誇り高き弱虫の幻想郷生活   作:パラリズム

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第344話

突如行方不明になった鈴仙を探す暇も無く、紫や藍から「月の民が軍を率いて幻想郷に侵攻して来る」と言う話を聞かされたラディッツ一行。それらに対抗する為、戦力となる者達を集める事になった。ラディッツは、紅魔館に戻って悟空やレミリア達に事情を説明中・・・

 

パチュリー:面倒な事になったわね。

 

レミリア:月からの侵攻・・・あぁ、苦い記憶が蘇るわ・・・

 

咲夜:私達、手も足も出せずにやられましたからね。

 

レミリア:ぐぬぬ・・・

 

ラディッツ:月の軍隊って、どんな奴等なんだろうな?

 

咲夜:話に聞いた限りだと、鈴仙と同じ玉兎(ぎょくと)と呼ばれる者の集まりらしいですね。

 

ラディッツ:玉兎ね・・・

 

悟空:月で兎っちゅーと、オラはアイツくらいしか思い浮かばねぇな・・・

 

小悪魔:アイツとは?

 

悟空:オラがガキんちょの頃に、兎人参化って奴が居てな。触れた奴を人参に変えちまう厄介な能力を持ってたんだ。

 

ラディッツ:そんな奴が居たのか・・・

 

フラン:ソイツ、その後どうなったの?

 

悟空:部下の奴等と一緒に月に送られたぞ。またどっかで悪さしてなきゃ良いけどなぁ・・・

 

レミリア:そんな奴の事はどうでも良いのよ。それより、今は月の連中と戦う戦力を集める事を考えましょ。

 

咲夜:仰る通りです。

 

ラディッツ:先にターレスの奴に連絡したから、そろそろ到着する筈だが・・・

 

その直後、レミリアの元に館の外で門番をしていた美鈴から通信が入った

 

レミリア:美鈴、どうしたの?

 

美鈴:ターレスさん、及び御供の御三方が来られて居ます。どうしますか?

 

レミリア:分かったわ、通しなさい。

 

美鈴:畏まりました。

 

通信が終了して少しして、ターレス、椛、こいし、天子が紅魔館の広間に姿を現した

 

ターレス:話は聞かせて貰った。明日の戦い、俺達も参加させて貰うぜ。

 

ラディッツ:スマン、助かる。

 

天子:月の軍隊ねぇ・・・私が出る程強い奴が居るのかしら?

 

椛:私も話にしか聞いていませんが、霊夢さんや魔理沙さんすら敵わない人が居るそうですよ。

 

天子:へぇ・・・(闇笑い)

 

ターレス:それはそれは・・・ククク・・・(闇笑い)

 

こいし:私の剣が血を吸いたがっておるわ・・・ククク・・・(闇笑い)

 

椛:どんなキャラ付けですか。てか、貴方剣使わないでしょ。

 

こいし:ノリでやった♪後悔はしてない♪

 

椛:・・・

 

ターレス:他の連中は何をしてるんだ?姿が見えねぇが・・・

 

ラディッツ:アリスや妹紅達は、今も鈴仙の捜索をしてくれてる。はたては、方々に声を掛けて回ると言ってたが・・・

 

言い終わるとほぼ同時に、ラディッツのスカウターに通信が入った

 

ラディッツ:俺だ。

 

アリス:ラディッツさん、アリスよ。妹紅と共に、鈴仙の行きそうな場所を探して回ったんだけど、彼女を見付ける事は出来なかったわ。

 

ラディッツ:そうか・・・

 

アリス:どうする?まだ捜索を続ける?

 

ラディッツ:・・・いや、良い。相変わらず奴の反応はねぇし、コレ以上は無駄だろう。捜索は中止して、明日の戦いの為に体を休めてくれ。妹紅にも宜しく伝えてくれ。

 

アリス:了解よ。

 

通信終了

 

ラディッツ:・・・

 

パチュリー:駄目だったのね。

 

ラディッツ:あぁ・・・

 

フラン:うどんげ・・・本当に何処行っちゃったんだろ・・・

 

ラディッツ:・・・

 

ターレス:そんな調子で、明日の戦いに集中出来るのかよ?シャキッとしやがれ。

 

ラディッツ:ス、スマン・・・体を動かしたい。カカロット、組手に付き合ってくれ。

 

悟空:勿論だ、ラディッツ。門の前に居る美鈴も誘ってやるとすっか。

 

ラディッツ:あぁ。

 

フラン:御兄ちゃん、私も一緒にやらせて!

 

ラディッツ:良いだろう。

 

悟空:そんじゃ、外に出るか。

 

ラディッツ:あぁ。

 

ラディッツ達は、組手をする為に外へ移動した

 

小悪魔:こんな時くらい、体を休めれば良いのに・・・

 

パチュリー:こんな時だからかも知れないわね。

 

小悪魔:えっ?

 

パチュリー:体を動かしていれば、余計な事を考えなくて済む・・・そう言う事でしょ。

 

小悪魔:な、成る程・・・

 

ターレス:犬走、俺達もやるぞ。付いて来い。

 

椛:ハイ!

 

ターレスと椛も、組手の為に外へ移動した

 

天子:ちょっと!私を置いてくなんて良い度胸してるじゃない!待ちなさいよ!

 

こいし:私も行こっと♪あ、御邪魔しましたー♪

 

天子もまた、彼等の後を追って外へ移動し、軽く御辞儀をした後でこいしも彼女を追い掛けて行った

 

咲夜:御嬢様。明日の戦い、私達はどう致しますか?

 

レミリア:勿論参加するわ。咲夜、準備を怠らない様にね。

 

咲夜:御意。

 

小悪魔:パチュリー様は?

 

パチュリー:不参加・・・と言いたい所だけど、あのバカが無茶しない様に見張ってないと・・・やれやれ、面倒な事だわ・・・

 

小悪魔:フフ、ですね。

 

各々が準備を整えている内に、あっと言う間に時は過ぎた。そして、その時がやって来た

 

???:時は来た・・・我々月の民の力、奴等に見せ付けるのだ!

 

幻想郷と月の民、その戦いの幕が開く・・・

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