人里の七夕祭りに招待されたラディッツを始めとした仲間達。各々自分の願いや目標を短冊に書き、笹竹に飾り付けたり、歓談して楽しんでいた・・・(因みに、霊夢は妖怪達が里の人間達に悪さをしない様に見回りしつつ目を光らせているので、残念ながら出番無し)
ギニュー:この幻想郷と言う場所は、活気があって本当に良い所だな。お前達が気に入るのも分かるぞ。
ジース:でしょう?
リクーム:食い物も美味いしな。
グルド:そうだな。
ギニュー:何より!俺をお前達と再会させてくれた場所でもあるからな。
バータ:俺達も、また隊長と特戦隊をやれて幸せですぜ。
ジース:新しい同志も出来ましたしね。
早苗:えへへ♪
ギニュー:そうだな。本当に嬉しく思うぞ。
喜び合う特戦隊の面々に、魔理沙が声を掛ける
魔理沙:ところで、お前達は短冊に何を書いたんだ?
早苗:私は勿論、守矢神社の更なる繁栄を願いました!ほら!
早苗の短冊には、『守矢神社がもっともっと繁栄します様に』と書かれていた
グルド:お前神様だろうが。それくらい、お前の力でどうにかならないのかよ?
早苗:んー・・・ならない事もありませんが、折角の七夕なので一応と思いまして。
グルド:フーン・・・まぁ良いけどよ・・・
ギニュー:俺も書いてみたぞ。
ジース:隊長は、短冊に何を?
ギニュー:俺の願い・・・それはコレだ!
ギニューの短冊には、『隊員皆が、毎日幸せに、楽しく過ごせる様に』と書かれていた
ギニュー:可愛い部下・・・いや、最早家族も同然のお前達には、いつも楽しく笑っていて欲しいからな。コレが、隊長としての俺の願い・・・と言うよりも目標だな。
リクーム:隊長・・・
グルド:俺達の事を、そんな風に・・・
ギニュー:フッフッフッ・・・どうだ!俺は優しいだろう!
隊員達:おーう!最高っすよー!
相変わらずのノリを見せる特戦隊の面々である
ギニュー:それはさておき・・・お前達には、いつも感謝している。コレからも、俺と共に歩んでくれるか?
バータ:勿論ですぜ!
ジース:一生付いて行きますよ!
早苗:私も頑張ります!
ギニュー:よーし!では、景気付けに円陣を組むぞ!ギニュー特戦隊!ファイトーッ!
隊員達:おぉーっ!
ギニュー:ファイトーッ!
隊員達:おぉーっ!
ギニュー:ファイトーッ!
隊員達:おぉーっ!
6人で円陣を組み、気合い十分の特戦隊の面々である
魔理沙:なぁ、短冊を飾りに行かないのか?って、聞いちゃいないだろうけど・・・
そんな彼等に対して静かにツッコミを入れる魔理沙だったが、恐らく誰にも聞こえてはいないだろう・・・
妖夢:向こうは盛り上がってますね。
ラディッツ:あのノリも、随分久々な気がするな。
フラン:ねぇねぇ、皆は何を御願いするの?
慧音:私も気になるな。
妖夢:私は、一流の剣士になりたいと書きました。
レミリア:主としての願いは、館に居る皆が幸せである事。コレに尽きるわね。
小悪魔:・・・こっちの書き損じの短冊に、真のカリスマになりたいって書いてますけど・・・
レミリア:ギャー!捨てるの忘れてた!
パチュリー:私はまぁ・・・前にも言ったと思うけど、小説家になれる様にって書いたわ。
咲夜:私は、コレからも御嬢様方に御仕え出来る様にと。
美鈴:私は、日々修行あるのみ!と書きました。
アリス:私は、いつか完全自立型の人形を完成させたいからそれを書いてみたわ。
こいし:御姉ちゃんは?
さとり:私は、無難に家内安全と。
こいし:フーン、無難過ぎてつまんないね。
さとり:御黙り、こいし。
燐:あたいとお空も、さとり様と同じ感じだね。
空:コレからも、家族皆で仲良く暮らせます様にって書いたよ。
さとり:有難う、2人共。
空:こいし様は、何を短冊に書いたんですか?
こいし:私は、コレ!
こいしが元気良く見せた短冊には、『自由! 古明地こいし』と達筆な文字で書かれていた
こいし:上手でしょ?
こいしは、ドヤ顔で短冊を見せ付けた(擬音で言うとフンスッと言う感じ)
さとり:あのね・・・書き初めじゃないのよ、こいし・・・
こいし:えっ?でも、天人の御姉さんだって同じ感じで書いてたよ?
さとり:へっ?
妖夢:・・・天子さん・・・
天子:あれ?何か違った?
