誇り高き弱虫の幻想郷生活   作:パラリズム

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第395話

守矢神社に襲撃を掛けてきた鬼人正邪、クラウンピース率いるクローン戦士の軍勢は、倒しても倒しても無限に出現を続ける厄介この上無い存在だった。迎え撃つ者達の体力がどんどん削られ、戦況を不利と感じた早苗は、体力を回復する仙豆を取りに神社の中に戻ったのだが・・・

 

早苗:あれ?どうして?確か此処に入れといた筈なのに・・・早くしないと、皆が危ないって言うのに・・・

 

捜索している丁度その時、後ろの水槽の中に入れられていた蛙がゆっくりと目を覚ました。以降、蛙(の中にあるとある者の考えている事ですが、言葉が話せないので他の者には伝わっていないと考えて御覧頂きたい

 

蛙:むぅ・・・此処は何処だ?俺は今まで何を・・・見慣れん部屋だ・・・ぐぅ・・・全身が痛む・・・それに、何なのだこの状況は?何が何だかさっぱり分からん!誰が説明してくれ!

 

水槽がガタガタと音を立て、早苗がそれに気付いてそちらに目を向けると、水槽の中に居る蛙が何かを訴え掛ける様に水槽に張り付いていた

 

早苗:蛙さん、気が付いたのね♪意外と元気そうで良かった♪神社の外で傷だらけで倒れてたのを見付けた時は心配したけど、その様子なら大丈夫そうね♪

 

早苗は、その蛙に笑顔で語り掛ける

 

蛙:蛙?そうか・・・俺はあの戦いで蛙になり、妙な空間を通り、知らない世界に飛ばされた・・・それから・・・

 

早苗:っと、いけないいけない!ジースさんや他の皆が、神社を守る為に必死に戦ってくれてるのに、のんびり話してる時間は無かった!

 

早苗は、再び仙豆の捜索を再開した

 

蛙:ジース?今、この女確かにジースと言ったか?しかし、アイツは他の皆と同じく戦死した筈・・・どうしてこの女がアイツの事を・・・

 

その名前を聞き、蛙(の中にある者)の脳裏には、自分が良く知る者の顔が鮮明に浮かんだ。その直後、最早見慣れた隙間が虚空に開き、その中から隙間妖怪の紫と守矢神社の二柱の一角である諏訪子が姿を現した

 

諏訪子:只今ー♪

 

紫:御邪魔するわよ♪

 

早苗:諏訪子様!紫さん!丁度良かった!実は、大変な事が・・・

 

諏訪子:そんなに慌てなくても事情は理解してるよ。だから、こうして急いで帰って来たんだ。

 

早苗:そ、そうなんですか?流石は諏訪子様!

 

諏訪子:まぁねぇ♪

 

紫:尤も、理由はそれだけでは無いんだけどね。

 

早苗:ほぇ?

 

諏訪子は、ゆっくりと水槽に近付き、その中に居た蛙を優しく取り上げた

 

蛙:うぉっ!?何だ何だ!?

 

早苗:諏訪子様、一体何を?

 

諏訪子:紫、良く見て。本当にコイツで間違い無いんだね?

 

そう言って、諏訪子は紫にその蛙を見せる

 

紫:・・・えぇ、得た情報と相違無いわ。

 

紫は、その蛙をじっくりと観察した後、ハッキリとそう言い切った

 

諏訪子:そうかい・・・

 

早苗:えーっと・・・スミマセン。私には、何が何やらチンプンカンプンなんですけど・・・

 

諏訪子:あぁ、ゴメンよ早苗。

 

紫:事情を説明するわ。貴方が保護した、この蛙についてね。

 

早苗:その蛙が何か?

 

紫:前置きとか一切無しに、単刀直入に言うわ。貴方はきっと驚くだろうけど・・・実はこの蛙の正体は・・・

 

早苗:な、何だってーっ!?

 

早苗は、オーバーリアクションで驚いた(その場のノリで)

 

紫:・・・まだ何も言ってないんだけど・・・

 

早苗:スミマセン、こう言うのって御約束かなぁって思ってつい・・・

 

紫:話を続けても良いかしら?

 

早苗:あ、どうぞ。

 

紫:んん・・・この蛙の正体・・・それは・・・貴方達が彼等と一緒にずっと探していた、ギニュー特戦隊の隊長さんなのよ。

 

早苗:へぇ、そうなんですか。この蛙が・・・

 

少しの間、その場が静まり返った。そして・・・

 

早苗:えぇーっ!?

 

再びオーバーリアクションで驚いた(但し、今回はその場のノリとかでは無く心の底から)早苗だった。紫と諏訪子が何故その事を知るに至ったのか・・・




作者:モンハンストーリーズ2にドハマりして投稿遅れました。ゴメンなさい・・・

小悪魔:宜しい、ならば御仕置きですね♪(ニッコリ)

作者:面白いのがいけない!

それが作者の最後の言葉となり、その後彼の行方を知る者は誰も居ない・・・(嘘)

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