誇り高き弱虫の幻想郷生活   作:パラリズム

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月の都編、始まります
まずは導入から・・・


月の都編ー鈴仙を取り戻せー
第341話


ある日の昼下がり、ラディッツ、フラン、パチュリーは、定期検診の為に永遠亭へとやって来ていた

 

ラディッツ:どうだった?永琳。

 

永琳:皆揃って頗る健康体よ。

 

ラディッツ:そうか、そりゃ良かった。

 

鈴仙:パチュリーさんも、以前とは比べ物にならないくらい元気ですね。

 

パチュリー:それはどうも・・・

 

鈴仙:検診も終わりましたし、茶室で御茶でもどうですか?

 

ラディッツ:俺は構わんが、お前達はどうする?

 

パチュリー:良いんじゃない?折角の御誘いなんだし。

 

フラン:私も賛成♪

 

ラディッツ:じゃあ、御言葉に甘えて御馳走になるぞ。

 

鈴仙:では、茶室へどうぞ。姫様が御待ちです。

 

ラディッツ:あぁ、分かった。

 

鈴仙にそう言われ、ラディッツ達は輝夜の待つ茶室へと移動した。輝夜の点てた茶を味わい、茶菓子を食べてのんびりしていた

 

フラン:この御団子、スッゴく美味しいね。もっと食べたいなぁ・・・

 

輝夜:フム・・・鈴仙、鈴仙は居るかしら?

 

輝夜に呼ばれ、鈴仙が茶室へとやって来た

 

鈴仙:姫様、何か御用ですか?

 

輝夜:御客人が団子の御代わりを御所望なんだけど、まだあるかしら?

 

鈴仙:スミマセン。あの団子は、さっきので最後でして・・・

 

ラディッツ:だそうだ。残念だったな、フラン。

 

フラン:えーっ!もっと食べたい!食べたい食べたい食べたーいっ!

 

ラディッツ:駄々をこねるな、フラン。無いもんは仕方無いだろ。

 

フラン:ぶぅ・・・

 

駄々をこねるフランを説得するラディッツだったが、フランは膨れっ面になってしまった

 

パチュリー:この子は・・・

 

鈴仙:良いですよ。そんなに高値の物でもありませんし、ちょっと里まで行って買って来ますよ。

 

ラディッツ:何か悪いな・・・

 

鈴仙:いえいえ♪いつも御世話になってるんですし、コレくらいはさせて下さい♪

 

ラディッツ:有難うよ。

 

そう言いつつ笑顔を見せる鈴仙に対し、ラディッツは申し訳無さそうに礼を言った

 

鈴仙:それじゃ、師匠に許可を貰ってから人里へ行って来ますね。

 

フラン:私も一緒に行く♪

 

フランは、元気に立ち上がりながらそう言った

 

鈴仙:分かりました、一緒に行きましょうか。

 

フラン:おぉーっ♪

 

鈴仙:ラディッツさん、パチュリーさん、どうぞごゆっくり♪

 

ラディッツ:あぁ。

 

パチュリー:そうさせて貰うわ。

 

鈴仙:では、失礼します。

 

ペコリと頭を下げ、鈴仙はフランと共に茶室を出た

 

ラディッツ:ったく、フランの奴・・・

 

パチュリー:貴方が甘やかすからよ。

 

ラディッツ:そりゃそうかも知れんが・・・

 

パチュリー:まぁ、あの子は薄暗い地下での生活しか知らなかった訳だし、少しくらいのワガママは聞いてあげたいって気持ちも分かるけど・・・

 

ラディッツ:・・・

 

輝夜:良いじゃない。身近にワガママを言える様な人が居てくれるなんて、とっても素敵な事だと思うわよ。

 

ラディッツ:そんなもんかね・・・

 

輝夜:えぇ。鈴仙も、私達にワガママくらい言ってくれても良いのに・・・

 

ラディッツ:アイツは、そう言うのは思ってても言えなさそうだな。

 

パチュリー:立場もあるでしょうしね。

 

輝夜:まぁそうよね・・・それより、御茶の御代わりはいかがかしら?

 

ラディッツ:あぁ、じゃあ貰おうかな。

 

パチュリー:私も。

 

輝夜:ハイハイ♪

 

再び、輝夜が点てた茶を味わうラディッツとパチュリー。この時の彼等は、この後に待つ激闘の事等知るよしも無かった・・・




結構長くなりそうです

尚、パチュリーは戦闘には不参加です
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