困ってたみたいだからな…
はたて:其処!ヒソヒソ話なつもりだろうけど、全部聞こえてるからね?
鈴仙:はたてさん、私で良ければ相談に乗りますよ?
はたて:止めろ!哀れむな!
小悪魔:ま、まぁまぁ…
レミリア:落ち着きなさいよ。
ラディッツ:やれやれ、相変わらずだな。だが、帰って来られたんだと改めて実感するよ。
フラン:そうだね。
悟空:ハハハ♪話は聞いてたけど、面白ぇ奴等ばっかだなぁ♪
ラディッツ:だろ?
悟空:そういや、此処にターレスやギニュー特戦隊の連中まで居るんだってな?
ラディッツ:あぁ。帰って来てから連絡したが、それぞれが色々立て込んでるらしいから、直接会ってはいないがな。アイツ等も、仲間と共に宜しくやってるそうだ。
悟空:そうなんか…聞いた時はちょっと驚いたけど、アイツ等も頑張ってんだな。
ラディッツ:あぁ。
はたて:けど、一方でスラッグやウィローみたいな奴等も居たけどね。
悟空:死んでも反省せずに悪さして、結局また地獄行きになったんだろ?本当にどうしようもねぇ奴等だな…
ラディッツ:全くだ…だが、そんな戦いの中で出会った奴等も居るんだがな。
悟空:へぇ…
その直後、レミリアの元に門番をしている美鈴から通信が入る
美鈴:御嬢様、少し宜しいでしょうか?
レミリア:どうかしたの?
美鈴:白玉楼の御二人と、地霊殿の皆さんがラディッツさんの帰還を聞いて会いたいと此方に来られています。どうしますか?
レミリア:わざわざ聞くまでも無いわ。通してあげなさい。
美鈴:了解です。
通信終了
レミリア:聞いての通りよ。咲夜、御茶と茶菓子の用意をなさい。
咲夜:畏まりました。
その少し後、白玉楼の幽々子と妖夢、地霊殿のさとりと御付きの2人(燐と空)が姿を現した
妖夢:御久し振りです、ラディッツさん。御元気そうで何よりです。
幽々子:会いたかったわ♪また一段と、男っぷりと逞しさに磨きが掛かったわね♪
ラディッツ:何とかな。お前達も、かなり腕を上げた様だな。幽霊や亡霊に成長と言うのもおかしな話だが…
幽々子:細かい事は気にしないの♪
妖夢:貴方達が修行していると聞き、私も皆さんに置いて行かれない様に精進をしていました。
ラディッツ:頼もしいな、期待してるぞ。
妖夢:はい!
妖夢達が少し後ろに下がり、次にさとり達がゆっくりと前に歩み出る
さとり:ラディッツさん、御無沙汰しています。その節は、大変御世話になりました。
燐:修行の成功、おめでとう♪
空:元気そうで良かった♪
ラディッツ:お前達もな。他の連中の様子はどうだ?
さとり:皆、元気に復興作業を進めていますよ。皆が貴方に会いたがっています。もし気が向いたならば、いつでも地底に御越し下さい。歓迎致しますので。
ラディッツ:あぁ、そうするよ。
さとり:さて…其方の男性が、紫さんの話に出ていた方…
妖夢:ラディッツさんの弟さんですよね?ラディッツさんから、御話は兼ね兼ね。
悟空:そうなんか?
ラディッツ:まぁな。軽くだが紹介するよ。
ラディッツは、悟空に妖夢やさとり達の事を簡単に紹介し、さとり達にも同じ様に悟空の事を紹介した
空:でもさぁ…御兄さん達って、実の兄弟って割にはあんまり似てないよね?
燐:コラ!お空!何て事言うんだい!
空:えー?だってさぁ…
燐:良いから黙れ!