そんな天子の短冊には、『唯我独尊! 比那名居天子』と書かれていた
ラディッツ:天子、お前なぁ・・・
天子:アハハ♪まぁ良いじゃない♪細かい事は♪
咲夜:美鈴も似たり寄ったりだしね。
美鈴:・・・スミマセン・・・
幽々子:皆、私の御願いはねー♪
ラディッツ:アンタはどうせ、美味いもんを腹一杯食いたいとかそんな所だろ?
はたて:だろうね。
パチュリー:私もそれに1票。
レミリア:同じく。
咲夜:以下同文。
鈴仙:幽々子さんですし。
妖夢:十中八九、間違い無いかと。
他の面々も、うんうんと頷いている
幽々子:満場一致!?当たってるけど!
妖夢:大体、毎日心行くまで食べてるじゃないですか・・・
ワイワイと歓談している面々を、少し離れた所から静かに見守っている者が約1名・・・
妹紅:・・・
慧音:妹紅、どうかしたか?
妹紅:いや、別に・・・
慧音がふと視線を落とすと、妹紅の手に何かが書かれた短冊が握られていた
慧音:妹紅は、何て書いたんだ?
妹紅:あぁ、コレは・・・
妹紅の短冊には、『普通の女の子に戻りたい』と書かれていた
慧音:コレは・・・
妹紅:分かってる、無理な事だってのは・・・私は不老不死で、アイツ等は違う・・・アイツ等も、いつかは皆居なくなる・・・
慧音:妹紅、前にも言ったと思うが・・・
妹紅:皆まで言われなくても分かってるって。いつかは居なくなるからこそ、今を大事にしなきゃだよな。アイツ等と一緒に居られる、今この時をさ。
フッと笑い、妹紅は話の輪に入って行った
鈴仙:ラディッツさんや悟空さんは、短冊に何を書いたんですか?
こいし:私も知りたい♪
悟空:オラはまぁ、コレだな。
悟空の短冊には、『もっと強い奴と、ワクワクする戦いがしたい』と書かれていた
はたて:コレはまた、戦い好きなサイヤ人らしい願いね。
悟空:色々考えてみたんだけどさ、他に何も思い付かなかったんだ♪
そう言いつつ、アハハと笑う悟空であった
ラディッツ:俺のも、願いと言うよりは目標なんだが・・・
ラディッツの短冊には、『親父とお袋を救い出す』と書かれていた
ラディッツ:短冊に書くには重いかと思ったが・・・今の俺の目標はコレだからな。
はたて:それじゃ、そんなアンタに力を貸せる様に、私達も修行を頑張らないとね。
鈴仙:ですね。
パチュリー:ふぅ、やれやれ・・・仕方無いし、付き合ってあげるわよ。
妹紅:私で良ければ、いつでも声を掛けてくれ。
アリス:私だって、力になるから。
ラディッツ:あぁ、有難うよ。
レミリア:フラン、貴方は何て書いたの?
フラン:私はね・・・
フランの短冊には、『ずっとずっと、皆と一緒に仲良しで居られます様に』と書かれていた
フラン:皆って言うのは、此処に居る人達は勿論、今まで一緒に遊んだり戦って来た人達皆の事だよ。
はたて:あーもう!そんなの当たり前じゃんか♪
鈴仙:私達、ずっとずっと友達です♪
各々、フランを抱き締めたり手を握ったりして絆を確かめ合うのだった
レミリア:ラディッツ。色々面倒な事とか、ワガママも沢山言うと思うけど、コレからもあの子(フラン)に良くしてあげて貰えると嬉しいわ。
ラディッツ:了解だ、御嬢様。
そんなこんなで、各々の願いや目標を書いた短冊を笹竹に飾り付けに向かう一行。そして、願いを込めた者がもう1人・・・
紫:願わくば、彼等のあの絆が永遠の物であります様に。そして、世界に真の平和が訪れます様に。フフ、ちょっと欲張りかしらね・・・
人知れず、幻想郷の賢者の願いが込められた短冊も笹竹に飾り付けられるのだった
今後の展開(あくまでも予定)
·アリスの里帰り
アリスの元に、母親神綺から『体調を崩して寝込んでしまった。力が弱まったのを好機と、魔界の支配を目論む者達が動きを見せている』と言う旨の報せが届いた
母親を心配したアリスは、ラディッツに自らの護衛を依頼し、母親の看病兼魔界の騒動の沈静化の為に魔界への里帰りを決意した・・・
·付喪神達の反乱
付喪神の堀川雷鼓から、無縁塚である異変を感じ取った為、自分と共に調査に向かって欲しいとの依頼を受け、彼女や華扇、ザーボンを連れて無縁塚にやって来た小傘
そんな彼等の前に、付喪神達が次々と姿を現したが、何か様子がおかしい・・・
付喪神達曰く、自分達を雑に扱い、挙げ句捨てた人間達への復讐をすると言うのだ
闇の力に飲まれた付喪神達を正気に戻す為の戦いを始める事になる・・・