鈴仙を救出する為に月へと乗り込んだラディッツ一行。ラディッツを月の王の元へと行かせ、フラン達は王の側近である綿月姉妹との戦いに臨んだ。妹の依姫をフランと妹紅が辛くも撃破し、はたてと輝夜は姉の豊姫と戦闘中。本気を出した豊姫に対し、はたてと輝夜もその力を解放したのだった・・・
豊姫:私を本気にさせてしまった以上、命の保証は出来ないわ。残念ながらね・・・
豊姫は、扇子を2人に向けて構える
はたて:扇子?それがアンタの武器?
豊姫:そう・・・この扇子から放たれる攻撃に当たってしまったら、貴方達はそれで御終いよ。
はたて:どう言う事?
輝夜:豊姫のあの扇子には、竹林を一撃で素粒子にしてしまう程の力が秘められているわ。彼女がやろうと思えば、この月に居る者達・・・いえ、幻想郷を其処に存在している者達諸共塵にする事も可能よ。
はたて:それ、結構えげつないね・・・
輝夜:そうね。
豊姫:姫様の仰る通り。この扇子の一撃を受けたら、一介の鴉天狗程度では骨すら残らないわ。
はたて:程度か・・・随分ナメられたもんだね、私ら鴉天狗も・・・
豊姫:さぁ・・・この月の最終兵器を相手に、貴方達は何が出来るのかしら?
はたて:・・・
輝夜:はたて、ちょっと耳を貸して・・・
はたて:ん?何?
はたては、輝夜に言われた通りに耳を貸した
豊姫:フム、作戦会議かしら?
少女達作戦会議中
はたて:それだと、姫様が危険なんじゃ?
輝夜:でも、コレが今やれる最善の策だと思うけど?
はたて:けど・・・
輝夜:ぐずぐずしている暇は無いのよ。彼の援護に向かわなきゃいけないんだから。
はたて:・・・正直気は進まないんだけど、それしか無いのかな・・・
輝夜:それで良いのよ♪
それから少し後、作戦会議が終了し、はたて達は豊姫の方に向き直った
豊姫:さぁ、見せて貰いましょうか。貴方達がどう戦うのかを・・・
輝夜:えぇ、とくと御覧あれ。それじゃ、作戦通りに。
はたて:了解!そんじゃ、行くよ!
はたては空中へ舞い上がり、輝夜は地を走り、素早く真っ直ぐに豊姫の懐に潜り込んだ。そのまま1対1の格闘戦が始まった
豊姫:姫様、腕を上げられましたね。
輝夜:色々あったのよ、彼と出会ってからね。貴方は逆に腕が落ちたんじゃない?
豊姫:しかし、この程度ならば・・・
豊姫は、少し後ろに飛び退き、扇子を構えて1人を攻撃した。輝夜は最小限の動きでそれを回避し、すかさず蹴りにより扇子を弾き飛ばした。そして、輝夜はそのまま豊姫を背後から羽交い締めにする
豊姫:くっ・・・姫様、一体何を?
輝夜:ごめんなさいね、豊姫。いつまでも此処で遊んでる訳にはいかないの。一気に決着と行きましょう。
豊姫:・・・まさか・・・
輝夜:今よはたて!遠慮無く来なさい!
はたて:準備は出来てる。避けられない様にしっかり抑えといてよ?
輝夜:勿論♪
豊姫の視線の先には、空中で気を集めて巨大な気弾を作り出しているはたての姿があった
豊姫:それで攻撃を?正気ですか!此方には姫様が居るのに!
輝夜:この作戦は私が発案したのよ。全ては彼の為に・・・そしてあの子の為に・・・
豊姫:なっ・・・姫様が其処までされる程の価値が、彼等にあると?
輝夜:そうね・・・きっと近い内に分かるわ。
豊姫:くっ・・・
輝夜:さぁ!全力で来なさい!
はたて:コレでも・・・食らえぇぇぇーっ!
はたては、両手を前に突き出し、気弾を撃ち出した。それは、輝夜に羽交い締めにされていた豊姫を飲み込み、大爆発を起こした。輝夜はすぐに再生したが、豊姫はその場に倒れている
豊姫:うぅ・・・まさか捨て身の一撃だなんて・・・
輝夜:色々な策を巡らせてはいたんだけど、貴方程の実力者を倒すにはコレしか無いと思ったのよ。悪く思わないで頂戴。
豊姫:・・・
輝夜:豊姫、1つだけ聞かせて。貴方達はまだ、地上に住む人達を罪人であると思ってるのかしら?
豊姫:・・・はい。我々月の民にとっては、地上に住む事・・・地上で生きている事、それ自体が罪・・・その考えは、未だに変わっていません。
輝夜:そう・・・
はたて:バッカじゃないの?
豊姫:なっ・・・?
はたては、ゆっくりと舞い降りて来た
はたて:其処に居るだけで・・・生きてるだけで罪になる人なんて、この世に存在しない。
輝夜:その通りよ。豊姫。地上で住む人達への考え方を、もう少しだけ改めてみて。地上の人達と接するのも、結構面白いわよ?
豊姫:・・・
豊姫は、その言葉を聞いた後、ゆっくりと目を閉じた
はたて:先に進もう。
輝夜:そうね、彼の事が気掛かりだわ。貴方達も、いつまで寝ているつもりかしら?
輝夜にそう言われ、フランと妹紅もゆっくりと立ち上がった
フラン:少し休んだら、ちょっと楽になったかも・・・
妹紅:寧ろ休み過ぎたな。
輝夜:元気そうで何よりだわ。
はたて:さ、行くよ!
フラン、妹紅、はたて、輝夜は、その場から移動を開始した。目指すは、ラディッツと月の王の戦いが繰り広げられている筈の月の宮殿の最奥部である・・・
長編は展開考えるのが難しく、どうしても訳分からなくなってしまいます・・・
気持ちは、既に次の話を考え始めていますが、いつになりますやら・・・
今考えているのは此方
·付喪神異変
道具の為の世界をと、まずは人間達への復讐を目論む付喪神達。小傘はそれを阻止する事が出来るのか!?
·復活の“G “
遂にあの男が復活!?彼の復活までの軌跡を描く
·最凶最悪の姉妹
黒幕の次なる刺客は、霊夢達ですら手こずったあの姉妹。幻想郷に危機迫る!?
それと、綿月姉妹の出番はコレで終わりではありません