誇り高き弱虫の幻想郷生活   作:パラリズム

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第397話

守矢神社に襲撃を仕掛けて来た正邪、クラウンピース及び彼女達が操るクローン軍団との激闘は続いていた。しかし、無限に湧き出るクローン戦士達との戦いでそれぞれが体力が削られ、窮地に陥っていた・・・

 

バータ:畜生!どれだけ出て来やがるんだ!マジでキリがねぇ!

 

リクーム:おいおい、もうへばっちまったのか?

 

バータ:そう言うお前も、疲れが隠せてねぇぞ?

 

リクーム:何の。まだまだやれるぜ?

 

グルド:お、俺は本当に限界だ・・・力が出ねぇ・・・

 

魔理沙:私も、ぶっ放し過ぎて魔力が無くなりそうだ・・・コレ以上は無理だぞ・・・

 

文:・・・マズい展開ですよ。皆さん既に限界を迎えています。まぁ休まずにクローン達を殲滅し続けているので無理も無い事ですが・・・

 

ジース:耐えろ皆!隊長がこの場に居たら、諦めるなって仰る筈だ!

 

魔理沙:そうは言うけどよ・・・

 

ジース:疲れた奴は下がって休んでろ。

 

魔理沙:下がれって何処にだよ?

 

ジース:・・・そ、それは・・・

 

正邪:てめぇらに逃げ場なんてねぇんだよ!そんで、全員此処で終わりだ!

 

クラウンピース:やっちゃえ♪お前達♪

 

正邪とクラウンピースの号令で、クローン戦士の大群が一斉に疲れ果てた一行に襲い掛かる。一行が覚悟を決めたその直後、彼方から放たれたエネルギー弾と弾幕によりクローン戦士達は次々と消し飛んだ

 

魔理沙:な、何だ!?

 

文:何が起きたんですか?

 

クラウンピース:クローン達だけ消え去ってるって事は・・・

 

正邪:奴等の援軍か!汚ぇぞ!コソコソ隠れてねぇで出て来い!

 

ギニュー:ハーッハッハッハッ!多勢に無勢で勝ち誇っている奴が何を言うか!

 

ジース:こ、この声は・・・

 

早苗:御望み通り、出て行ってあげましょう!

 

何処からか鳴り出した音楽と共に、一行の前に飛び降りた2人の男女。特戦隊の面々の眼前には、とても懐かしく、そして探し求めていた男の背中があった

 

ギニュー:可愛い部下達のピンチに颯爽と登場!ギニュー特戦隊隊長!ギニュー!参上!

 

ギニューは、音楽に合わせて声高々に名乗りつつ、ノリノリでスペシャルファイティングポーズを決めた

 

早苗:我等に仇なす邪悪な者達は、神に代わって悪·即·斬!守矢神社の風祝!東風谷早苗!御期待通りに只今推参!

 

ギニューに負けじと、早苗も登場と同時にビシッとポーズを決めた

 

諏訪子:えーっと・・・BGMはもう良いのかな?

 

ギニュー:うむ!

 

早苗:有難うございました♪諏訪子様♪

 

満足げな2人に確認した後、諏訪子はBGMを止め、屋根の上から飛び降りた。解説すると、2人の登場のタイミングに合わせて、屋根の上にスタンバイしていた諏訪子がカセットレコーダーから大音量でBGMを流していた。2人のノリに付いて行けなかったからとかでは断じて無いんだからね?(諏訪子談)

 

ギニュー:久し振りだな、お前達。こうしてまた会えるとは思わなかったぞ。

 

ジース:うおぉぉぉっ!ギニュー隊長!

 

リクーム:あのスペシャルファイティングポーズのキレの良さ・・・間違い無いぜ!

 

魔理沙:ア、アイツが噂の?

 

文:偽者とかでは無くてですか?

 

バータ:この感じ、本物としか思えねぇ・・・し、しかし、何故隊長が此処に?

 

グルド:俺達がどれだけ探しても、全然見付けられなかったのに・・・

 

諏訪子:んー・・・詳しく話すと、ちょっと長くなるしなぁ・・・

 

ギニュー:俺もお前達と話したい事、説明したい事が山程ある。だが、それは一先ず後にしよう。今は先にやるべき事があるからな・・・

 

ギニューは、そう言いつつ正邪達の方を向いた

 

正邪:いきなり訳の分からねぇ事しながら現れて・・・何なんだてめぇは!

