誇り高き弱虫の幻想郷生活   作:パラリズム

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御待たせしました。


319話

ターレス達が天界に辿り着いて早々、正気を失っていた天界の主の従者、永江衣玖との戦いとなった。しかし、彼女は戦いの中でターレス達への誤解を解き、同時に自力で洗脳を解除した。天界で何が起きているのか、衣玖に接触して来たのが何者だったのか・・・話し合いをする為、彼等は衣玖に連れられて天界にある大きな屋敷の一室へとやって来ていた・・・

 

衣玖:此処で少し御待ち下さい。主を呼んで来ますので。

 

そう言うと、衣玖は部屋を出て行った・・・

 

こいし:随分豪華な御屋敷だね。

 

椛:それはそうでしょう。天界を治める人の家ですから。

 

ターレス:羨ましい事だ。

 

ターレス達は、衣玖に渡されたタオルで濡れた髪や体を吹きながら会話中・・・

 

こいし:クシュンッ!

 

椛:こいしさん、風邪ですか?

 

こいし:んー、どうだろ・・・ちょっと鼻がムズムズしちゃって・・・

 

ターレス:雨風で体が冷えたのかも知れん。衣玖の奴に頼んで、後で風呂を借りて体を温めるんだな。

 

こいし:そうするね。

 

ターレス:犬走、一応お前もな。

 

椛:分かりました。

 

直後、彼等の居る部屋の扉を叩く音が響いた・・・

 

衣玖:失礼します。総領娘様が皆さんに御会いになるそうです。

 

ターレス:そうか。

 

衣玖:総領娘様、此方へどうぞ。

 

???:御苦労様、衣玖。

 

彼等の前に姿を現したのは、黒い帽子を被った青い髪の女性だった・・・

 

???:其処の蟹頭。アンタが、最近噂の外来人の仲間って事で間違い無いわよね?

 

ターレス:まぁそうなんだが・・・物を尋ねる時には、まず自分から名乗れと親に教わらなかったのか?

 

???:どうやら、口の利き方を知らないガキみたいね。

 

ターレス:あん?

 

ターレスと青髪の女性は、睨み合い火花を散らせている・・・

 

衣玖:総領娘様、そのくらいで・・・

 

椛:ターレスさんも、程々にして下さい。

 

ターレス:フン・・・

 

衣玖:私から紹介させて頂きます。この方は、この天界を治める主様・・・その一人娘の比那名居天子様でございます。

 

天子:フフン♪

 

衣玖に紹介され、天子はドヤ顔で胸を張った・・・

 

天子:アンタ達の事は色々聞いてるわ。この世界に来た経緯も、後ろに居る奴等の事も・・・他にも色々とね。

 

椛:それなら、余計な説明は不要の様ですね。

 

天子:分かってはいるけど、敢えて聞くわ。アンタ達、この天界に何しに来たのかしら?

 

ターレス:単刀直入に言う。此処にドラゴンボールってのがある筈だ。ソイツを渡して貰おうか。

 

天子:ドラゴンボール?何よそれ?

 

ターレス:しらばっくれても無駄だ。俺達は此処にボールの反応がある事を確認して此処まで来たんだ。

 

天子:フーン・・・渡さないと言ったら?

 

ターレス:その時は、力ずくで頂く事になるぞ。

 

天子:へぇ、面白いじゃない。

 

怪しい笑みを浮かべつつ、再び睨み合うターレスと天子・・・

 

こいし:御兄さん、それだとまるで悪人みたいだよ?

 

椛:元悪人ですがね。と言うか、喧嘩しに来た訳では無いんですよ。此処には話し合いをしに来たと言う事を御忘れ無く。

 

ターレス:フム、それもそうか・・・

 

衣玖:総領娘様、貴方もですよ。先程も言いましたが、御戯れは程々になさって下さい。

 

天子:何よ、良い所だったのに・・・

 

衣玖:皆さん、まずは席に御座り下さい。食事を用意しますので。それを食べながら、天界がこうなった原因や私が正気を失っていた原因・・・全てを御話ししましょう。総領娘様も宜しいですね?

 

天子:ハイハイ、大人しくしとくわよ。

 

天界に何が起きたのか・・・全ての謎が明かされるのは、もう少し後の話・・・




最近、話作りが下手な上に投稿頻度低くてスミマセン
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