天界にあるドラゴンボールを賭けて、天界の主(正確には主の1人娘)、比那名居天子と戦う事になったターレス。椛、こいし、衣玖が見守る中、荒れ狂う天界の広場で戦いが始まろうとしていた・・・
天子:さぁ、始めましょうか。何なら、アンタに先手をあげても良いわよ?
ターレス:相当な自信だな。今の内に、負けた言い訳を考えとけよ。
天子:その言葉、そのままそっくり御返しするわ。さっさと来なさいよ、怖く無いならね。
天子は、自信満々な顔を浮かべ、腕組みをしながらターレスを挑発する・・・
ターレス:けっ、可愛げのねぇ女だ・・・後悔しても知らねぇぞ!
ターレスは、天子に向けて気弾を連射した。一時的に爆煙が舞い上がるが、それは雨風ですぐに晴れた。其処に居たのは、表情を変えず、腕組みをしたままの無傷の天子だった・・・
天子:どうしたの?こんなもん?
ターレス:効き目無しか、まぁそうだろうな。
天子:まさかとは思うけど、今のが全力って訳じゃ無いわよね?
ターレス:当たり前だ、今のは只の小手調べ。安心したぜ。この程度でくたばる様な、口だけの奴じゃ無くてよ?
天子::口だけなのはアンタの方じゃ無いかしら?
ターレス:トコトン可愛げのねぇ女だ・・・だが、それでこそだ。それでこそ、ひざまずかせた時の快感はかなりのもんだろうぜ・・・ククク・・・
天子:ひざまずかせるねぇ・・・アンタにそれが出来るとは思えないけど?
ターレス:出来ないかどうかは、今に分かるさ。
天子:フン・・・
ターレスと天子は、嵐の中で激闘を展開し始めた。ターレスが気弾を放てば、天子は剣で真っ二つにそれを斬り払った。その僅かな隙に、ターレスはすぐに接近して天子に腹パンを叩き込んだ。モロに食らった天子は、僅かにフラ付いた後、すぐに体勢を立て直した・・・
ターレス:くっ・・・
天子:むぅ・・・
ターレスと天子は、互いに表情を歪めた・・・
ターレス:貴様、何て硬い体を持ってやがる・・・殴り掛かった拳が痺れちまったぞ。
天子:アンタこそ、重い拳を持ってるじゃない。私の防御が崩されかけるとは思わなかったわよ。
ターレス&天子:・・・
2人が睨み合いを続けるその間も嵐は止む事が無く、寧ろその勢いは更に激しさを増していた。しかし、・・・
椛:雨風だけで無く、雷まで激しさを増している・・・
こいし:でも・・・御兄さん達、何だか楽しそうに見えるね。
椛:えぇ、そうですね。私にもそう見えます。
衣玖:総領娘様のあんな顔、久々に見た気がします。
戦ってる2人は、楽しそうに笑っていた・・・
天子:アンタ、少しはやる様ね。
ターレス:貴様もな。しかし、この幻想郷って世界は本当に良い所だな。
天子:いきなり何よ?
ターレス:美味い飯も酒もあるし、強い奴等が山と居る・・・貴様の様にな。
天子:あら、それは私の事を気に入ってくれたって事かしら?
ターレス:まぁそう言う事だ。こんな奴等が居る楽しい世界に誘ってくれたんだ、隙間妖怪には感謝しなきゃな。
天子:そんな事はどうでも良いけど・・・どうする?まだこの戦いを続けるつもりかしら?
ターレス:当たり前だ。さぁ、続きを・・・
ヘカーティア:ハイハイ♪其処まで♪
21号:御楽しみの時間は御終いよ。
ターレス:あん?
天子:むっ・・・
戦いを望む2人の空気を絶ち切るかの様に、地獄の女神ヘカーティアと21号が姿を現した・・・
天子:アンタ達、何なのよ?
衣玖:ヘカーティア·ラピスラズリ・・・そして・・・
椛:もう1人の貴方の事も、上の者から情報を得ていますよ。地獄の連中の仲間・・・名前は確か・・・21号さんで合っていますよね?
21号:御明答。私の事も調べているなんて、此処の奴等の情報も侮れないわね。
ヘカーティア:流石は天狗って所かしらねん?
椛:どうも。
ターレス:貴様等、どう言うつもりだ?
ヘカーティア:どうって?
天子:私達、今楽しく戦ってた所なのよ。それを邪魔するなんて、どう言う了見なのか・・・そう言いたいのよね?
ターレス:あぁ、そうだ。
ヘカーティア:あ、成る程ねん・・・
21号:折角戦ってた所に悪いわね。さっき言ってた用事についてなんだけど・・・私達が用があるのは・・・貴方よ、ターレス。
ターレス:俺に?
ヘカーティア:単刀直入に言うわ。私達は、貴方を誘いに来たのよ。
21号:フフ・・・
ターレス:何?
激しい戦いの合間、突如現れた21号とヘカーティア。彼女達の言葉の真意は・・・
ヘカーティアと21号、変わったコンビの目的とは・・・
今更ながらスマホに変えたんですが、そのせいで一部漢字が変換出来ないみたいです(ひざまずく等)