誇り高き弱虫の幻想郷生活   作:パラリズム

349 / 499
レミリアの奇妙な冒険-カリスマは砕けっぱなし-

近日公開(大嘘)


第349話

仲間達に別れを告げ、月に戻った鈴仙を連れ帰るべく、にとりが改造したターレスの宇宙船に乗り込み、月へ向かって飛び立ったラディッツ、フラン、妹紅、はたて、輝夜の5人。にとり曰く、月に到達するには1週間程掛かるとの事。移動を開始して半日程経った頃、少しの時間も無駄には出来ないと、ラディッツは早速仲間達と共に重力装置(50倍に設定)を使っての修行を開始していた

 

フラン:いきなり飛ばして行くよ、御兄ちゃん!

 

ラディッツ:いつでも来い、フラン!

 

フランは、開始早々4人に分身し、前衛後衛に分かれ、それぞれがラッシュや気弾、エネルギー波で攻め立てる。対するラディッツは、それを上手く捌きつつ応戦している。はたてと輝夜は、少し離れた場所でそんな2人のトレーニングを見学中

 

輝夜:気合いが入ってるわね。

 

はたて:50倍の重力が掛かってる筈なのに、それを感じさせない動きしてるね。

 

輝夜:かく言う私達も、その重力を苦にもしてない訳だけど。

 

はたて:端から見たら、私らも大概化け物だよねぇ・・・

 

輝夜:違い無いわね♪

 

妹紅:ボーッと見学してないで、お前達も修行したらどうだ?

 

2人のトレーニングを邪魔しない様、少し離れた場所で腕立て伏せをしていた妹紅が、見学しながら雑談している2人に声を掛けた

 

輝夜:後でしっかりやるわよ。

 

はたて:まぁ旅は始まったばっかりだしね。

 

妹紅:呑気な事を・・・1週間なんてあっと言う間だぞ。

 

はたて:そりゃまぁそうなんだけど・・・

 

輝夜:最初からそんなに飛ばして、後で動けなくなっても知らないわよ。

 

妹紅:心配無用だ。いつ何処に呼ばれても良い様に、毎日のトレーニングは欠かしてない。

 

輝夜:そう・・・

 

はたて:私らは私らのペースでやるから、気にせず続けてよ。

 

妹紅:そうさせて貰う。

 

妹紅は、2人にそう言った後、腕立て伏せを再開した。その直後、はたてはゆっくりと立ち上がった

 

輝夜:どうかしたの?

 

はたて:トレーニングしてる皆の為に軽食でも作ろうかなと思って。

 

輝夜:貴方、料理とか出来るの?

 

はたて:出来るよ失礼な!そりゃ、流石にラディッツや紅魔館のメイド長には敵わないけど、一応毎日自炊してるからね。

 

輝夜:そうなのね。あ、御飯作るなら私の分も御願いするわね♪

 

はたて:ハイハイ。

 

はたては、溜め息を吐きつつ調理場へと移動した

 

はたて:さて、何作ろうか・・・こう言う時の軽食の定番と言えば、やっぱりおにぎりかサンドイッチだよね。そうと決まれば・・・

 

はたては、少し時間を掛けて色々な味の50個のおにぎりと、コレまた色々な具を入れた同数のサンドイッチを作り上げた

 

はたて:ふぅ、ちょっと気合い入れて作り過ぎたか・・・けどまぁ、サイヤ人の食欲考えたらこんなもんかな・・・

 

はたては出来上がったサンドイッチやおにぎりを持ってトレーニングしている面々の元へと移動した。トレーニングを一時中断し、皆で食事を取る事になった

 

ラディッツ:ムグムグ・・・

 

はたて:味、どうかな?

 

ラディッツ:ん、美味いと思うぞ。おにぎりの塩加減もサンドイッチの具のバランスも丁度良いしな。

 

フラン:そうだね。御兄ちゃんのには負けるけど。

 

はたて:うん、そりゃ分かってるから・・・

 

妹紅:てか、さっきのトレーニングの時にしろ今にしろ、誰かこの宇宙船の操縦とかしなくて良いのか?

 

ラディッツ:問題ねぇよ。目的地まで自動操縦モードにしてある。

 

妹紅:へぇ、便利なもんだな。

 

輝夜:この宇宙船を作った外の世界の人も相当な物ね。そして、それを改造した河童の技術力も。

 

ラディッツ:あぁ、アイツには毎度驚かされるよ。

 

そう話している内に、宇宙船に通信が入った

 

フラン:何々?

 

ラディッツ:通信の様だな。確か、モニター装置を起動すれば良かったんだったか・・・

 

はたて:モニター装置・・・コレだっけ?