空:うにゅ…
燐は、のんびりした様子でそう言った空の口を慌てて塞いだ(手遅れではあるが)
妖夢:失礼ながら、私も同じ事を思ってしまいました…スミマセン…
幽々子:もう、妖夢まで…
小悪魔:しかし、言われてみれば本当にそうですよね。
はたて:どっちかと言えば、ターレスと瓜二つだよね。
フラン:そう言えば、御兄ちゃんは御父さんとも似てないや。
ラディッツ:そう思うのも無理ねぇだろう。俺達下級戦士は顔のタイプが少ないから、実の家族や兄弟であっても全く似てねぇ事は珍しくねぇんだ。
悟空:そんで、その逆も然りっちゅー訳だな。
鈴仙:成る程…
妹紅:まぁその辺は色々込み入った事情があるんだし、あんまり踏み込まない方が良いだろ。
さとり:スミマセン、うちのペットが大変失礼な事を…
ラディッツ:謝るな、気にしてねぇよ。
悟空:オラもだ。
パチュリー:性格はそっくりな訳ね…
悟空:・・・
悟空は、さとりをジッと見て何か考えている様だった。さとりは、すぐにそれに気が付いた様で…
さとり:何か?
悟空:あ、悪ぃ。ちょっと気になった事があってな。
さとり:…成る程…私のこの赤い目、サードアイが気になっている様ですね。
悟空:いぃっ!?何で分かったんだ?まだ何も言ってねぇのによ?
さとり:コレが私の能力ですから。
悟空:能力だって?
ラディッツ:さとりには、心を読める能力があるんだ。どんな隠し事や考え事も、ソイツの前じゃ筒抜けって訳だ。
悟空:そうなんか?面白ぇ奴が居るもんだなぁ。
さとり:面白いって…怖く無いんですか?
悟空:何がだ?
さとり:心を読まれるんですよ?誰にだって、知られたくない事がある筈…私はそれを見透かしてしまうと言うのに…
悟空:んー…オラ、そう言うのは別に何とも思わねぇや。
さとり:えっ?
悟空:だってよ?おめぇも此処に居る奴等も、皆ラディッツの大事な仲間なんだろ?なら、悪ぃ奴じゃねぇのは確かだからな。
さとり:・・・
パチュリー:兄弟揃って甘いのね…
ラディッツ:言ってくれるな。
アリス:まぁまぁ。
悟空:それはそうと…ちょっと、その目玉触っても良いか?
さとり:えっ?ちょっ…
さとりが言い終わる前に、悟空はさとりのサードアイを指で突いてしまう
さとり:アァァァーッ!いったい目がぁぁぁーっ!
燐&空:さとり様ーっ!
さとり:目が!目がぁぁぁぁっ!
悟空のその行動に一同が凍り付く中、さとりは痛みの余り転がりながら悶えている。空は、そんな彼女を落ち着かせようと慌てている
悟空:あ、あり?
燐:何て事するんだい!さとり様のサードアイに直接触れるなんて!
悟空:わ、悪ぃ悪ぃ!気になっちまったからさぁ!
燐:だからってやるな!
悟空:ハハハ!だから悪ぃって!
尚も笑顔の悟空に対し、燐は猛抗議の真っ最中である
パチュリー:彼、かなりの天然みたいね…良い意味でも悪い意味でも…
ラディッツ:あのバカ…
妹紅:と言うか、あの目って感覚あったんだな…
鈴仙:私も今初めて知りました…
アリス:眼球に直接触れられた訳ね…そりゃ痛いわ…
小悪魔:うーん…途中までは良い話だったのになぁ…
レミリア:どうしてこうなった…
幽々子:皆賑やかねぇ♪
妖夢:言ってる場合ですか!
咲夜:やれやれ…
はたて:あー、もう滅茶苦茶だよ…
フラン:アハハ…
その光景を、他の面々はにこやかに眺めたり、呆れて溜め息を吐いたり、苦笑いを浮かべていたりと様々だったそうな…
さとり、スマン…
現在、ターレス達が所持しているドラゴンボールと入手場所
四星球
紫から譲り受けた
ニ星球
玄武の沢編でにとりから譲り受けた
六星球
魔法の森編でアリスから譲り受けた
一星球
太陽の畑編で幽香から譲り受けた
七星球
地底編でこいしから譲り受けた(こいし込みで)
現在5つ所持している