誇り高き弱虫の幻想郷生活   作:パラリズム

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表現的に問題作になりましたかね・・・


第323話

天界にやって来た21号とヘカーティア。彼女達の目的は、ターレスを闇の一味に引き入れる事だった。しかし、自由を好むターレスは彼女達の甘言に耳を貸す事も無く、それを拒否。彼に「首を洗って待っていろ」と宣戦布告された後、彼女達は天界から姿を消した。ターレスと天子は、戦いの決着をつける為に再び戦いを開始した・・・

 

天子:今度は小手調べは無しよ。全力で来なさい。

 

ターレス:言われるまでもねぇ・・・貴様を殺す気で行くぜ!

 

そう言った直後、ターレスと天子は空中に飛び上がり、凄まじいラッシュで打ち合い始めた。激しい雷雨の中、十数分続いた・・・

 

ターレス:貴様のタフさは異常だな。さっさとくたばったらどうだ?

 

天子:アンタこそ、そろそろ限界なんじゃないの?降参しても良いのよ?

 

ターレス:降参?バカな事言うな・・・俺は、まだまだ全力を出しちゃいねぇぞ。

 

天子:そうなの・・・それじゃ、アンタの全力の一撃を私に叩き込んでみなさい!

 

ターレス:あん?

 

天子:さっきアンタが言ってた言葉は嘘っぱちなのかしら?私を殺したいんでしょ?

 

ターレス:ほぅ・・・

 

天子:何処からでも来なさい!

 

ターレス:良い度胸だ・・・あの世で後悔するんじゃねぇぞ!

 

ターレスは、天子の横っ面に拳を叩き込んで吹き飛ばし、直ぐ様追い掛けて蹴り落とし、落下地点に先回りして腹に一撃入れ、両手を組んで真上から彼女の体に振り下ろした。更に、地面に伏せた状態の天子の頭を踏んで逃げられない様にした・・・

 

ターレス:食らえ!

 

トドメに、掌から全力を込めた気功波を放った。その気功波は、天子の全身を包み込んで爆発を起こした。雷雨と風により爆煙は直ぐに晴れ、その場にはボロボロになった天子が立っていた・・・

 

椛:あの一撃をモロに食らって、まだ立っている!?

 

衣玖:流石に、ノーダメージとはいかない様ですが・・・

 

天子:フフ・・・フフフ・・・良い・・・良いわ・・・

 

ターレス:呆れたぜ。俺の取って置きの一撃を食らってまだ笑ってやがる・・・

 

天子:・・・よ・・・

 

ターレス:あん?

 

天子の様子を見て、ターレスは妙な違和感を感じた。ブルブルと震えてはいるが、その様子は恐怖でそうなっているのでは無かったからだ。寧ろ、頬を赤らめて嬉しそうに笑っていたのだから・・・

 

ターレス:貴様、何を嬉しそうに笑ってやがる・・・

 

天子:何って?それは勿論・・・気持ち良いからに決まってるじゃないのぉぉぉぉっ!

 

ターレス:・・・は?

 

椛:んん!?

 

こいし:???

 

衣玖:あ、コレはまさか・・・

 

天子:アンタの一撃を食らった瞬間、私の全身に衝撃が駆け巡ったわ!超気持ち良かったわ!さぁ、もう一度さっきのを叩き込んで来なさいよ!さぁさぁ!

 

目を輝かせ、息を荒げながら再度の攻撃を懇願する天子。一方のターレスは、顔を引きつらせていた・・・

 

ターレス:・・・おい、何なんだコイツは?何で俺の一撃を食らって怯える所か喜んでやがる・・・

 

椛:えーっと・・・

 

衣玖:正直に言いましょう・・・総領娘様は、どんな痛みすらも快感に感じてしまう、天性のマゾヒストなんですよ。

 

ターレス:・・・は?

 

衣玖のその一言で、天子以外の面々は固まってしまった・・・

 

衣玖:最近、総領娘様が満足出来る程の強者が現れず、随分とその・・・所謂、溜まっていた状態の様ですね。私も、長らくその事を忘れていました。

 

椛:しかし、ターレスさんの先の一撃でタガが外れてしまい、今の状態に・・・と言う事でしょうか?

 

衣玖:えぇ、恐らくは・・・今ので、ターレスさんを気に入ったのは間違い無いとは思いますけど。

 

ターレス:マジかよ・・・

 

天子:ちょっと、私を無視して何を話してるのよ?ハッ!コレはまさか、所謂あの有名な「放置プレイ」って奴?そんなのって・・・そんなのって・・・興奮するじゃないのぉぉぉぉっ!

 

他全員:・・・

 

1人で盛大にキャラ崩壊している天子を見て、何も言えない他の面々・・・

 

こいし:アレ、何とかする方法無いの?

 

衣玖:そうですね・・・1つだけあるにはあります。

 

椛:あるんですか!?

 

衣玖:えぇ、まぁ・・・

 

ターレス:どうすりゃ良いんだ?

 

衣玖:・・・少し耳を貸して下さい。

 

ターレス:・・・

 

衣玖に耳打ちされ、ある事を教えられたターレス・・・

 

ターレス:・・・それ、嘘じゃねぇだろうな?

 

衣玖:大丈夫です、少々手荒ではありますが・・・

 

ターレス:ちっ、仕方ねぇか・・・

 

ターレスは、素早い動きで天子の元に移動し、手際良く彼女を組み伏せた・・・

 

天子:えっ?な、何を!?

 

ターレス:荒療治だ、我慢しやがれ!

 

ターレスは、天子の剣を奪い、そのまま彼女の尻のド真ん中に力一杯ぶっ刺した・・・

 

天子:そ、其処は・・・らめえぇぇぇっ!あひいぃぃぃっっ!

 

その直後、不良天人の痛み(と快感)に満ちた悲鳴が天界に響き渡った。衣玖は深い溜め息を吐き、こいしはその光景を楽しそうに眺めていた。そして、椛は思った。「天子さんこそ、本物の問題児(マゾ)だった」と・・・




殺される・・・天子ファンの方に殺される・・・
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