誇り高き弱虫の幻想郷生活   作:パラリズム

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第31話

ラディッツ&鈴仙VS妹紅&輝夜の第ラウンドは、開始早々からラディッツと妹紅の激しい打撃戦が展開されていた

 

妹紅:せっかくやる気になった所悪いが、コレじゃさっきと何も変わらないぞ!

 

ラディッツ:・・・(妹紅の攻撃をギリギリで捌いている)

 

鈴仙:ラディッツさん!私が後ろから援護します!前線は任せました!(指から弾を連射し、妹紅の動きを止める)

 

ラディッツ:言われるまでもねぇ!

 

妹紅:へっ…タイマンで勝つのは諦めたか?だが、その程度で何かが変わるって訳じゃ…

 

妹紅が言い終わる前に、輝夜の放った弾幕が広範囲に降り注ぐ…それは、ラディッツ達だけでなく前線で戦っていた妹紅をも巻き込んで…

 

鈴仙:ラディッツさん!大丈夫ですか?

 

ラディッツ:あぁ、何とか防御が間に合ったぜ。

 

妹紅:くっ…おい輝夜!私が攻めてる時に邪魔しやがって!て言うか、メインターゲット私だっただろ!お前、敵と味方の区別も出来ないのかよ!(弾幕で受けた傷を再生)

 

輝夜:あら、私は貴方を味方だとは一言も言ってないし、思ってもいないんだけど?あわよくば、貴方も一緒に死んで貰いたいくらいよ。

 

妹紅:んだと?

 

輝夜:フフフ

 

小競り合いを始める妹紅と輝夜。その様子を観察していたラディッツは、ニヤリと笑った

 

ラディッツ:何だ、奴等にもあるじゃねぇか。致命的な弱点がよ…

 

鈴仙:と言うと?

 

ラディッツ:鈴仙。誰かと一緒に戦う際、一番大事な事は何だと思う?

 

鈴仙:えっと…

 

ラディッツ:奴等の様子を見りゃ、分かると思うぜ?

 

鈴仙:…あっ!それって、もしかして…

 

ラディッツ:分かった様だな…おい貴様等!いつまで言い争ってやがる!さっさとかかって来い!

 

妹紅:何勝ち誇った顔してんだ!さっきも言っただろ!お前らに勝ち目なんか無いってな!

 

輝夜:気に入らないわ!その顔!

 

ラディッツ:鈴仙!俺に合わせろ!

 

鈴仙:は、はい!頑張ってみます!

 

三度始まった大乱戦。だが…

 

妹紅:邪魔なんだよ!下がってろ糞ニート!コイツらなんか、私1人でも殺せるんだからよ!何なら、ボサッと見ててくれて構わないんだぞ?そうすりゃ、邪魔者諸共楽に殺してやるからよ!

 

輝夜:それは此方の台詞よ!貴方こそ、大人しく私に殺されなさい!この住所不定!

 

妹紅&輝夜:・・・

 

ラディッツ:戦いながら口論とは、随分器用な奴等だ。だが、貴様等には肝心な物が足りん!

 

妹紅:肝心な物?

 

ラディッツ:貴様等は、互いに殺し合う程仲が悪い。つまり、相手の動きに合わせる事はまず出来やしない。それどころか、逆に互いの足を引っ張りあっている。信頼関係が大事なタッグマッチじゃ、それは敗北を意味する。

 

妹紅:ハッ!何が信頼だ!お前ら、出会ってばっかでそんなもん無いだろうが!

 

ラディッツ:確かに、俺達は即席タッグだ。まだ互いの事すら何も知らん。だがな…

 

鈴仙:貴方達よりかは、全然マシです!

 

ラディッツ:そう言う事だ!

 

2人の同時攻撃で、妹紅と輝夜を吹き飛ばす

 

妹紅:えぇい!邪魔臭い!この一撃で、全部灰にしてやるよ!

 

輝夜:コレで幕引きよ!

 

妹紅は超特大の火球を作り出し、輝夜は突き出した両手にエネルギーを集め始める

 

ラディッツ:コイツを凌げば、俺達の勝ちと見た!鈴仙!気合いを入れろ!

 

鈴仙:はい!

 

ラディッツは右手に、鈴仙は自らの顔の前にありったけのエネルギーを集める

 

妹紅:仲良く燃え尽きな!

 

輝夜:消えなさい!

 

ラディッツ達より少し早く、妹紅が火球を、輝夜がフルパワーでエネルギー波を撃ち出した

 

ラディッツ:コレでも…食らいやがれ!

 

鈴仙:はあぁぁぁっ!

 

少し遅れ、ラディッツも負けじとフルパワーのエネルギー波を、鈴仙は目から真紅のエネルギー波をそれぞれ撃ち出した

 

妹紅&輝夜:おぉぉぉっ!

 

鈴仙:な、何て力…このままじゃ…

 

ラディッツ:鈴仙!弱音を吐くな!姫さんを助けたいんだろうが!

 

鈴仙:はっ!

 

ラディッツ:この幻想郷に来てまだ日は浅いが…こんな俺にも、守りたい奴等が出来た…だから、こんな所でくたばる訳にはいかねぇんだよ!

 

鈴仙:守りたい奴等…

 

ラディッツ:ソイツらを守る為だ!踏ん張れ!鈴仙!

 

鈴仙:はい!

 

徐々に力を増すラディッツと鈴仙、対する妹紅と輝夜は…

 

妹紅:コイツら、まだこんなパワーを残してたってのか…おいコラ!糞ニート!お前、全力でやってんのか!

 

輝夜:私は全力よ!其方こそ、手を抜いてるんじゃないの?この住所不定!

 

妹紅:何だと!

 

輝夜:何よ!

 

言い争いに夢中になり、力が弱まった妹紅と輝夜。ラディッツは、その隙を決して見逃しはしなかった

 

ラディッツ:今だ!押し切れ!

 

鈴仙:はい!

 

2人:はあぁぁっ!

 

2人の攻撃のエネルギーが1つになり、妹紅と輝夜の攻撃を飲み込みつつ彼女達に向かう

 

妹紅:しまっ…

 

輝夜:あ…あ…

 

2人:あぁぁぁぁっ!

 

ラディッツ達のエネルギー波の直撃を受け、妹紅と輝夜は倒れた

 

妹紅:くっ…お前さえ…お前さえ居なけりゃ…

 

輝夜:それは…此方の台詞よ…

 

鈴仙:いけない!このままじゃ、また再生しちゃいますよ!

 

ラディッツ:やれやれ…

 

体を再生しながら、懲りずに言い争う妹紅と輝夜。ラディッツは、そんな2人の側に瞬間移動して…

 

妹紅&輝夜:えっ?

 

ラディッツ:貴様等…良い加減にしやがれ!

 

気を乗せたラディッツの拳骨が、妹紅と輝夜の頭に振り下ろされた。その強烈な一撃により、2人の不死者は顔を地に埋め、今度こそ完全に気を失ったのだった…

 

妹紅&輝夜:・・・

 

ラディッツ:言っただろ?拳骨を食らわせてやるってよ?

 

鈴仙:す、凄い音した…痛そうだなぁ…

 

其処から、少し離れた場所

 

???:また、新たな駒を探さなければ…面倒な事だ…(姿を消す)

 

こうして、迷いの竹林内での戦いは終わりを告げたのだった




妹紅と輝夜との戦いは終わりました



以下、またしてもネタバレになってしまいますので御注意…

この2人とは、後にとある形で再び戦う事になります

但し、その時は今回の様に正気を無くしてたりはしませんが

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