 

はたてが近くにある装置を起動させると、モニターににとりの顔が映し出される

 

にとり:あー、こちらにとり。聞こえてるかい?

 

ラディッツ:聞こえてるぞ。

 

フラン:バッチリ見えてるよ♪

 

にとり:良かった、正常に動いてる様だね。こっちからも、そっちの様子がバッチリ見えてるよ。

 

輝夜:通話だけじゃなく、御互いの顔を見ながら通信出来るのね。

 

はたて:所謂テレビ電話・・・とか言う奴かな?

 

妹紅:そんなもんまで・・・

 

にとり:どうだい?旅は順調かい?

 

ラディッツ:御陰様でな。尤も、まだ出発して1日も経ってねぇ。先は長いがな。

 

にとり:そうだね。

 

ラディッツ:で?用件は?

 

にとり:あー・・・それがだね・・・

 

レミリア:フラン!フランは無事なのよね?

 

パチュリー:レミィ、ちょっと落ち着きなさいよ。モニター見たら分かるでしょ?

 

レミリア:フラン!フラーン!顔を見せて!フーラーンー!

 

モニター越しに、心配性により完全にカリスマが砕け散ったレミリアと、それを取り押さえるのに苦戦している咲夜や小悪魔の姿が映り込んだ

 

咲夜:大変!御嬢様が御乱心!

 

小悪魔:持病の心配性が!

 

にとり:とまぁ、たった半日でこの有り様でさぁ・・・

 

フラン:御姉様・・・恥ずかしい・・・

 

ラディッツ:あの姉バカ吸血鬼め・・・

 

はたて:カリスマ砕けまくってるなぁ・・・

 

妹紅:たった半日でアレとか、この先大丈夫かアイツ・・・

 

輝夜:まぁ仕方無いわよ、実の姉妹だものね。

 

そんなレミリアに代わり、今度はターレスが映り込んだ

 

ターレス:ラディッツ。久々の宇宙旅行、楽しんでるかよ?

 

ラディッツ:あぁ。つっても、まだ宇宙には辿り着いてすらいないがな。

 

ターレス:そりゃそうか。

 

ラディッツ:小悪魔や咲夜が居るって事は、其処は紅魔館か?

 

ターレス:あぁ、そうだ。カカロット、お前も何か一言言ってやったらどうだ?

 

悟空:あぁ、そうすっか。

 

ターレスに代わり、今度は悟空が映り込んだ

 

悟空:ラディッツ。紅魔館・・・いや、幻想郷の事はオラ達に任せて、精一杯頑張んだぞ。おめぇは、もう昔のおめぇじゃねぇ。真面目に修行して強くなったおめぇなら、きっとやれる筈だ。一緒には行けなくても、オラ達皆応援してっからな。

 

ラディッツ:あぁ、有難うよ。全て終わらせて、必ずそっちに戻る。皆にも宜しく伝えてくれ。

 

悟空:分かった。

 

にとり:それじゃ、また連絡するよ。頑張るんだよ、盟友達。

 

ラディッツ:あぁ。

 

通信終了

 

フラン:あぁもう、恥ずかしい・・・

 

レミリアのキャラ崩壊っふりに、フランは顔を被っている

 

ラディッツ:アイツの姉バカっぷりは相変わらずだな。

 

はたて:以前はもっと酷かったらしいね?

 

ラディッツ:あぁ、言語能力すら無くなってたからな。

 

妹紅:あの様子じゃ、もう2、3日くらいでそうなりそうだな。

 

ラディッツ:なるだろうな、間違い無く。それはそうと・・・

 

最後のおにぎりを口に放り込み、ゆっくりと立ち上がる

 

ラディッツ:休憩は終わりだ、修行を再開するぞ。到着までの時間は限られてるんだからな。

 

フラン:だね!

 

妹紅:よし、やるか。

 

輝夜:頑張ってねー♪

 

はたて:うわぁ、メッチャ他人事・・・

 

仲間達の応援により更にやる気を高め、修行を続ける一行。月までの道のりはまだまだ長い・・・




登場キャラをスタンド使いにしてみた(謎企画)

フラン:キラークイーン(能力的に)

はたて:ハーミットパープル(能力的に)

妹紅:マジシャンズレッド(炎使いだから)

妖夢:シルバーチャリオッツ(剣を使うから)

一輪:スタープラチナ(勝手なイメージ)

咲夜:ザ·ワールド(能力的に)

スタンドでは無いけど、白蓮をジョナサンみたく描写した事もありました(ナムサン·ジョースター(笑))

尚、作者は3部と4部が好きです

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。