守矢神社を襲撃して来た正邪、クラウンピース率いるクローン戦士の大群を復活したギニュー、早苗、諏訪子に任せ、他の隊員達と魔理沙、文は2人1組で方々に分かれてクローン戦士達が無限湧きしている仕掛けの解除へと動き出した
魔理沙:本当に良かったのか?
ジース:何がだ?
魔理沙:ギニューの奴だよ。どうやって復活したかは知らないけど、復活早々に正邪達やあの数のクローン達を相手取るのは流石に無茶じゃないかと思うんだ。
ジース:俺達の隊長をナメんなよ?隊長を相手にするには、あの数じゃ全然足りねぇよ。隊長は本当に強いからな。俺達が心配するのもおこがましい。
魔理沙:へぇ、信頼してるんだな。
ジース:あぁ。へへへ・・・
魔理沙:嬉しそうだな。
ジース:隊長が帰って来たんだ。俺達にとって、こんなに嬉しい事は無いぜ♪
移動しながら、笑顔を見せつつギニューについて語るジース。時を同じく、別方向へ向かって移動中のバータと文も、ギニューについての話をしていた
バータ:隊長は、俺達に生きる目的と居場所をくれた大恩人でな。俺達5人は、仕事の時は勿論、遊びに行く時も常に皆一緒だった。そして、隊長は何をする時もまず始めに俺達の事を気に掛けて下さった。誰かが手柄を挙げた時、あの人は誰よりも喜んでくれたし、調子に乗ってヘマをした時は、必死で庇ってくれたりもした。感謝してもしきれねぇ。
文:成る程成る程。益々、彼に興味が湧いて来ましたよ。コレは、この戦いを早く終わらせて取材をしなくては。
バータ:そんじゃま、さっさとやる事を済ませちまおうぜ。
文:そうしましょう!
そして、リクームとグルドもまた、移動しながらギニューについて話をしていた
グルド:ギニュー隊長、今まで何処で何をしてたんだろうな?
リクーム:さぁなぁ・・・でもまぁ、元気そうだし良かったじゃねぇか。ポーズの美しさ、キレの良さも俺達が良く知る隊長のままだったしよ。
グルド:まぁな。
リクーム:それよか、今日の夜は宴で決まりだな。隊長復活の御祝いのな。
グルド:へへ、そりゃ良い。早苗の奴に頼んで、御馳走たんまり作って貰おうぜ。
リクーム:それに、頑張れば隊長が御褒美を下さると言ってた。それも楽しみなんだ俺は。
グルド:それらにありつく為にも、邪魔な仕掛けはとっとと片付けて戻ろうぜ。
リクーム:おうよ!
その少し後、それぞれのチームが進む先で禍々しい渦の様な仕掛けが虚空に設置されているのを発見した。しかし、それぞれの仕掛けの前にも番人役として数人のクローン戦士達が配置されていたのだが・・・
ジース:こんな数じゃ、見張りにもならねぇ。一撃で決めるぞ!
魔理沙:よっしゃ!
ジースと魔理沙の放った光線により、北部で見張りをしていたクローン戦士達及び無限湧きの仕掛けは破壊された
ジース:任務完了っと!
魔理沙:もう終わりか。呆気無いもんだな。
ジース:だな。
バータと文が向かった北東部にも、同様の仕掛けと番人が居た
バータ:文、俺様のスピードに付いて来られるか?
文:貴方こそ、遅れないで下さいよ?
バータ:行くぞ!
文:了解!
襲い掛かってくるクローン戦士達を、各々自慢のスピードで軽々と吹き飛ばし、そのままクローン戦士達を仕掛けの渦諸共消し飛ばした
文:なかなかのスピードでしたよ。
バータ:お前もな。何はともあれ、いっちょ上がりだ。
残る南西部にも、やはり他の地点と同じ仕掛けや番人が配置されていた
グルド:援護するぜ。行ってくれ、リクーム。
リクーム:任せとけ!御命頂戴!リクーム!イレイザーガン!
グルドが超能力でクローン戦士達の動きを止め、リクームが間髪入れずに口から破壊光線を放ち、クローン戦士達と仕掛けの両方を粉々に吹き飛ばした
グルド:おいおい、ちょっとやり過ぎじゃないか?一瞬で終わっちまったじゃないか。
リクーム:隊長が待ってるんだ。こんなゴミ共に付き合ってられねぇからな。
グルド:まぁそうだな。さて、戻るか。
リクーム:おうよ!
一方、神社の境内で正邪達を迎え撃っていたギニュー達は・・・
諏訪子:邪悪な反応が全て消え失せた・・・どうやら、仕掛けの解除に成功した様だね。
早苗:本当ですか?
ギニュー:フフ、予想よりも早いな。流石は俺の部下達だ。
ギニューの手により、クローン戦士の数は激減しており、正邪やクラウンピースも早苗達との実力差に劣勢に立たされていた
クラウンピース:せ、正邪・・・どうしよう・・・あの仕掛けが無くなったら、もう・・・
正邪:分かってる!クソッ・・・てめぇさえ・・・てめぇさえ現れなけりゃ!
クラウンピースは焦り、正邪は悔しそうな表情を浮かべつつギニューを睨み付ける
ギニュー:そう怖い顔をするなと言っても無理な話か・・・残念だが、最早お前達に勝ち目は無い。諦めて投降しろ。戦士には、敗北を認める潔さも大事だぞ。
諏訪子:もし降参して大人しくするって言うなら、私から上に話を付けてやっても良いんだよ?
