闇の力により、巨大な怪物と化した月の王。それと戦うラディッツ一行の元に、先の戦いでフラン達に敗れた綿月姉妹が駆け付け、王の救出の為に共闘する事になる。しかし、それでも尚格段に戦闘力を増した王に苦戦を強いられる一行の前に、更に心強い助っ人が現れた。紅魔館の主レミリア·スカーレット、冥界の亡霊姫西行寺幽々子、地霊殿の主古明地さとり、命蓮寺の住職聖白蓮の4人である
フラン:御姉様達が来てくれたんなら、百人力だね♪
レミリア:任せなさい!私達が来たからには、こんなデカブツに負ける要素なんて1%も・・・
月の王:グオォォォォッ!
レミリアが台詞を言い終わらない内に、綿月姉妹を吹き飛ばした月の王がレミリアに体当たりした
レミリア:ふおぉっ!?
思わぬ不意討ちを食らい、レミリアはそのまま吹き飛んで岩盤に滅り込んだ
鈴仙:レミリアさーん!
はたて:フラグ回収早いな!
輝夜:恐ろしく早いフラグ回収、私で無きゃ見逃しちゃうわね。
妹紅:言ってる場合かよ・・・
幽々子:レミリアちゃーん。生きてるー?
レミリアは、瓦礫を吹き飛ばしながら一行の元に戻って来る
レミリア:私が格好良く台詞を言ってる最中だったのに、よくもやってくれたわね!このデカブツ!今のは、このレミリア様でも痛かった・・・痛かったぞーっ!
何処ぞの宇宙の帝王みたいな台詞を吐いたレミリアであった
レミリア:てかアンタ達!ちゃんとぞのデカブツを抑えときなさいよ!
依姫:す、すまない・・・
豊姫:言い訳になってしまうけど、私達は先の戦いで受けたダメージが残った状態なのよ。コレでもね。
レミリア:だとしても・・・
ラディッツ:さとり。持って来た仙豆は3粒あった筈だが、全部落ちてたか?
さとり:えぇ、全部見付けておきましたよ。それがどうか・・・
ラディッツ:・・・
さとり:・・・成る程、そう言う事ですか。では、コレを。
さとりは、ラディッツの心を読み取りフッと微笑み、彼に残る2粒の仙豆を手渡した
ラディッツ:有難うよ。さて・・・お前達!コイツを受け取れ!
ラディッツは、仙豆を綿月姉妹の方に放り投げた
依姫:っと・・・
豊姫:コレは?
それぞれが仙豆を受け止め、首を傾げる
ラディッツ:それを食ってくれ。
依姫:何?
豊姫:こんな小さな豆を?
鈴仙:それは凄いんですよ!効果は身を以て体験済みです!
ラディッツ:騙されたと思ってよ。
レミリア:早くしろ!間に合わなくなっても知らんぞ!
依姫:・・・こんな物が一体何だと・・・
豊姫:・・・そう言えば、さっきは傷だらけで倒れていた彼が今はピンピンしている・・・この豆の力なのかしら・・・
依姫:・・・
半信半疑で仙豆を食べた綿月姉妹の体力が瞬時に完全回復し、体の痛みも消え去った
依姫:有り得ない・・・こんな事が・・・
豊姫:何て事・・・今の今まで感じていた痛みが瞬時に・・・
妹紅:相変わらず、効果抜群だな。
フラン:うん♪
ラディッツ:悪いなはたて。お前も大分疲れてそうなのに、お前にやる分が無くてよ。
はたて:全くだよ。けどまぁ、さっきのアンタ程ボロボロでは無いけどね。
ラディッツ:へっ・・・さてと・・・
立ち上がり、月の王の方へ歩み出したラディッツ。他の面々も、それぞれ戦闘体制を取りながら月の王と対峙した
ラディッツ:俺達は負けん!貴様に勝ち、帰るべき場所へ帰る!
レミリア:全員気合いを入れなさい!
全員が持てる力の全てを解放し、月の王へ向かって突撃を開始した
月の王:ガアァァァァッ!
さとり:フム、薙ぎ払う様な熱線ですか・・・しかし、遅い・・・
口から熱線を放とうとした月の王だったが、妹紅と輝夜が月の王の両側に瞬間移動していた
妹紅:遅れんなよ!
輝夜:アンタこそ!
妹紅と輝夜が、月の王の顔に挟み込む形で打撃を食らわせ、攻撃は不発に終わる。しかし、直ぐ様体勢を立て直した月の王は、2人を吹き飛ばし、その鋭い牙や爪で向かって来る者達を攻撃する
幽々子:リーチは長いけど、当たらなければどうと言う事は無いわね。
幽々子はフッと微笑むと、大振りな攻撃を冷静に、そして軽々と流しつつ、その巨体に重いカウンターを叩き込んで行く
レミリア:フラン!奴の懐をがら空きにするわよ!
フラン:了解!
幽々子の一撃で怯んだ僅かな隙に、続けざまにスカーレット姉妹の追撃を受け、月の王の懐が露になる
はたて:ハイハイ王様!ちょっとキツいだろうけど、その体勢キープね!
