ある日、ラディッツは紅魔館に仲間達を集めた。どうやら、何か大切な話がある様だが・・・
パチュリー:演劇会の役者を探して欲しい?
ラディッツ:あぁ。
アリス:それって、今度寺子屋で子供達の為に行われるって言う?
ラディッツ:その通りだ。
フラン:先生が最近何か計画してたのは、その事だったんだね。
はたて:ちょい待ち。何でそれをラディッツが私達に話してる訳?
鈴仙:私も気になります。
ラディッツ:そもそも、この事は慧音から依頼されたんだ。
妹紅:慧音の奴から?
ラディッツ:あぁ。数日前、寺子屋で仕事をしてた時の事なんだが・・・
時は数日前、寺子屋にて・・・
慧音:いつもすまないな、ラディッツ殿。修行やら異変解決やらで疲れているだろうに・・・
ラディッツ:気にするな。寧ろ、仕事を貰えて感謝してるくらいだ。
慧音:そう言って貰えると気が楽だよ。うーむ・・・
慧音は難しい顔をして考え込む
ラディッツ:どうかしたのか?
慧音:あ、いや・・・教師の代役を頼んだ上で、厚かましいとは思うんだが、別件で貴殿に頼みがあるんだが・・・
ラディッツ:深刻そうだな、話を聞かせろ。
慧音:実はだな・・・
慧音曰く、約1ヶ月後に行われる寺子屋の演劇会の役者を募集しているが、まず演目すら決まっておらず、更に異変の後処理やらのせいで思う様に人が集まらず、このままでは中止にせざるを得ないと言う事だった
ラディッツ:成る程な・・・
慧音:最近、異変のせいで子供達も不安感を募らせている様だし、少しでも楽しんで貰おうと思って企画したのだが、このままでは・・・
ラディッツ:・・・
慧音:ラディッツ殿。貴殿の力でどうにかならないだろうか?
ラディッツ:そんな事を言われてもな・・・そもそも、演目すら決めてないのに先に役者だけ集めるってのもどうかと思うぞ。
慧音:厚かましい上、自分の計画性の無さは情けないと思っている。しかし、貴殿は異変解決の度にこの幻想郷の者達と固い絆を結んで来た。妹紅からも、貴殿の事は色々と聞いている。勿論、私からも皆に話をするつもりだが、貴殿からも機を見て話をして貰えないだろうか?子供達の為にも・・・
慧音は、深々と頭を下げる
ラディッツ:他ならぬアンタの頼みだし、仕方あるまい。一応、親しい連中に声を掛けてみるとしよう。
慧音:ほ、本当か?
慧音は、目を輝かせながら頭を上げる
ラディッツ:ま、なる様になるだろ。話が付いたら報告するよ。
慧音:恩に着るよ、宜しく頼む。
回想終了
ラディッツ:と言う訳だ。
パチュリー:やれやれ、また安請け合いして・・・
鈴仙:演目すら決めてないのに、どうして役者集めやら何やらの計画をしようとしていたんですかね・・・
妹紅:慧音の奴、相当焦ってるな・・・
ラディッツ:スマン。頭まで下げられた手前、無下に断る訳にもいかなくてついな・・・
その場が少し静まり返ったが・・・
妹紅:慧音とアンタの頼みだしな。何もしない訳にはいかないか。
鈴仙:微力ながら、御手伝いさせて下さい♪
フラン:私も♪先生を助けたいもん♪
パチュリー:はぁ・・・また面倒事を・・・仕方無いわね・・・
小悪魔:まぁまぁ、パチュリー様。
レミリア:咲夜、私達も力を貸すわよ。我が紅魔館から、演劇に必要な衣装や会場の準備の為の資材調達、その他諸々の資金の援助をするわ。
咲夜:畏まりました。直ぐにその様に手続きを致します。
小悪魔:流石です、御嬢様♪
アリス:演劇の台本は、私が何とかするわ。
パチュリー:待ちなさい、アリス。私もやるわ。
アリス:そう?助かるわ。鈴仙、衣装を作るのに人手が居るから、力を貸して。
鈴仙:勿論です!
はたて:文の奴にも話をして、私達の方でも力を貸してくれそうな人達に声を掛けてみるわ。
ラディッツ:俺も、方々に声を掛けてみるつもりだ。
アリス:演目は無難な所で行くとして、早急に台本を書き上げるから、役者を集めるのはその後で御願いするわ。
ラディッツ:あぁ。
はたて:了解。
妹紅:慧音には、私の方から報告しといてやるよ。
ラディッツ:ん?そうか、じゃあ任せたぞ。
妹紅:あぁ。
フラン:よーし!皆で演劇会を成功させるぞー!
全員:おぉーっ!
さて、演目は何になり、どんなキャスティングになります事やら・・・
恐らく、台本通りにはいかないと思いますが・・・(予言)