誇り高き弱虫の幻想郷生活   作:パラリズム

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ハチャメチャ演劇会!? その5


第385話

慧音の依頼を受け、寺子屋で子供達の為に行われる演劇会の役者を集めたラディッツは、親しい仲間達を集めた。少ない練習時間で何とか形にし、本番を迎えた彼等は、多少アドリブ等も盛り込みつつ劇の前半部分を終わらせる事に成功。しかし、鬼役を買って出たターレス達が会場に姿を見せず、やむ無く一旦休憩を挟みつつ彼等の到着を待つ事になった。数分待った後、ターレス達が舞台裏に姿を現した・・・

 

ターレス:少し遅れちまったかな?

 

アリス:少しじゃないわよ!ちゃんと開始時間を伝えておいた筈よね?

 

パチュリー:にも関わらず遅刻するなんて、良い度胸をしてるわね。

 

アリス:一体何をしてたのよ?

 

ターレス:まぁそうやいやい言うなよ。こっちにも、色々事情があったんだ。

 

アリス:事情?

 

天子:別に遊んでた訳じゃないわよ。此処に来る途中、例のクローン戦士達が里を襲撃しようとしてた所に駆け付けて、それを殲滅して来たんだから。

 

こいし:そうそう。隙間の御姉さんの依頼でね。

 

ラディッツ:おい、そりゃ本当か?

 

紫:えぇ、本当の事よ。

 

いつもの様に虚空に隙間が開き、其処から紫が姿を現した

 

はたて:毎度の事ながら、神出鬼没ねぇ・・・

 

紫:彼等が居なければ、今頃人里は戦場と化してたでしょうね。御苦労様、助かったわ。

 

ターレス:何、気にするな。あんな奴等でも、暇潰しくらいにはなったぜ。

 

ラディッツ:それならそうと、俺にも連絡くらい・・・

 

紫:劇の最中にそんな事、出来る訳無いでしょ?

 

ラディッツ:まぁそうかも知れんが・・・

 

勇儀:心配しなくても、出来損ないの木偶人形共は全員再起不能にして来たから大丈夫さ。

 

其処に現れたのは、地底の鬼である勇儀だった

 

ラディッツ:アンタは・・・

 

空:勇儀姐さん!どうして此処に?

 

勇儀:ターレスの奴に呼ばれたからさ。

 

鈴仙:へっ?

 

ラディッツ:おい、お前まさか・・・

 

ターレス:ククク、そのまさかさ。鬼役として声を掛けたんだ。

 

勇儀:芝居の役者なんて良い暇潰しになりそうだから、二つ返事で引き受けたのさ。ハッハッハッ♪

 

豪快に笑う勇儀だったが、ターレス達以外の面々は固まってしまった

 

はたて:いやいやいや!役じゃなくてモノホンなんだけど!?

 

妹紅:おい、どうする?

 

鈴仙:アリスさん・・・

 

アリス:・・・仕方無いわ。後半の開演までもう時間が無いし、折角の厚意を無にするのも心苦しいし、このまま行きましょう。貴方達!急いで衣装を着てスタンバイして!

 

こいし:合点♪

 

天子:ハイハイ。

 

勇儀:どうせなら、派手に盛り上げてやろうじゃないか!

 

ターレス:あぁ、楽しませてやろうぜ。

 

ターレス達は衣装に着替える為に移動した。他の面々は、一抹の不安を感じつつ、後半に向けてスタンバイした。そして、後半が開演した・・・

 

はたて:長い旅路の果て、桃太郎一行は、遂に悪事の元凶である鬼達の住み処である鬼ヶ島へ到着しました。

 

ターレス:やっと来やがったな。待ちくたびれたぜ?

 

天子:此処までの長旅、御苦労様。

 

フラン:鬼達よ!今ならまだ間に合う、悪事を止めて全うに生きるんだ!