正邪:やなこった!私は諦めが悪いんでな!ピース!此処は戦略的撤退だ!一応、奴等に報告するぞ!
クラウンピース:くぅ・・・悔しいけど・・・わ、分かった!
正邪とクラウンピースは、残った僅かなクローン達を見捨て、素早くその場から撤退した
早苗:また逃がしてしまいました・・・もう少しだったのに・・・
諏訪子:構わないよ。あんな奴等、私達の敵じゃないしね。
ギニュー:まずは、この場を凌げた事を喜ぶべきだ。
早苗:・・・そうですね。
戦いを終え、一息付いているギニュー達の元に、仕掛けの破壊を終えたジース達が次々と戻って来た
ジース:隊長!今戻りました!
ギニュー:おぉ、御苦労。良くやったな。
ジース:有難うございます。
魔理沙:あれ?アイツ等は?
諏訪子:勝ち目が無くなったと知って、さっさと撤退したよ。
早苗:一時はどうなる事かと思いましたが、何とかなりましたね。
文:そうですね。
諏訪子:さてと・・・戦いも終わったし、取り敢えず皆中に入りなよ。其処でゆっくりと話をしようじゃないか。
ギニュー:そうさせて貰おう。此方も、色々話したい事があるからな。
諏訪子:早苗、御茶の用意を頼んだよ。
早苗:了解です♪
戦いを終え、一行は神社の中に移動した。次回、ギニューが復活までの間に何をしていたのかが明かされる・・・!?
キャラ設定(今後のネタバレ含む)
ギニュー(CVは改の方)
宇宙の帝王、フリーザ直属の部下で、宇宙の方々から選抜されたエリート戦士の戦闘部隊、ギニュー特戦隊の隊長
紫色の体色、平均よりは大柄な体格、頭の両側に生えた2本の黒い角が主な特徴
自分と相手の体を入れ換える、ボディチェンジと言う能力を持ち、強い戦士を見付けては己の体と交換して来た為、元の姿を知る者は数少ない(前述の姿もチェンジ後の物)
隊員達の事を何よりも気に掛けていたり、隊の象徴とも言えるファイティングポーズの考察を真面目に行ったり、戦いにおいては独自のフェア精神で戦ったり、悪役にしては何処か抜けており、憎めない性格をしているが、戦闘力は高く、仕事には真面目に取り組み、良い結果を残す為、部下やフリーザからの信頼も厚い
しかし、ナメック星での戦いで部下達は全員戦死、ギニューも前述の能力で蛙と入れ替わってしまい、戦死こそしていないが、事実上の戦線離脱となった(アニオリでは、この後も一度ブルマとボディチェンジに成功したが、結局再び蛙に逆戻りしてしまった)
原作では、この後ドラゴンボールの力で地球に送られ、其処で蛙のまま暮らしていく事になるのだが・・・
今作では、此処で蛙の姿のままで幻想郷に飛ばされており、戦死した部下達との思い出と、二度と敵わない隊の再結成に涙しつつ、幻想郷をさ迷っていた
途中、チルノに凍り付けにされたり、幻想郷の生物に食われ掛けたり、死に物狂いであちこち逃げ回った後、ボロボロになりながら妖怪の山まで辿り着いたが、其処で力を使い果たした事で気を失い、遂に倒れてしまった
最早コレまでと覚悟したギニューだったが、偶然通り掛かった早苗に拾われ、守矢神社に連れて来られた
そして、神社の襲撃事件が発生する
意識を取り戻したギニューは、蛙のままなので言葉も伝わらず、どうして良いのか分からず困っていた
ふと、その場に居た早苗から懐かしい名前を聞く
その状況を、何とかならないかと足掻くギニューの元へ、隙間妖怪の紫と諏訪子が姿を現し、今回の神社の襲撃の話を聞く
彼女達がその場に居合わせた早苗に事情を説明、紫の能力により、外の世界から元の体を取り寄せ、早苗の奇跡の力で元の姿を取り戻す事に成功した
復活して早々、颯爽と戦場に降り立ったギニューの前には、戦死しもう二度と会えないと思っていた部下達の元気な姿や、彼等と仲良く話している幻想少女達の姿があった
再会を喜びつつも、部下達及び魔理沙、文に仕掛けの解除を任せ、ギニューは早苗や諏訪子と共に神社で正邪達率いるクローン戦士達との戦いを開始、圧倒的な実力差でそれらを圧倒し、部下達が仕掛けを解除した事で正邪達は撤退し、戦いは終わりを迎えた
コレより下、今後のネタバレを含みますので注意
その後は、自分が不在だった間に隊長代理として部下達を支えてくれた早苗、彼等を助け、居場所をくれた魔理沙や諏訪子達への恩義に報いる為、紫と時の界王神の許可を得て、部下達と共にかねてよりの悲願だったギニュー特戦隊を再結成、幻想郷の平和の為の力となる事を決意する
その際、早苗の隊長代理としての役目は終わったものの、他の隊員達の推薦もあり、早苗を特戦隊の6人目のメンバーとして快く迎え入れた
それからは、文の取材に誠心誠意応じたり、隊員達や他の外来人組や幻想少女との新しい思い出作りに精を出したり、幻想郷での新たな生活を楽しんで行く事になる
しかし、それは同時にかつての主との離反を意味するのだった・・・