誇り高き弱虫の幻想郷生活   作:パラリズム

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秋の味覚大収穫祭(前編)


第294話

季節は秋…復興が進んだ妖怪の山も、紅葉で秋色に染まっていた。と言う訳で…

 

文:妖怪の山主催!秋の実り大収穫祭!

 

はたて:イェーイ♪

 

御覧の通り、妙なテンションで盛り上がる鴉天狗達である

 

フラン:元気が良いね♪

 

ラディッツ:妙なテンションになってはいるがな。

 

舞台は妖怪の山。その日は、共に戦って来た仲間達を妖怪の山に招待し、秋の味覚狩りを行う事になったのだ…現在、集合場所となっている山の登山口に集まっているメンバーは、主催者代表としてはたてと文、彼女達に招待されたラディッツ、フラン、悟空、パチュリー、妹紅、鈴仙、アリス、ターレス、椛、こいし、ザーボン、小傘、華扇、妖夢である…

 

悟空:なぁ、コレから此処で何すんだ?

 

ラディッツ:説明してくれてただろ。山の幸を自分達の手で収穫し、それを味わう為のイベントだとな。

 

悟空:そうだったか?

 

ラディッツ:聞いてなかったのか?

 

悟空:ハハハ♪

 

ターレス:呑気なもんだぜ…こちとら、こんな事してる場合じゃねぇってのによ…

 

椛:まぁまぁ、ターレスさん。

 

こいし:偶には息抜きも大事だよ♪

 

ターレス:そりゃそうかも知れんが…

 

悟空:ターレス。何だかんだ言いつつ、おめぇも来たんだな?

 

ターレス:コイツ等(椛とこいし)がどうしてもって言うから、付き合ってやってるだけだがな。

 

悟空:おめぇも変わったな。前に戦った時とは感じが全然違うしよ。

 

ターレス:まぁ色々あったからな。

 

悟空:へぇ…

 

妹紅:しかし、此処からでも分かる程の見事な紅葉だな。

 

アリス:綺麗ねぇ…

 

パチュリー:前に来た時は、地獄から復活したバカのせいで荒れ放題だったのにね。

 

文:えぇ、それはもう見るも無惨な物でしたよ。しかし、残った皆で力を合わせて復興作業を頑張りましたからね。

 

はたて:まぁコレでも、完全に元通りになってはいないんだけどね。

 

鈴仙:コレでもまだ完全じゃないんですね。

 

ラディッツ:何かスマン…

 

はたて:何でラディッツが謝るのさ?

 

文:貴方達の御蔭で被害が抑えられたから、今年もこの季節を迎えられるんです。寧ろ感謝しているくらいですよ。

 

ラディッツ:なら良いんだが…

 

ザーボン:所で、招待されたのは我々で全員ですか?

 

はたて:ううん、まだ来てない人達居るよ?

 

小傘:と言うと?

 

文:ノリノリで参加すると言う話だったんですが…

 

妖夢:その人達とは?

 

文:それは…

 

ジース:急げ!遅刻だぞ!

 

魔理沙:うっわ!もう皆居るじゃないか!

 

霊夢:早苗!モタモタしてるんじゃないわよ!

 

早苗:ま、待って下さいよぉ!

 

賑やかな声と共に、霊夢、魔理沙、早苗、ジースの4人が猛スピードで一行の元にやって来た

 

ターレス:どうやら来た様だぜ?

 

ザーボン:その様だな。

 

早苗:スミマセン!御待たせしました!

 

文:いえいえ、集合時間には間に合ってますから大丈夫ですよ。

 

魔理沙:ったく、早苗が準備に手間取るからだぞ?

 

早苗:そんな事言われましても…

 

ジース:わざわざ呼びに来なくても、お前達だけ先に来れば良かっただろ。

 

霊夢:私もそう言ったのよ。なのに魔理沙の奴が…

 

魔理沙:だ、だってさぁ…

 

アリス:まぁまぁ。

 

妹紅:それにしても…収穫したもんを持ち帰るだけにしては、凄い荷物の量だな。

 

早苗:神社で御留守番してる神奈子様達や特戦隊の皆さんと、沢山採って来るって約束しましたからね。

 

ジース:俺達は、言ってみれば守矢の代表って訳だ。

 

早苗:そう言う訳です♪

 

ラディッツ:それを言うなら、俺達も紅魔館の代表だぞ。

 

フラン:私達も、御姉様達に御土産頼まれてるからね。頑張らなくちゃ♪

 

悟空:だな。

 

パチュリー:それで、何で私まで駆り出されるのよ…

 

ラディッツ:引き籠もってるだけよりは良いだろう?

 

パチュリー:むぅ…

 

ラディッツ:恐らく、鈴仙や妖夢も上の奴等に頼まれたって所だろ?

 

鈴仙:その通りです。

 

妖夢:少しでも食費が浮けば良いんですが…

 

ラディッツ:妹紅は、慧音の為にって所か?

 

妹紅:ちょっ…私の心を読んだだと?

 

華扇:皆、気合いが入っていますね。ザーボン、小傘。私達も頑張りますよ。何たって、今晩の食事が懸かっているんですから。

 

ザーボン:はっ!

 

小傘:わちきは、いつも御世話になってる人里の皆に御裾分け出来るくらい採れれば良いなって感じですけど…

 

ターレス:上に仕える奴等は大変だな。その点、俺達は自由気ままにやれるから気楽で良いぜ。

 

こいし:採った物は、そのまま私達の食糧になる訳だからね。

 

椛:だからこそ、私達も気合いを入れるべきだと思うんですが…それと、御言葉ですがターレスさん。私達にも、御土産を持って行くべき場所はあるのではありませんか?

 

ターレス:分かってるよ。奴等の所か…

 

椛:分かって頂けているならば、私から言う事はもうありません。

 

ラディッツ:何かあったのか?

 

ターレス:お前が修行をしてた間、俺達だって遊んでた訳じゃねぇんだよ。

 

ラディッツ:別にそんな事は思ってねぇが…

 

ターレス:ま、その辺の事情は、今はまだ伏せておくさ。今はな…

 

ラディッツ:あん?

 

フラン:そう言えば、霊夢はどうして今日此処に来たの?

 

霊夢:ん?あぁ、私は…

 

華扇:聞くまでもありません。大方、タダで秋の味覚が味わえるから…そんな所でしょう。

 

霊夢:うぐぅ…

 

魔理沙:ハハハ!バレてやんの♪

 

早苗:流石は華扇様です♪

 

アリス:図星ね…

 

妹紅:当たったらしいな。

 

鈴仙:あはは…

 

霊夢:うっさいうっさい!

 

はたて:それぞれ思う所はあると思うけど、ちょっと私達の話を聞いて貰って良いかな?

 

悟空:話?

 

はたて:コレから、秋の力を司る神様達に挨拶しに行くから、一緒に来てくれるかな?

 

ラディッツ:そんな奴が居るのか。

 

ターレス:この世界、神様どれだけ居るんだよ…

 

ジース:まるで神様のバーゲンセールだな。

 

文:それはもう沢山居るんですよ。それはそうと、秋の力を司る神様達が頑張ってくれたからこそ、こうしてこのイベントを開催出来るんですよ。

 

悟空:へぇ、そうなんか。

 

ザーボン:それは、是非御礼を言わなくてはいけませんね。

 

アリス:そうね。

 

文:では、彼女達の居る場所に案内しますので付いて来て下さい。

 

ラディッツ:おう。

 

文とはたてに先導され、秋の力を司る神様の元へと移動を開始した一行だった…

 




秋を司る神様と言えば、あの方達です
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