誇り高き弱虫の幻想郷生活   作:パラリズム

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第34話

何やかんやありつつ、無事に竹林を抜けて人里に到着した一行

 

妹紅:コレで、私の役目も終わりだな。

 

ラディッツ:あぁ、色々助かったぜ。有難うよ。

 

妹紅:止してくれ。私は私のやるべき事をしただけだ。それに、アンタにはデカい借りも出来たしな。

 

ラディッツ:気にするな。良い戦闘訓練になったと思っておくさ。

 

鈴仙:随分ハードな訓練でしたけど…

 

妹紅:とにかく、アンタには感謝してるよ。何かあったら、遠慮無く声をかけてくれ。力になってやるからさ。

 

ラディッツ:あぁ、そうさせて貰おう。

 

???:あーっと!噂の外来人さん!遂に発見です!

 

ラディッツ:あん?

 

鈴仙:こ、このハイテンションな声は…

 

パチュリー:彼女ね…

 

妹紅:正直、アイツは苦手なんだよなぁ…顔を合わせると面倒な事になりそうだし、私はもう行くぞ!またな!(素早く退散)

 

ラディッツ:行っちまった…

 

フラン:だね…

 

妹紅が退散した直後、白いシャツに黒いミニスカートを身に付け、背中から黒い羽根を生やした女性が、空からラディッツ達の前に舞い降りた

 

???:突然失礼します!貴方が、最近外の世界から八雲紫さんに連れて来られた、外来人のラディッツさんですよね?

 

ラディッツ:いかにも、俺がラディッツだが?

 

???:やっぱりいやぁ、探しましたよ

 

ラディッツ:探したって、俺をか?

 

???:はい

 

ラディッツ:と言うか、お前誰だよ?

 

???:おーっと!私とした事が、名乗りもせずに大変失礼しました!私、こう言う者です(ラディッツに名刺を手渡す)

 

ラディッツ:何々…おい、コレ何て読むんだ?

 

???:いきなりですか?(ズッコケる)

 

パチュリー:コレは、文々。(ぶんぶんまる)新聞と読むのよ。

 

ラディッツ:ほぅ…

 

文:そうです私は、文々。新聞の記者をしております、清く正しい射命丸文でございますどうぞ御見知り置きを(御辞儀をする)

 

ラディッツ:射命丸ね…

 

文:あやや?其方に居られるのは、紅魔館の主人の妹さんに、其処の大図書館の魔女さん。それに、永遠亭の兎さんではありませんか?(頭を上げ、さも今初めて彼女達に気付いたかの様に振る舞う)

 

パチュリー:とっくに気付いてた癖に…

 

鈴仙:白々しい…

 

フラン:こんにちは

 

文:はい、こんにちは

 

ラディッツ:射命丸とやら。お前、俺を探してたと言ったな?一体何の用だ?

 

文:あ、そうでした!実は、是非とも貴方の事を色々取材させて頂きたいと思いまして。

 

ラディッツ:俺を取材しても、得なんか何もねぇぞ?

 

文:それはどうでしょうか…貴方ですよね?先日の霧の湖近くの森の事件…そして、今回迷いの竹林で起きた事件を収めたのは。

 

ラディッツ:何故それを…見てたのか?

 

文:現場には行きましたが、直接は見ていません。ですが、確かな筋からの情報です。

 

ラディッツ:確かな筋だと?

 

文:はい。情報提供者の名は言えませんので、悪しからず。

 

ラディッツ:フム…

 

文:こんな所で立ち話も何ですから、其処の甘味処に場所を移しませんか?取材させて頂けるなら、軽い物で良ければ御馳走しますよ

 

フラン:御馳走御兄ちゃん、行こう行こう

 

ラディッツ:お前…まぁ構わんが…

 

文:おぉ本当ですか?

 

ラディッツ:あぁ。

 

パチュリー:ちょっ…良いの?彼女に関わると、ロクな事にならないわよ?

 

鈴仙:私も、パチュリーさんと同意見です。

 

ラディッツ:あまり評判良くねぇんだな、お前…

 

文:あやや、心外ですねぇ…私は、記者として誠心誠意努めていると言うのに…

 

パチュリー:どの口が言うのやら…

 

鈴仙:全くです。

 

フラン:御兄ちゃん早く早く(ラディッツの腕を引っ張る)

 

文:行きましょう

 

ラディッツ:へいへい…パチュリー、鈴仙。悪いが、少しの間我慢して付き合ってくれ。

 

鈴仙:まぁラディッツさんがそう言うなら…

 

パチュリー:はぁ…仕方無いわね…

 

全員、甘味処へと入店




自称清く正しい射命丸こと、射命丸文が登場しました

次の話数で永遠亭はひとまず終了となりますが、鈴仙(うどんげ)はコレからもしょっちゅう出て来ます

時には応援、時には協力者として、ラディッツと絡ませます

彼を取り巻くハーレム要員の中の1人でもあり、後にやる予定のとある取り組みのメンバーでもあるので…

そして、そろそろもう1人の外来人も…?
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