誇り高き弱虫の幻想郷生活   作:パラリズム

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雪の日の遊びとは その3


第408話

前日から降り続けた雪の影響で、幻想郷は一面銀世界となった。紅魔館の面々は、フランの手で半ば強制的に叩き起こされ、防寒対策をしっかりと整えた後に雪遊びを始める事になった。少し時間が経った頃、フランの誘いを受けた毎度御馴染みの仲間達が、次々と紅魔館へと集まって来ていた。まず最初に現れたのは、鈴仙、てゐ、輝夜、はたて、アリスだった・・・

 

はたて:御待たせー♪

 

アリス:御免なさい、支度に手間取っちゃって・・・

 

鈴仙:御早うございます、皆さん。

 

てゐ:今日は私も来たよ。

 

輝夜:御邪魔するわね♪

 

フラン:わーい♪いらっしゃーい♪

 

フランは、嬉しそうにはたてやアリスに飛び付いた。じゃれ合うフラン達を横目に、ラディッツは輝夜達に声を掛けた

 

ラディッツ:妹紅は来てないのか?

 

輝夜:妹紅なら、人里の雪かきを手伝いに行ってるわ。

 

鈴仙:小傘さんやザーボンさん、守矢神社の面々や魔理沙達もそれに駆り出されてるそうですよ。

 

ラディッツ:アイツ等も色々大変なんだな・・・それはそうと、姫さん達が此処に来るのは珍しいな。

 

輝夜:言われてみれば、そうかも知れないわね。

 

鈴仙:私が準備をしてたら、姫様が行きたいと仰ったので。そしたら、何処から嗅ぎ付けたのか知らないけど、てゐも一緒に来るって言い出しまして・・・

 

ラディッツ:ほぅ・・・

 

悟空:良いじゃねぇか。どうせなら、人数は多い方が楽しいからな。

 

美鈴:えぇ、そうですね。

 

レミリア:フランのワガママに付き合って貰って悪いわね。代わりと言っては何だけど、心から歓迎するわ。

 

鈴仙:有難うございます♪

 

鈴仙やはたて達を加えて雪遊びを再開して少しした頃、今度はターレス一派、冥界組、チルノ、大妖精、ルーミア、地霊殿の面々が揃って姿を現した

 

こいし:フランちゃん、来たよー♪

 

フラン:こいしちゃん、いらっしゃーい♪

 

フランとこいしは、挨拶しながらハイタッチを交わす

 

ターレス:ちょっと遅れちまったかな?

 

ラディッツ:いや、まだ始まったばかりだよ。それにしても・・・随分大人数で来たもんだな。

 

パチュリー:覚り妖怪まで来るなんて意外だわ。

 

さとり:例の如く、こいしに連れ出されまして・・・

 

小悪魔:と言うと?

 

椛:七夕の時と同じですよ。私達は、連絡を受けた後でこいしさんに引っ張られる形で地霊殿まで行き、さとりさん達を連れて此処までやって来たんです。

 

空:仲間外れは駄目って事で、私達も一緒に♪

 

燐:・・・出来る事なら、アタイはぬくぬくと寝ていたかった所だけどね・・・

 

天子:で、此処に到着する直前で、同じく誘われてやって来てた・・・

 

チルノ:あたい達とバッタリって訳だ!

 

ラディッツ:成る程、そう言う事か・・・妖夢達も、やはり他の連中と同じか?

 

妖夢:えぇ、その通りです。

 

幽々子:偶には、童心に返って遊ぶのも良い気分転換になるかと思ってね♪

 

ラディッツ:まぁ確かにな。

 

さとりは、ターレスの方へとゆっくりと歩み寄る

 

さとり:ターレスさん、妹がいつも御迷惑を御掛けしまして・・・本当に・・・その・・・

 

ターレス:気にするな。大事な妹を預かってるんだし、コレくらいのワガママは安いもんだ。

 

さとり:えっと・・・他に何かやらかしておりませんでしょうか?

 

ターレス:そうだな・・・

 

椛:・・・御風呂の時に、気配無く後ろから忍び寄って来て水着を剥ぎ取るのは本当に勘弁して欲しいですけど・・・他にも色々と・・・

 

さとり:あうぅ・・・スミマセン・・・

 

さとりは、申し訳無さそうに項垂れる

 

大妖精:随分沢山人が集まりましたね・・・

 

ルーミア:この人数なら、アレで遊べそうなのだ♪

 

悟空:アレって何だ?

 

ルーミア:大人数でやる雪遊びと言えば・・・そう!雪合戦に決まってるのだ!

 

さとり:確かに、この人数ならばかなり盛大にやれそうではありますが・・・

 

チルノ:よーし!そうと決まれば、まずはチーム分けが必要だな!

 

ラディッツ:・・・もうやる事は確定なんだな・・・

 

はたて:らしいわね・・・

 

てゐ:どうやって決めるのさ?好きな奴同士?それともジャンケン?

 

美鈴:好きな人同士だと、偏りが酷そうですね・・・

 

鈴仙:かと言って、ジャンケンだと時間が掛かりそうですし・・・

 

レミリア:それじゃ、此処は公平に籤(くじ)引きで決めましょ。咲夜、早急に籤の準備を。

 

咲夜:畏まりました。少々御待ちを・・・

 

暫く後、咲夜手製の人数分の籤(割り箸製)が準備された

 

咲夜:1人につき1本、割り箸を引いて下さい。籤は、先が赤い物と何も無い物の2種類がございます。

 

ラディッツ:要は、同じのを引いた奴等が同じチームって事になるのか。

 

咲夜:その通りです。さ、皆さん順番にどうぞ。

 

各々、籤を引いて2つのチームに分かれ始めた。チームの詳細は以下の通りである

 

チームA:ラディッツ、フラン、悟空、パチュリー、美鈴、鈴仙、はたて、椛、天子、妖夢、さとり、空、大妖精(13人)

 

チームB:レミリア、咲夜、ターレス、こいし、アリス、小悪魔、燐、チルノ、ルーミア、幽々子、輝夜、てゐ(12人)

 

レミリア:・・・って、こっちのチーム1人少ないじゃない!

 

咲夜:奇数なんですし、コレばかりは仕方無いかと・・・

 

パチュリー:私、棄権して良いかしら・・・それで公平な人数になるし・・・

 

フラン:よーし!やるぞーっ!

 

こいし:負けないからね!

 

悟空:へへ、ワクワクすっぞ♪

 

てゐ:ばっちこーい!

 

ラディッツ:ハッキリ言って、俺もあんまり乗り気じゃねぇ。だが、残念ながら数人既にやる気満々の奴も居る。諦めろ。

 

パチュリー:むきゅう・・・

 

開始前から大乱戦確定の雪合戦大会、はてさてどうなります事やら・・・




ネオアームストロングの下りを入れるか迷いましたが、くどくなりそうなんでやめました

雪の日の遊びと言えば、コレが定番かと・・・

次回、超次元雪合戦始まる!?
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