 

クラウンピース:折角良い所だったのにさぁ・・・邪魔しないでくれないかなぁ?

 

ギニュー:それは聞けないな。それはそうと、可愛い部下達が大層世話になった様だ。まずは、その礼をせねばな。

 

正邪:礼?

 

ギニュー:部下達に代わり、この俺がたった1人でお前達と遊んでやろうじゃないか。

 

正邪:何?

 

ジース:ハッハッハッ!遊んでやると言っても、一緒にテレビゲームをしたり、キャッチボールをするって意味じゃねぇぞ?ギニュー隊長自らが、お前達と戦って下さるって事だ!

 

ギニュー:説明せんでも良い!

 

正邪:ハッ!何を言い出すかと思えば!どうやら、周りが全然見えてねぇらしいな!

 

クラウンピース:此方には無数のクローン戦士が居るんだぞ!お前に勝ち目なんてあるもんか!

 

ギニュー:クローン戦士か・・・リハビリを兼ねた運動には丁度良さそうだな。さて・・・其処の金髪白黒と黒い羽根飾りを背中に付けた女。

 

魔理沙:えっ?わ、私達か?

 

文:いやいや!コレ飾りとかじゃ無いんですけど?

 

ギニュー:状況から察するに、お前達は我が部下達の味方をしてくれている者達の様だな。有難う。疲れている様だし、この場は俺に任せて貰うぞ。

 

魔理沙:い、良いのか?

 

ギニュー:あぁ。

 

文:あー、ちょっとスミマセン。相手のクローン戦士達の事なんですが・・・前例の事を踏まえると、恐らく連中が無限に出現する為の仕掛けと言いますか・・・その類いみたいなのがこの辺りに隠されている筈なんです。

 

ギニュー:そうなのか?ならば、お前達にはその仕掛けとやらの捜索と解除を頼みたい。さっきも言ったが、此処は俺に任せるが良い。

 

文:おぉ、何と頼もしい♪

 

魔理沙:助かった・・・正直、もう限界だったんだ・・・

 

ギニュー:グルド!リクーム!バータ!ジース!

 

隊員達:は、はい!

 

ギニュー:お前達も、この2人と共にその仕掛けの捜索等をしてやるんだ。頑張った者には、後で御褒美をやるぞ。

 

リクーム:よっしゃー!御褒美だー!やるぜ俺は!

 

バータ:へへへ・・・ちょっと気合い入れ直すか!

 

グルド:任せてくれ!隊長!

 

ジース:隊長、後でしっかり話聞かせて貰いますからね?

 

ギニュー:分かっている。さぁ、行け!

 

隊員達:おぉーっ!

 

隊員達は、次々と飛び立って行った

 

魔理沙:あ、ちょっと待てって!

 

文:魔理沙さん、我々も行きましょう。

 

魔理沙:そ、そうだな。えっと・・・じゃあまた後でな!

 

文:では、失礼しますね♪

 

魔理沙と文も、彼等の後を追って飛び立った

 

早苗:皆さんの様子を見てれば分かります♪隊長さんが、皆さんにとっても慕われ、信頼されている事が♪

 

ギニュー:隊長として当然の事だ。さて・・・此方もそろそろ始めるとしようか・・・早苗と諏訪子と言ったか?お前達はどうする?

 

諏訪子:私達は、あの無礼な天の邪鬼と妖精を相手取りたい所だね。売られた喧嘩は買わないと・・・ねぇ?

 

諏訪子は、再び闇笑いを浮かべる

 

早苗:ですね。守矢神社に歯向かったその愚行、後悔させてあげましょう!

 

早苗も気合い十分の様子である

 

ギニュー:まぁ良いだろう。ならば俺は、少し物足りんが、クローン戦士とやらで我慢するとしようか。

 

正邪:ちっ・・・

 

クラウンピース:面倒な事になったなぁ・・・

 

諏訪子:くれぐれも油断はしない様にね?

 

ギニュー:御互いにな。では、行くぞ!

 

早苗:はい!

 

ギニュー復活後の初陣、どうなります事やら・・・




ギニュー隊長の声、個人的には改の小西さんの方がハマり役だと思ってます

隊長の面白く、そして格好良い良いキャラを引き立てていて・・・元々好きだったギニューが更に好きになりました(笑)
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