罪人、ラディッツ!?その2
始まります
言われなき罪で投獄されたラディッツを救うべく、彼と縁を結んで来た仲間達が立ち上がった。彼女達は、ラディッツの姿が目撃された場所を訪れて調査をしていた…
妹紅:人里の連中も、皆アイツが犯人だと思い込んでるな。
アリス:家屋を破壊し、彼に攻撃されて怪我をした人も居るわ。信じられないと言う人も居たけど…
鈴仙:まさか、本当に彼がこんな事を…
フラン:そんな筈無い!御兄ちゃんは、もう悪人じゃ無いんだから!
悟空:あぁ、その通りだぞ。
鈴仙:で、ですよね!ゴメンなさい!
パチュリー:けど、もっと有益な情報が欲しいわね。
はたて:となると…
妹紅:寺子屋に行くぞ。あの場所なら人も集まるし、慧音の奴が今回の件について何か知ってる筈だ。
フラン:うん!
と言う訳で、フラン達は寺子屋の慧音の元にやって来ていた…
慧音:そんな事態になっていたとは…
フラン:先生、御兄ちゃんはそんな事してないよ!
慧音:あぁ、そうだな。付き合いこそ短いが、彼がそんな事をする奴じゃ無い事くらいは分かってるさ。
フラン:先生…
パチュリー:約1名、彼を疑ってたのも居るけどね…
鈴仙:だから、ゴメンなさいって言ってるじゃないですか!
慧音:だが、被害があったのは人里だけじゃ無い様だ…地底や妖怪の山、冥界にも現れたと聞いている。其処の者達にも、話を聞いてみるのが良いだろう。
妹紅:あぁ、そうするよ。忙しい時に邪魔したな、慧音。
慧音:構わないさ。私には此処での仕事があるから、情報提供くらいしか出来ないが…必ずラディッツ殿の濡れ衣を晴らしてやってくれ。
妹紅:勿論だ。
パチュリー:言われるまでも無いわ。
アリス:情報提供、感謝するわ。
悟空:サンキューな。
フラン:先生、またね♪
鈴仙:失礼します。
慌ただしく寺子屋から移動を開始したフラン達。彼女達の背中を見送りながら、慧音はポツリと呟いた…
慧音:気を付けてな…
次に彼女達が訪れたのは、妖怪の山だった。かつて、地獄から甦ったナッパによって甚大な被害を被り、生き残った天狗達の手で復興が進んでいた…しかし、その復興作業が終わらない内に、またあちこち破壊されてしまっていた…
悟空:酷ぇなコリャ…
はたて:完全とまでは行かなくても、大分復興出来てた所だったんだ…なのに…
怒りに拳を震わせるはたて。他の面々は、そんな彼女に声を掛けられずに居た。そんな彼等の前に、ターレス、椛、こいしの3人が姿を現した…
ターレス:辛気臭い面してんな。
悟空:ターレス…
椛:また山がボロボロに…他の仲間達は大丈夫でしょうか…
はたて:それは大丈夫みたい。ナッパの時と違い、死者は居ないみたいだから。
椛:そうですか、一先ず安心ですね。それに関しては…ですが…
鈴仙:と言うと?
こいし:怪我してる人が沢山居たよ。ちょっと見て来たけど、救護詰所が満員だったし。
パチュリー:そう…
アリス:一応聞くけど、貴方達は彼の事を…
椛:犯人だと思っているか…ですよね?答えはノーです。
ターレス:今のアイツにこんな事は出来ねぇよ。だから、俺達はこうして動いてる。
こいし:あの御兄さんを疑ってるなら、動く意味無いもんね♪
アリス:確かにそうね。
ターレス:地底の様子を見て来たが、あっちは被害は少なめだったぜ。地底の奴等が追い払ったらしいからな。
鈴仙:少なめと言う事は、被害が全く無かった訳じゃ無いんですね。
こいし:うん、まぁそうなるかな。
椛:ですが、地底の皆さんの中にラディッツさんの事を疑っている人は1人も居ませんでしたよ。
フラン:そっか…
悟空:ターレス、ラディッツの為に動いてくれてサンキューな。
ターレス:まさか、お前に礼を言われる日が来るとはな…人生、何が起こるか分からねぇもんだな…
妹紅:地底に行く必要は無くなった訳だし、次に向かう場所は…
はたて:冥界にある屋敷、白玉楼だね。
鈴仙:白玉楼…妖夢と幽々子さんの居る所ね。
ターレス:俺達は別の場所を調べる、そっちは任せるぞ。
パチュリー:アンタに言われるまでも無いわ。
妹紅:冥界か…一応、奴等に連絡しとくか…
フラン:偽者の痕跡が残されてると良いけど…
ターレス達と別れ、冥界へ向けて移動を開始したフラン達。調査はまだまだ続く…
短編とは何だったのか…