誇り高き弱虫の幻想郷生活   作:パラリズム

360 / 499
第360話

仲間達の力を借り、月の都の宮殿の最奥部へと辿り着いたラディッツ。遂に月の王と対決かと思われたが、彼の前に立ち塞がったのは、かつてのフランや妹紅達と同じ様に闇の力に操られた鈴仙だった

 

ラディッツ:貴様、鈴仙に何をしやがった!返答次第じゃ、月の王とは言え只では済まさんぞ!

 

月の王:その者には、後悔と迷いがあった。それを取り払ってやっただけの事だ。戦う為の道具に迷いがあってはいけないからな。

 

ラディッツ:貴様・・・

 

王の元に攻め込もうとしたラディッツだったが、鈴仙が放った銃弾(座薬型)がその行く手を阻んだ

 

鈴仙:王に手出しはさせない!私が相手になる!

 

ラディッツ:鈴仙!其処を退いてくれ!

 

鈴仙:黙れ!邪魔者は排除する!

 

ラディッツと鈴仙は、近接格闘や弾幕による中距離戦を繰り広げていた。月の王は、そんな2人の戦いを玉座に座り観戦していた

 

鈴仙:全ては王の為に!私は!負ける訳にはいかない!

 

ラディッツ:鈴仙!目を覚ませ!アイツは、お前を道具としか思っちゃいねぇ!そんな奴の為に体張って戦う必要はねぇ!

 

鈴仙:黙れ!はあぁぁぁぁっ!

 

鈴仙は、ラディッツに向けて50発は下らない数の弾幕を一気に放った。ラディッツは、体の前で腕を交差させて受け切った

 

鈴仙:くっ・・・

 

ラディッツ:思えば、本気のお前とガチで戦うのはコレが初めてだったか・・・

 

ラディッツは、防御の構えを解いた

 

鈴仙:何を?

 

ラディッツ:良い機会だ。お前の本気、見せてみろよ。

 

鈴仙:・・・その言葉、後悔させてやる!

 

鈴仙は、数人に分身してラディッツを取り囲み、四方八方から近接格闘を仕掛ける。連続で格闘技を叩き込んだ後、彼を吹き飛ばし、顔の前にエネルギーを集め出した

 

鈴仙:受けろ!私の全身全霊の一撃!ルナティック·レッドアイズ!

 

鈴仙が放った赤いエネルギー波は、ラディッツに着弾したと同時に爆発し、辺りは爆煙で満たされた。勝利を確信し、笑みを浮かべた鈴仙だったが、爆煙が晴れた所には片手を真っ直ぐ突き出して攻撃を受け切ったラディッツが立っていた

 

鈴仙:なっ・・・そんな馬鹿な・・・

 

ラディッツ:少しは効いたが、この程度ならば問題ねぇ。

 

鈴仙:ぐっ・・・

 

ラディッツ:悪いな鈴仙。

 

ラディッツは、鈴仙の眼前に瞬間移動し、彼女の腹に拳を叩き込んだ

 

鈴仙:こんな・・・事・・・が・・・有り得ない・・・

 

鈴仙は、そのまま気を失って崩れ落ちた。ラディッツは、直ぐ様彼女の体を抱き上げて少し移動し、少し離れた場所にある壁に彼女をもたれ掛からせた

 

ラディッツ:此処で少しだけ眠っててくれ。俺には、まだ戦うべき相手が残ってる。

 

ラディッツは、真っ直ぐに月の王を睨み付ける

 

ラディッツ:覚悟しろよ、ゴミ野郎が・・・

 

月の王:礼儀も身の程も知らぬ地上人めが・・・格の違いと言う物を教えてやろう。

 

ラディッツと月の王、戦いの行方は・・・




次回からは、ラディッツが鈴仙と戦っている間にフラン達が綿月姉妹とどの様に戦っていたのか・・・を御送りしたいと思います

上手く描けると良いけど・・・
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。