はたてが念写で出現させた紫の茨で、両手(ついでに動けない様に両足)を固定され、月の王は完全に無防備となった
白蓮:その隙!見逃しはしないわ!震えるぞハート!燃え尽きる程ヒート!刻め!血液のビート!
白蓮は、がら空きの懐に飛び込みつつ気を高めた。そして・・・
白蓮:サンライトイエロー!オーバードライブ!
白蓮の魂の乱打が月の王の体に叩き込まれる
白蓮:ふぅ、御粗末様でした。
ラディッツ:まだまだ終わらせんぞ!
さとり:追撃行きます!
鈴仙:王!失礼します!
豊姫:依姫、私達も行くわよ!
依姫:ハイ!
ラディッツ達が空中から放った気弾が、雨の様に月の王の全身に降り注ぐ。月の王は、倒れ込んで動かないまま爆煙に飲まれた
鈴仙:や、やった!?
さとり:どう思います?
ラディッツ:・・・まだだな・・・
鈴仙:えっ?
倒れ込んでいた月の王は、爆煙を吹き飛ばし、拘束を破りながらゆっくりと起き上がった。その体からは、先程以上の邪気が溢れ出していた
白蓮:馬鹿な・・・
幽々子:まだ動けると言うの?
月の王:グルルル・・・ガアァァァァッ!
月の王の目付きが鋭くなり、先程よりも更に激しく暴れ始めた。その巨体から繰り出される攻撃により、辺りの壁や地面を破壊し始めた
はたて:うわっと!辺りの物にメチャクチャに攻撃し出した!?
レミリア:見境無いわね。
ラディッツ:ブチ切れやがったか・・・
さとり:しかし、先程とは違い、攻撃が無差別過ぎます。私達の事等、もう見えていない様です。
鈴仙:王・・・
ラディッツ:傷は再生してるが、戦闘力はさっきより大分落ちてるか・・・ダメージを受け過ぎたせいか・・・
鈴仙:でも、さっきはあんな傷なんかあっと言う間に・・・
ラディッツ:良く見ろ。傷の治りが格段に遅くなってる。恐らくだが、月の王の本来の肉体があの力に耐えられなくなってるんだろうよ。
鈴仙:・・・
幽々子:それだけじゃないわ。生命力が薄らぎ始めてる。このままだと、彼の命は無くなってしまうわよ。
鈴仙:そんな・・・
ラディッツ:そうなる前に、奴を戦闘不能にすれば良いだけだ。但し、チマチマした技じゃ決め手に欠ける。其処で、奥の手を使おうと思う。
フラン:何か倒す為の手段があるの?
ラディッツ:カカロットの奴に教えて貰った取って置きの技がある。「この技で度々地球の危機を守って来た」とアイツは言ってた。それを使えば或いは・・・しかし、大きな欠点が幾つかあってな・・・
妹紅:欠点?
ラディッツ:まず、この技は力を溜め終えるまでに矢鱈と時間が掛かるんだ。だから、戦闘で使うには協力者が必要なんだ。
幽々子:そっちは全く問題無さそうね。
はたて:だね。此処に居る私達皆が力になるよ。
豊姫:力を溜め終わるまでの間、王の足止めをしておけば良いのね?
ラディッツ:そうだ。それともう1つ・・・情けない話だが、奴を倒すには俺の力を全部注ぎ込んでも足りんだろう。だから、此処に居る皆の力を貸して欲しい。
輝夜:どうすれば良いの?
ラディッツ:皆の気を俺に分けて貰いたいんだ。カカロットが言うには、空に手を掲げてくれればそれが出来るらしい。
妹紅:何だ、そんな事で良いのか?そんなの、御安い御用だ。
フラン:空に手を掲げて、御兄ちゃんに力を分ければ良いんだね?私もやるよ!
はたて:此処で断る様なKYは、此処には居ないね。
輝夜:勿論、私達も手伝うわよ。
鈴仙:ですね!
白蓮:では、我々は足止めを任されましょう。
レミリア:下々の面倒を見るのもまた、長としての役割ね。良いわ、引き受けてあげる。
さとり:援護は御任せ下さい。
幽々子:ラディッツ君が集中出来る様、頑張るわよ♪
豊姫:依姫、我々ももう一度王の足止めを。
依姫:分かっています。
レミリア:私達が力を貸してあげるんだから、失敗は許されないわよ?
ラディッツ:あぁ、分かってる・・・始めるぞ!元気玉の準備だ!
次回、月の王との激闘、決着・・・!?
オッス!オラ悟空!ラディッツの奴、遂にアレを使うんだな。でぇ丈夫だ。オメェはもう、昔のどうしようも無かったラディッツじゃねぇんだ!今のオメェならやれる筈だ!一緒に行った皆は勿論、地上に居るオラ達も力を貸してやる!爆発させろ!皆で作った力を!
次回!奥の手炸裂!討て、月の王!
ぜってぇ見てくれよな!
・・・ハイ、スミマセン。オリジナル展開にしてもやり過ぎてメチャクチャです(笑)
東方ロストワードのはたての声、フェイトの遠坂凛まんまなのがあって即座に決定ですわ
ツインテールだからか、ずっと凛の声で脳内再生されてたからビックリ(笑)