誇り高き弱虫の幻想郷生活   作:パラリズム

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雪の日の遊びとは その2


第407話

幻想郷にも冬がやって来た。前日の夕方から降り始めた雪が一晩中降り続けた結果、翌日の早朝には一面銀景色になる程に積もっていた。フランは大喜びで館の面々を叩き起こし、朝から大ハシャぎであった。その後、朝食を終えた一行は防寒対策をしっかりし、再び館の外へ出て雪遊びを開始した。フランと美鈴は、2人で雪だるまを作り始めていた(尚、門番はラディッツと悟空がしており、レミリアと咲夜、パチュリー、小悪魔はテラスで寛いでいる)

 

悟空:楽しそうにやってんな。

 

ラディッツ:あぁ、そうだな。戦う為に生まれた奴が言うのも妙な話だが、平和なのは良い事だ。

 

悟空:偶(たま)には、こうやってのんびり過ごすのも良いよな。

 

ラディッツ:あぁ。

 

そんな2人を見て、テラスで読者していたパチュリーが声を掛ける

 

パチュリー:珍しいじゃない。いつもなら、暇を見付けては組手ばかりしてる貴方達がのんびりしてるなんて。

 

確認しておくが、2人は一応門番の仕事中である

 

ラディッツ:ま、偶には休息も必要だからな。珍しいと言えば、お前もそうだろ。読書なら、態々(わざわざ)寒い屋外でやらずに大図書館でもやれるだろうに・・・

 

パチュリー:良いでしょ、今日はそう言う気分なのよ。それに、もう病弱だった頃の私じゃないもの。誰かさんの御陰でね。だから、コレくらいの寒さは何て事も無いのよ。

 

ラディッツ:そうかよ。

 

確認しておくと、今作のパチュリーは持病の病気が完治して完全な健康体になっている為、普段ならば悪化の原因になりかねない急激な気温の変化等も特に問題が無いのである(病気が完治した経緯を詳しく知りたい方は、永遠亭編を参照)

 

フラン:やったー♪雪だるま完成♪

 

完成した嬉しさで声を上げたフラン。皆が彼女達の方へと視線を向けると、人間数人は余裕で入れそうな大きさの雪だるまが出来上がっていた

 

ラディッツ:随分デカいのを作ったんだな・・・

 

レミリア:て言うか、大き過ぎじゃない?

 

咲夜:この短時間でこの大きさ、そして完成度・・・

 

フラン:エヘヘ♪凄いでしょ♪

 

美鈴:いやぁ、年甲斐も無く張り切ってしまいました♪そして、張り切りついでにこんなのも作ってみました。

 

小悪魔:えっ?

 

美鈴が指差した方へと視線を向けると、其処には丸い2つの球体と、その真ん中に太く高くそそり立った円柱型の柱があった

 

小悪魔:そ、それって・・・

 

小悪魔は、少し顔を赤らめている

 

ラディッツ:おい、そりゃ・・・ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲じゃねぇか。

 

レミリア:あら本当。

 

咲夜:完成度高いですね。

 

パチュリー:なかなか良い仕事するわね。

 

美鈴:御褒めに預り光栄です♪

 

小悪魔:いやいやいや!アームストロング2回言いましたよね?て言うか、皆さん御存知なんですか!?そして、美鈴さんは何でそんなに自慢気!?

 

何故か皆が知っている事と、自慢気な美鈴の様子を見て思わず突っ込む小悪魔であった

 

パチュリー:ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲・・・遠い宇宙で、惑星破壊兵器として実在してると聞いた事はあるわ。

 

ラディッツ:俺も昔、噂で聞いた事はあったが・・・雪で作った物とは言え、まさかこんな所で見る事になるとは思わなかったぞ。

 

小悪魔:実在してるんですか!?こんな明らかにアウトな造形の物が!?

 

レミリア:その昔、我が紅魔館に秘密兵器として搭載しようとして世界中を探し回り、結局断念した伝説の決戦兵器よ・・・

 

小悪魔:良かった!見付からなくて!

 

フラン:そんなに凄い物だったんだねコレ。

 

悟空:オラにはさっぱり分かんねぇけど、コレが凄ぇもんだってのは何と無く伝わったぞ。

 

フランは495年もの間地下で生活していた為、悟空は生まれて直ぐに地球に送られた為に知らないのだと解釈して頂きたい

 

小悪魔:良かった!知らないのが私だけじゃなくて本当に良かった!

 

激しく突っ込みつつ、仲間外れにならずに少し安心した小悪魔であった・・・




元ネタは、御存知某銀髪の侍が主役のジャンプ漫画の雪祭りの時の一幕です

本来の御決まりの台詞は、「ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲じゃねぇか、完成度たけーなオイ」となります


来年の目標・・・投稿期間を元に戻すかな

仲間達が出るのは次回です
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