誇り高き弱虫の幻想郷生活   作:パラリズム

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幻想郷のハロウィン その4


第302話

ハロウィンに幻想郷の方々へ行き、菓子を集めているフラン達。そんな彼女達が何かやらかさないか心配し、気配を消してその後を追うラディッツ。人里から同行してくれている妹紅と共に、現在博麗神社の階段を登っている…

 

妹紅:こんな階段、空を飛べれば苦にならないんだけどな…

 

ラディッツ:結構な段数があるからな。だが、この階段で走り込みをすると良いトレーニングになりそうだな。

 

妹紅:そりゃそうかも知れないが…

 

そんな事を話しつつ、神社の境内に到着した2人。其処で彼等を出迎えたのは、霊夢と遊びに来ていた魔理沙、早苗、ジースの4人だった…

 

霊夢:あら、ラディッツと妹紅じゃない。うちの神社に参拝なんて珍しいわね。

 

魔理沙:こんな貧乏神社に来るとか、お前達も物好きだな。

 

霊夢:魔理沙うっさい!

 

ジース:若しくは、只の暇人だな。

 

早苗:こんにちは♪珍しい組み合わせですね♪

 

ラディッツ:そうか?

 

妹紅:結構一緒に連んでると思うがな。

 

早苗:もしかして、デキてるんですか?

 

妹紅:消し炭にするぞ、天然巫女。

 

早苗:スミマセン、マジ勘弁して下さい!

 

ラディッツ:デキてる?何の話だ?

 

妹紅:アンタは知らなくて良い事だ。

 

ラディッツ:そ、そうか…

 

妹紅:珍しいと言えば、お前達もそうだろ。特に其処の赤ら面。

 

ジース:誰が赤ら面だコラ。

 

早苗:彼は、私のボディーガードですからね。

 

魔理沙:私の研究素材の採取にも付き合ってくれてんだ。結構良い奴だぜ?

 

ラディッツ:そんな事してるのか…

 

妹紅:お前も暇人じゃねぇか。

 

ジース:放っとけ、やるべき事はやってるんだよ。

 

霊夢:それはそうと…折角来たんだし、御賽銭でも入れて行きなさいな。

 

魔理沙:出た、金の無心。

 

ジース:魔理沙や早苗から聞いてはいたが、本当に貧乏なんだな。

 

魔理沙:まぁ巫女が巫女だからな。

 

霊夢:アンタ達、張っ倒すわよ。

 

ラディッツ:まぁお前にも世話になってるから、それくらいはしてやるよ。

 

そう言いつつ、ラディッツは賽銭箱に賽銭を入れる

 

霊夢:有難う。きっと良い事あるわよ。

 

ラディッツ:だと良いがな。そうだ、お前達に聞きたい事があるんだが…

 

霊夢:何かしら?

 

ラディッツ:フランやチルノ達が此処に来たと思うんだが、今も居るか?

 

霊夢:あぁ、フラン達ね。確かに、ついさっきまでは居たわよ。けど、もう此処には居ないわ。

 

魔理沙:お前達が来る少し前に出てったからな。私達から菓子を巻き上げた後でな。

 

ラディッツ:ちっ、また入れ違いかよ…

 

妹紅:トコトンタイミングが合わないな…

 

ラディッツ:因みに、何処に行くか言って無かったか?

 

早苗:御菓子が沢山集まったので、紅魔館に帰って皆で食べようって言ってましたよ。

 

ラディッツ:此処でスタート地点に戻るのか…

 

妹紅:それじゃ、すれ違いだらけの尾行はコレで終いだな。

 

ラディッツ:らしいな。すっかり世話になっちまったな、妹紅。礼と言う程のもんは出せんが、紅魔館で一緒に飯でもどうだ?

 

妹紅:そんな大した事はして無いんだが…そうだな…アンタの飯が食えるってんなら、それだけで行く価値はあるかもな…御言葉に甘えて邪魔するよ。

 

ラディッツ:よし。そうと決まれば、まずは買い出しが必要だな。

 

妹紅:て事は、また人里に向かうんだな。さっさと行こうか。

 

ラディッツ:そうだな。じゃあな、邪魔したな。

 

霊夢:ハイハイ、いつでも来なさい。

 

魔理沙:またな♪

 

ジース:ま、気を付けてな。

 

早苗:守矢神社にも是非来て下さいね♪

 

ラディッツ:あぁ。

 

霊夢達に見送られ、ラディッツと妹紅は人里へ向かった。館へ連絡を入れた後に買い出しを済ませ、館へと戻った彼等を待っていたのは、沢山の菓子を自慢気に見せて来るフラン達の姿だった。その様子を見たラディッツ達は、自分達の心配が杞憂だったと胸を撫で下ろした。その夜、紅魔館組と妹紅は楽しく食事をしつつ他愛も無い話で笑い合ったとか…こうして、幻想郷のハロウィンは平和なままで幕を閉じた…




特にオチも無く、平和なまま終わりましたとさ…
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