誇り高き弱虫の幻想郷生活   作:パラリズム

392 / 499
第392話

守矢神社で留守番していた特戦隊の面々の元に、魔理沙と文がやって来た。暫し雑談していた彼等の元に、信仰集めに出掛けていた早苗が帰って来た。彼女は、タオルに包まれた物を大事そうに抱えていたのだが・・・

 

魔理沙:早苗、こりゃ何だ?

 

早苗:神社の近くに倒れてたのを見付けたんですよ。

 

ジース:倒れてた?

 

早苗は、それを包んでいたタオルをゆっくりと取り除いた。すると其処には、傷だらけでグッタリとした様子の1匹の蛙の姿があった

 

バータ:蛙か?

 

グルド:随分ボロボロだな。大分弱ってる様にも見えるぞ。

 

早苗:そうなんですよ。見捨てる訳にもいかず、取り敢えず拾って来たんですが・・・

 

文:フム・・・長く生きていますが、こんな見た目の蛙は見た事がありませんね。

 

早苗:もしかしたら新種ですかね?

 

魔理沙:もしそうなら、大発見だな。

 

文:しかし、新聞のネタとしては弱いですね。

 

早苗:そうですか・・・

 

リクーム:こんな小汚ない蛙なんかより、隊長の捜索の方が大事だぜ。

 

グルド:そうだな。

 

早苗:まぁまぁそう言わずに。この蛙は、元気になるまでの間うちで保護しましょう。諏訪子様達にも、私から話を通します。

 

バータ:ま、お前がそうしたいならそれで良いんじゃねぇか?

 

早苗:えっと、確か物置に小さな水槽があった筈だけど・・・

 

と言う訳で、その蛙を水槽に入れ、一行は見守る事も兼ねて現在座敷で一服中・・・

 

魔理沙:あー、御茶が美味いな。

 

文:早苗さんが貰って来たこの大福も美味ですね。

 

グルド:コレ、一体どうしたんだよ?

 

早苗:信者の方から頂きました♪皆さんでどうぞって♪

 

バータ:ありがてぇな♪

 

他の面々が大福を味わっている中、ジースだけは真剣な面持ちで俯いている

 

リクーム:どうしたよジース?腹でも壊したのか?

 

ジース:いや、そうじゃねぇんだけど・・・

 

文:やはり、隊長さんの事が気掛かりですか?

 

ジース:・・・まぁな・・・

 

リクーム:隊長は地獄には居なかった。つまりは生きてるって事だ。

 

バータ:そもそも、隊長程の人がそう簡単にどうにかなると思うか?

 

グルド:元気でやってるさ。きっとな。

 

ジース:・・・

 

魔理沙:コイツ等だってこう言ってるんだ、しっかりしろ。

 

早苗:諦めなければ、きっとまた会えますよ♪

 

文:ですね。テンションが低いなんて、貴方達らしくありませんよ。いつもみたいに楽しく行きましょう♪

 

ジース:・・・そうだな、悪かった。

 

魔理沙:それじゃ、ギニュー捜索の為の作戦会議だな。

 

文:とは言っても、大方の場所は既に調べてしまっていますが・・・

 

早苗:もしかしたら、まだ捜索し忘れている箇所があるかもです!

 

地図を広げ、あれこれ相談している一行。そんな自分達の元に闇の者達の魔の手が迫っているとは知る由も無く・・・

 

正邪:ククク・・・思い通りにはさせねぇぞ・・・

 

クラウンピース:イッシッシッ♪奴等の邪魔をしてやるぜー♪

 

正邪:行くぞ、野郎共!

 

毎度の如く、無数のクローン戦士達を率いて神社に迫る正邪とクラウンピース。激闘必至・・・!?




コレが終わったら、付喪神の反乱編を予定しております

展開(あくまでも予定ですが)

様々な理由で捨てられた物達が行き着く先、無縁塚・・・何か再利用出来る物が無いかと、ザーボンを引き連れて其処に訪れた小傘。そんな彼女達の前に、闇の力により正気を失った付喪神達が現れる。彼女達の目的は、かつて阻止されてしまった、道具達が支配する世界をもう一度作る事だった?人間達を愛し、共存する事を望む小傘は、彼女達の野望を阻止する為に戦いを決意する・・・
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。