誇り高き弱虫の幻想郷生活   作:パラリズム

393 / 499
第393話

早苗が大切そうに持ち帰って来たのは、ボロボロになり弱った状態の1匹の蛙だった。それを水槽に入れ、一行は早苗が信者に貰って来た大福を食べながら休憩をしていた。すぐ近くに、闇の者の魔の手が迫っているとも知らずに・・・

 

ジース:ん?

 

バータ:今度は何だよ?

 

ジース:いや、一瞬妙な気配がした様な気がして・・・

 

リクーム:妙な気配?

 

グルド:気のせいじゃないのか?

 

ジース:・・・

 

文:・・・いえ、残念ながら気のせいでは無い様ですよ?

 

バータ:何?

 

魔理沙:あぁ、何と言うか・・・殺気みたいなもんをビシビシ感じるな。

 

早苗:それも1つや2つではありませんね。

 

リクーム:つー事は・・・

 

グルド:また例の奴等か?

 

文:恐らくは・・・

 

早苗:神奈子様、諏訪子様から神社の留守を任されているんです。神社に何かあってはいけません。

 

魔理沙:そんじゃま、迎え撃つしか無いよな?

 

早苗:ですね。では・・・特戦隊の皆さん!神社防衛の為に出動です!

 

特戦隊メンバー:おぉーっ!

 

神社の外に出た特戦隊メンバー、早苗、魔理沙、文。すぐに彼等の前にクローン戦士達の軍勢を率いた正邪、クラウンピースが姿を現した

 

正邪:へぇ、私達の気配に気付いてたのか。平和ボケしてると聞いてたんだが・・・

 

早苗:どうやら、参拝をしに来てくれたと言う訳では無さそうですね。

 

正邪:悪いが、そう言う事だ。

 

クラウンピース:今回こそ、あたい達の勝利だ!

 

バータ:あん?何だ?この奇抜な格好の奴は?

 

魔理沙:地獄の妖精、クラウンピース・・・

 

リクーム:クラウンピースゥ?おかしな名前だなぁ・・・

 

魔理沙:・・・アンタ達も大概だけどな・・・

 

文:彼女は、地獄の妖精です。貴方が闇の軍勢に協力しているとは聞いてはいましたが・・・

 

早苗:何故です!何故そんな人達と一緒に居るんですか!

 

クラウンピース:そうだなぁ・・・敢えて理由を挙げるとすれば・・・楽しそうだったからかな?

 

早苗:そ、そんな理由ですか?

 

文:早苗さん、妖精は難しい事等考えていませんよ。

 

魔理沙:そうそう。

 

早苗:むぅ・・・しかし、敵対するならばやむを得ません!この神社の巫女として、この場で貴方達を退治させて頂きます!

 

早苗は、神社を守る為に周囲に結界を張る

 

邪:出来ると良いなぁ?

 

正邪が指をパチンと鳴らすと、クローン戦士達がゆっくりと歩み出る

 

魔理沙:毎回毎回クローンクローンって、他に方法は無いのかよ?

 

文:全くです。展開がワンパターンで新鮮味が無くて、良い加減飽きて来ましたよ。

 

正邪:コイツ等を今までの奴等と同じだと思ってると、痛い目にあうぞ?

 

文:それはどう言う・・・

 

文が台詞を言い終わらない内に、クローン戦士の中の1体が文に攻撃を仕掛けた。しっかりと受け止めた文だったが・・・

 

文:な、何て重い一撃・・・受け止めた手が痺れて・・・

 

クローン戦士は更にパワーを高め、文を軽々と吹き飛ばした

 

早苗:文さん!

 

魔理沙:おいおい、あんな奴相手に何やってんだよ!

 

文:あやや・・・スミマセン、私とした事が・・・

 

吹き飛んだ文は、態勢を立て直した

 

ジース:コイツ等、今までのクローン共とは戦闘力が段違いだぞ・・・

 

クラウンピース:そりゃそうだ!コイツ等は、あたいの力でパワーアップさせてるんだからね!

 

得意気にそう語るクラウンピース。その場に居る全てのクローン戦士達の体から、禍々しい闇のオーラが溢れ出した

 

早苗:何て邪悪なオーラ・・・

 

魔理沙:1体で文を軽々と吹き飛ばしたくらいだ・・・もしかしたら、纏めて掛かって来られたら結構ヤバいかもな・・・

 

正邪:今更気付いても手遅れだ!まずは手始めに、てめぇら全員ぶちのめして、他の連中への見せしめにしてやるよ!

 

クラウンピース:さぁ、楽しい楽しいパーティーの時間だ!イッツ♪ルナティックターイム♪

 

クラウンピースが炎が燃え盛る松明を高く掲げると、クローン戦士達の体から溢れるオーラが更に増大した

 

ジース:クソッ・・・やるしかねぇか・・・

 

特戦隊メンバー、早苗、魔理沙、文は迫るクローン戦士達を前にそれぞれ身構えた・・・




無縁塚編で、ザーボンや小傘達に色々協力する為に新しくキャラを登場させます

ヒント:和太鼓の付喪神

彼女は、異変解決の後も彼等と共に戦う仲間として活躍する予定です
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。