誇り高き弱虫の幻想郷生活   作:パラリズム

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第398話

早苗と紫の力により、ギニューは完全復活を果たした。復活早々、クローン戦士達を無限に出現させている仕掛けの解除を他の隊員達や魔理沙達に任せ、正邪やクラウンピース率いるクローン戦士の部隊から神社を守る為の戦いに赴いたのだった。開始早々、ギニューは単身でクローン戦士達を相手に大立回りをしていた

 

ギニュー:どうしたどうした!その程度の力では、この俺を仕留める事等夢のまた夢だぞ!

 

そう言い放つギニューの四方八方からクローン戦士達が一斉に飛び掛かるが、直ぐ様ギニューが巻き起こした衝撃波で漏れ無く粉微塵に消し飛んでしまった

 

ギニュー:ヌルいヌルい!所詮は姿形を模しただけの出来損ないか!もっと本気で来い!そうで無ければ、リハビリにすらならんじゃないか!

 

余裕でポーズを決めるギニュー。尚もクローン戦士達は攻撃を続けるが、やはり全く相手になっていない、一方的な戦況だった

 

正邪:ちっ・・・クローン共め、たった1人を相手に何をしてやがる・・・

 

正邪は、戦いつつ横目でその状況を見て舌打ちをした

 

早苗:戦いの最中に余所見だなんて、随分と余裕ですね。

 

正邪:調子に乗んなよ!このアマ!

 

正邪の猛攻を、早苗は星型のバリアで防ぎつつ大弊と格闘技を巧みに使い分けて応戦している

 

正邪:・・・の野郎・・・その体の何処にそんな力が・・・

 

早苗:私だって、伊達や酔狂で幻想郷の巫女をやってる訳じゃありません。神奈子様、諏訪子様により、武芸はしっかり仕込まれているんです。

 

正邪:くっ・・・

 

そうドヤ顔で語る早苗に対し、正邪は苛立ち始めていた。それと同時に、不利な戦況に焦りも感じ始めていた。一方のクラウンピースも、何とかして自分の力でクローン戦士達を強化しようと試みるも、その全てを諏訪子に妨害されていた

 

クラウンピース:くっそー!アタイ達の邪魔をするな!

 

諏訪子:そりゃ無理な話だろ。アンタ達は守矢に歯向かう敵。私は、此処の神としてこの場を・・・そして、此処に居る者達を守る義務があるからね。

 

クラウンピース:むぅ・・・

 

諏訪子:何をしようと無駄だよ。妖精なんかが、神に敵う訳が無いだろう。大人しく投降するって言うんなら、寛大な対応を考えてやらんでも無いけど?

 

クラウンピース:ぐぬぬ!馬鹿にしやがって!このちんちくりん!

 

諏訪子:何だと!妖精の癖に生意気だぞ!この馬鹿妖精!

 

クラウンピース:それだと、あの青い奴みたくなるだろ!アイツよりかはマシだぞアタイは!それに、馬鹿って言った方が馬鹿なんだぞ!バーカバーカ!

 

諏訪子:じゃあ、お前は2回言ったから大馬鹿だな!

 

クラウンピース:むきーっ!

 

ギニューや早苗が真面目に戦っている最中、諏訪子とクラウンピースはまるで子供の様な幼稚な争いを始めていた。一方、クローン戦士を無限出現させている仕掛けを解除する為に動き出した面々は・・・

 

リクーム:隊長はああ言ってたがよ。その仕掛けとやらは、どうやって探し出せば良いんだろうなぁ?

 

バータ:だよなぁ・・・

 

グルド:辺り一帯をしらみ潰しに探し回るしか無いんじゃないか?

 

文:いやいや、それは良い手段とは言えませんよ。

 

ジース:・・・此処から北の方角に真っ直ぐ進んだ辺り、北東、南西部に1つずつ、妙なエネルギーの反応がある。多分、コレがそうなんだと思う。

 

リクーム:お前、分かるのかよ?

 

バータ:いつの間にそんな力を・・・

 

ジース:俺だって、隊長を探してる間ずっと遊んでた訳じゃない。つっても、何と無く妙な力を感じるってだけだけどな。

 

魔理沙:力の反応は3つなんだよな?

 

ジース:あぁ。けど、それがその仕掛けかどうかは・・・

 

文:他に手掛かりもありませんし、取り敢えず行ってみましょう。

 

グルド:全然で1つずつ潰してくのか?

 

文:それは非効率ですよ。

 

ジース:此処は、隊長の教えに従おう。

 

文:と言うと?

 

ジース:隊長は、何かを決める時は無駄に揉めない様にジャンケンで公平に決めろと仰っていた。

 

文:フム、成る程・・・

 

ジース:俺達は全部で6人だ。2人ずつで3つに分かれるのが良さそうだな。

 

文:何かあった時の為に、単独行動よりはその方が良さそうですね。

 

魔理沙:ま、他にパッと思い付く手段も無いしな。それで行くか。

 

リクーム:よーし!そんじゃ、やるとするか!

 

バータ:いっせーのでグー、チョキ、パーを出して、同じのを出した奴等がチームな。

 

グルド:後出しは無しだぜ?

 

魔理沙:それじゃ行くぞ!いっせー・・・のっ!

 

そんなこんなで、リクームとグルド、バータと文、ジースと魔理沙の3つのチームが出来上がった

 

ジース:俺達は、此処から真っ直ぐ北にある仕掛けに向かう。

 

文:では、我々は北東に向かいましょうかね。

 

リクーム:つー事は、俺達は余った南西の仕掛けを担当って訳だな。

 

魔理沙:何があるか分からないから、お前達も気を付けてな。

 

バータ:そんなヘマはしねぇよ。

 

グルド:じゃ、また後でな。

 

こうして、それぞれのチームに分かれ、3つの地点にある仕掛けの解除に向かったジース達。守矢神社での激闘も、いよいよ佳境・・・?




次回で戦いは終わらせる・・・予定です

その後は、少しザーボンや小傘サイドの話をした後、最強(最凶?)姉妹との戦いに移る流れにするつもりです

短編も少しだけ・・・
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