誇り高き弱虫の幻想郷生活   作:パラリズム

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花見だよ!全員集合! 中編


第379話

博麗神社の花見に呼ばれたラディッツ達は、集まった仲間達と共に場所取りをした後、準備を進めていた。その準備も大詰めとなっていた。そんな彼等の前に、毎度御馴染みの隙間妖怪、紫が姿を現した・・・

 

紫:準備は進んでるかしら?

 

ラディッツ:紫か。準備はもう少しで終わる所だ。

 

紫:御苦労様。突然だけど、特別ゲストが来られてるわよ。

 

ラディッツ:特別ゲスト?

 

紫:どうぞ。

 

紫の隙間から現れたのは、時の界王神だった

 

時の界王神:ヤッホー♪

 

時の界王神は、登場してすぐににこやかに挨拶をした

 

ラディッツ:アンタは確か・・・

 

はたて:時の界王神様だっけ?

 

時の界王神:その通り♪久し振りな人達も居るわね。

 

ターレス:コレはコレは・・・予想外の方が来たもんだな。

 

ザーボン:御仕事の方は宜しいので?

 

時の界王神:あら、コレも立派な仕事よ。貴方達が元気にやってるか、様子を見に来ると言うね。

 

ザーボン:成る程。

 

ターレス:神様直々に視察とは、御苦労な事だ。

 

レミリア:そう言うのって、普通下の連中に任せておくもんじゃないの?

 

紫:貴方達!さっきから聞いてれば無礼な事ばかり!神様の御前よ!控えなさい!

 

時の界王神:あぁ、そう言うのは良いから良いから。

 

紫:し、しかし・・・

 

焦る紫を宥めつつ、時の界王神はターレス達の方へと近付く

 

神奈子:一応、私達も神様なんだけどねぇ・・・

 

諏訪子:ねぇ・・・

 

時の界王神:ターレス、ザーボン。元気そうね。

 

ザーボン:ハッ、御蔭様で。

 

ターレス:ま、のんびりやらせて貰ってるよ。

 

ザーボンは御辞儀をしつつ、ターレスは桜の樹の幹に凭れたままでそう答えた

 

時の界王神:特戦隊の皆も、アレから何か変わりは無いかしら?

 

ジース:あぁ、問題無い。

 

リクーム:この幻想郷って所は、本当に良い場所だな。

 

バータ:コレで隊長が居れば、文句ねぇんだけどな。

 

時の界王神:と言う事は、ギニューはまだ・・・

 

グルド:そうなんだ。今何処で何をして居られるのか・・・

 

時の界王神:私が調べた限り、あの世には居なかったし・・・

 

早苗:もしかしたら、この世界に来てる可能性も・・・

 

時の界王神:有り得るわね。一応、私の方でも色々調べておくわ。

 

ジース:宜しく頼む。

 

時の界王神:さて・・・ラディッツ、悟空君。貴方達の此処での活躍は聞いてるわ。異変解決、頑張ってるみたいね。

 

ラディッツ:俺達だけの力じゃない。此処に居る皆の力があったからだ。

 

悟空:あぁ、そうだな。オラもそう思う。

 

時の界王神:フフ、人間変われば変わる物ね。

 

アリス:えっと・・・この人は一体・・・

 

鈴仙:どなたなんでしょうか?

 

時の界王神:おっと、初対面の子達も多く居るわね。

 

紫:この御方は、全宇宙の歴史を管理されている神、時の界王神様。

 

妹紅:全宇宙の歴史って・・・

 

椛:物凄く偉い御方じゃないですか!

 

紫:その通り。本来ならば、貴方達がこうして会う事すら出来ない程の御方よ。

 

天子:その神が、わざわざ何の用でこんな所に?

 

時の界王神:さっきも言ったと思うけど、彼等(ターレスやザーボン、特戦隊の面々)が元気にやってるかどうか、様子を見に来たのよ。

 

紫:この御方は、本来地獄の罪人として処罰を受ける筈だった彼等をこの世界に呼び寄せる際、唯一私に賛同して下さったのよ。そして、彼等の肉体及び魂の復活の為に力を貸して下さったわ。

 

さとり:と言う事は・・・

 

紫:そう・・・この御方の協力無くして、彼等外来人と我々幻想郷の住人が出会う事は無かったのよ。

 

小傘:それじゃあ・・・

 

華扇:謂わば、我々を引き合わせてくれた大恩人と言う訳ね。

 

こいし:そうなんだ♪有難う♪

 

こいし以外の面々も、次々に御礼を言って行く

 

永琳:しかし、神様ともあろう御方が、その様な事をして良かったのですか?

 

美鈴:神様の事情は全く知りませんが、余り良くない事なのでは・・・

 

時の界王神:そうね・・・本来ならば、コレは許される事では無いわね。でも、最近の異変の処理やら何やらで、此方しては猫の手も借りたい程の忙しさなの。言葉は悪いけど、悪人であれ何であれ、使える物は何でも使わなきゃ追い付かない程にね。

 

ターレス:それで、仕方無く俺が選ばれたって訳だ。

 

ジース:俺達もそんな所だな。

 

時の界王神:そして、自らの行いを悔い、一からやり直したいと言う者の気持ちを汲み、新たな居場所を与え、また道を踏み外してしまわない様にそれを見守る。コレも大事な仕事よ。

 

ザーボン:貴方の御陰で、私はこうして此処に居られる。感謝致します。

 

ラディッツ:俺も、どちらかと言えばそっちの理由になるのか?

 

時の界王神:えぇ、そうね。悟空君まで巻き込んだ事については、本当に申し訳無く思っているけど・・・

 

悟空:気にすんなって、時の界王神様。オラ、この幻想郷に来られて良かったって思ってるぞ。ラディッツ達や、此処の皆にも会えたしな。

 

時の界王神:有難う。そう言って貰えると、少し気が楽になるわ。

 

霊夢:おーい!

 

魔理沙:料理が出来たぞー!

 

妖夢:スミマセン!場所を開けて下さーい!

 

咲夜:各自取り皿の準備も御願いします!

 

霊夢達料理班が、料理を用意して会場に姿を現した

 

神奈子:丁度良い所に料理が来たね。

 

諏訪子:よーし♪宴の始まりだぁ♪

 

ラディッツ:折角だし、アンタも参加してくか?

 

時の界王神:えー♪そんなつもりじゃ無かったんだけどなぁ♪でも、皆がどうしてもって言うなら♪

 

と、笑みを浮かべながら語る時の界王神であった

 

ターレス:本音は?

 

さとり:・・・最初から参加する気満々だった様です。

 

ターレス:へっ、ちゃっかりしてやがる・・・

 

時の界王神:まぁまぁ♪それじゃ、花見の始まりよ♪

 

次回、いよいよ花見が始まる・・・!?




突然再登場し、ちゃっかり花見に参加する時の界王神であった(笑)

神でありながら、気さくで天真爛漫、そして可愛い。

但し飯マズでございます(笑)

ラディッツやターレス達外来人組が幻想郷に居られる理由は、彼女の存在が大きいです


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