 

ターレス:ククク・・・丁重に御断りする。

 

アリス:ちょっ・・・台詞違・・・

 

勇儀:止めさせたいなら、実力で私達を止めてみる事だ。

 

こいし:手加減しないよ♪

 

鬼役(1人は本物)の面々は、各々戦闘体制を取りながら桃太郎一行(ラディッツやフラン達)に襲い掛かる。ラディッツ達も、呆気に取られつつ迎え撃つが・・・

 

ラディッツ:おい、何を考えてる?コイツは芝居だぞ?

 

ターレス:最大の見せ場だ、どうせなら派手にやった方が良いだろ。

 

ラディッツ:だとしても・・・

 

ターレス:そら、どんどん行くぞ!

 

ラディッツ:ちっ・・・

 

ラディッツがターレスを迎え撃っている一方で、フランは勇儀と対峙していた

 

勇儀:オラァッ!

 

フラン:ハアァッ!

 

フランと勇儀の拳がぶつかり合い、衝撃が走る

 

勇儀:へぇ、私の拳を止めるか・・・良いねぇ!面白い!

 

フラン:アハ♪何だか楽しくなって来た♪

 

ラディッツやフラン達が戦う傍で、空は天子と対峙していた

 

空:皆、御芝居張り切ってる!よーし!私も負けてられないね!

 

天子:アンタの力と私の力、どっちが強いか・・・

 

空&天子:いざ!勝負!

 

椛:ちょっと皆さん!暴走し過ぎですって!コレはあくまでも芝居・・・

 

こいし:飛び蹴りをワンコの後頭部にシュート♪

 

椛:ふおぉっ!?

 

騒動を収めようとした椛の後頭部に、こいしの飛び蹴りがクリーンヒットした

 

椛:何するんですか!早く皆さんを止めないと!

 

こいし:気にするな♪

 

椛:気にするわ!毎日毎日事ある毎に攻撃して来て、何か恨みでもあるんですか!?

 

こいし:無意識♪

 

椛:嘘吐け!このガキ、今日と言う今日は許さん!

 

遂には椛までもが戦闘に参加し、最早舞台は大荒れになってしまう。

 

アリス:もう駄目だ・・・メチャクチャだわ・・・

 

舞台裏のアリスは、膝を付いて項垂れており、観客席に居た幻想少女達も顔を引きつらせていたが、何も知らない子供達は迫真の演技だと思っているのか、何故か大盛り上がりで声援を送っていた・・・

 

はたて:えーっと・・・持てる力をぶつけ合った桃太郎達と鬼達は、この後互いの力を認め合って和解し、それからは手と手を取り合い、いつまでも平和に暮らしたとかどうとか・・・コレにてめでたしめでたし。

 

鈴仙:強引に締めた!?

 

最後の語りも勿論アドリブです。最早劇としては成り立っていないものの、子供達はとても喜んでいたので、結果は成功なのだろう・・・多分・・・その後、暴れた面々が隙間妖怪から長い説教を食らったのは、別の話である・・・




作者:相談があります。

こぁ:改まって、どうかしたんですか?

作者:この作品に、出してみたい作品があって。

こぁ:と言うと?

作者:鬼滅の刃のキャラ達を、敵と味方に分けて登場させたい。

こぁ:今ですら結構なキャラ数で処理しきれて無いのにですか?

作者:うぐっ・・・

こぁ:一応聞きますが、具体的には誰を?

作者:そりゃ、味方側は鬼殺隊の面々を、敵側の戦力として地獄に落ちてた鬼達を復活させる感じで・・・

こぁ:今と変わらないじゃないですか。

作者:まぁ・・・うん・・・

こぁ:作者の皆様がどう思うかですね。因みに、作者は鬼滅全巻読破してますので、大体は把握してます。

作者:出すとしても、それには紫さんと時の界王神が絡むとは思うけども。そして、少し先にはなるかと。

こぁ:今すぐでは無いんですね。

作者:多分、やるとしたら依神姉妹や闇落ちしたバーダック達とケリを付けた後になると思う。

こぁ:皆様、良ければ意見を御聞かせ下さると幸いです。
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