誇り高き弱虫の幻想郷生活   作:パラリズム

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雪の日の遊びとは その6


第411話

紅魔館の前で行われている雪合戦(と言う名前の何か)もいよいよ佳境。互いに残ったメンバーも少なくなり、激闘は更に加速する・・・

 

ラディッツ:はたてや天子、空までリタイアか・・・なかなか苦しいな・・・

 

さとり:向こうには、幽々子さんやレミリアさんも居ます。敵に回ると辛い相手かと・・・

 

美鈴:攻め込むにしても、咲夜さんの能力は厄介ですよ。ハッキリ言ってチート級です。

 

椛:かと言って、ずっと守りを固めて居られるとも思えませんが・・・まず、ターレスさんがそれを許してくれるとは思えませんし。

 

ラディッツ:・・・そろそろ覚悟を決めるしか無さそうだな・・・

 

フラン:待って御兄ちゃん。次は私に行かせてよ。

 

ラディッツ:フラン?

 

悟空:どうするつもりなんだ?

 

フラン:私には、奥の手があるからね。それで一気に戦況を引っくり返して見せるよ。

 

ラディッツ:奥の手だと?

 

フラン:そう。まぁ見ててよ。

 

鈴仙:凄い自信ですね。一体何を・・・

 

さとり:・・・成る程、そう言う事ですか・・・

 

フランは、たった1人で前に歩み出る

 

咲夜:御嬢様、妹様が出て来られました。

 

レミリア:どうやら1人・・・の様ね・・・

 

ターレス:どうした?観念して出て来たのかよ?

 

フラン:冗談。私がこの状況を変えて見せるつもりだよ。

 

ターレス:何だと?

 

レミリア:・・・あの子、まさか!?

 

フラン:気付いたみたいだね。禁忌!フォーオブアカインド!

 

フランは、瞬時に4人に分身する(某少年漫画のとあるキャラ宜しく、私が何人分になるって奴です(笑))

 

フラン:考えてみれば簡単な事だよ。人数が減っちゃったなら、私がその人達の分も補えば良いだけだもんね。

 

ターレス:ほぅ、面白いじゃねぇか・・・

 

フラン:行くよ!少しは楽しませてよね!

 

分身したフランは、方々に分散して一気にレミリアチームの陣地へと攻め込んだ。激しい攻撃に、レミリアチームは数人ずつに別れて別々の方向へと逃げざるを得なかった。その内の1人(本体)が、てゐとアリスを徐々に追い詰めて行く

 

てゐ:ちょっとちょっと!コレ、もしかしなくてもマズいんじゃないの!?

 

アリス:勢いは激しいけど、止められない程じゃ無いわ!

 

アリスは、バリアで敵の弾幕(雪玉)を防ぎつつ、無数の糸を巧みに操り、フランの体を絡め取って動きを止めた

 

てゐ:おぉっ!やるじゃん!

 

アリス:まだよ!

 

次いで、フランの体に数体の人形をまとわり付かせる

 

アリス:今よ!喝!

 

アリスの合図により、フランの体にくっ付いた人形達が爆発を起こした

 

てゐ:ちょっ・・・トドメに爆発は流石にやり過ぎなんじゃ!?

 

アリス:火力は抑え目にしてあるし、多分この程度じゃ・・・

 

その直後、爆煙を吹き飛ばしながら無傷のフランが姿を現す

 

フラン:何なのかなぁ?今のはぁ?

 

フランは、悪魔の様な笑みを浮かべつつてゐとアリスに迫る

 

てゐ:効いてないじゃん!全然駄目じゃん!

 

アリス:まぁそうよね・・・それなら、コレはどう?

 

フランの背後の雪の中から巨大な人形が出現し、彼女を中に閉じ込めつつ地面に落ちた

 

てゐ:アンタ、いつの間にそんなの仕込んでたのさ?

 

アリス:念には念をと思って、捕縛用の人形を仕掛けておいたわ。本当は、コレから先の敵との戦いの為に使うつもりだったのに、まさかこんな所で使う事になるなんて・・・

 

てゐ:コレ、出て来られたりしないよね?

 

アリス:強度は高めてあるし、そう簡単に破られたりは・・・

 

言い終わらない内に、人形を破壊しつつフランが再び姿を現した

 

フラン:フッフッフッ・・・

 

てゐ:・・・強度は・・・何だって?

 

アリス:嘘でしょ・・・幾ら何でも出鱈目過ぎるわ・・・

 

フラン:もう終わり?それじゃ、次は私の番だね♪

 

闇笑いを浮かべつつ、ゆっくりとアリスとてゐに歩み寄るフラン。そんな彼女への恐怖のあまり、2人は後退りし始めた

 

てゐ:ば、化け物め・・・

 

アリス:くっ・・・

 

ラディッツ:其処までだ、フラン。もう良い。

 

尚も闇笑いのまま手を前に翳したフランだったが、突如その前にラディッツが姿を現し、彼女を制止した

 

フラン:ハッ!?私、もしかしてまた暴走しかけてた?

 

ラディッツ:あぁ、危うくな。テンションが上がると軽い暴走状態になるのはお前の短所だ。

 

フラン:うぅ・・・ゴメンなさい・・・

 

フランは、先程までの悪魔の様な雰囲気を完全に静め、ラディッツに頭を下げる

 

ラディッツ:謝るのは俺にじゃないだろ?

 

フラン:そう・・・だよね・・・てゐ、アリス。本当にゴメンなさい。

 

フランは、てゐとアリスの方へと向き直り、再び頭を下げる

 

ラディッツ:俺からも謝る。悪かったな。

 

ラディッツも、2人に謝罪をする

 

アリス:・・・もう良いのよ。危機一髪だったけど、この通り何とも無いから。

 

てゐ:本当にギリギリだったけどね・・・

 

アリス:そして、私達は此処で自主的に退場させて貰うわ。

 

ラディッツ:何?

 

てゐ:はぁ?アリス、アンタ何言って・・・

 

アリス:考えてもみなさい。もしもラディッツさんが来なかったら、私達は無事じゃ済まなかった筈よ。

 

てゐ:そ、そりゃそうだけど・・・

 

アリス:悔しいけど、このまま続けても私達に勝ち目は無い。だから、私達は此処までよ。それに、こんな事で怪我したくないから。

 

てゐ:・・・

 

アリス:そう言う事だから、私達は先に向こう(脱落した面々が居る所)に行ってるわ。今は一応敵である貴方達に言うのも妙だけど・・・そろそろ彼等が本気を出す筈よ。頑張ってね。

 

ラディッツ:あぁ、有難うよ。

 

アリス:さ、行くわよ。

 

てゐ:ちぇー・・・

 

レミリアチーム、アリス、てゐ(渋々)自主的に退場(残り6人)

 

フラン:そう言えば御兄ちゃん、どうして私が本体だって分かったの?

 

ラディッツ:それくらい、毎日面突き合わせてりゃ嫌でも分かるよ。

 

フラン:・・・そっか・・・エヘヘ・・・

 

ラディッツ:それはそうと、他の分身体はどうした?

 

フラン:・・・それぞれやられたみたい。まぁ分身だから私にダメージは無いけどね♪

 

ラディッツ:相変わらず便利なもんだな。組手の時とか、1人で多人数組手とか出来て捗りそうだ。

 

フラン:良かったら、御兄ちゃんにも教えてあげよっか?

 

ラディッツ:考えておこう。

 

そんな話をしつつ、ラディッツとフランは自分達の陣地に戻って行った。一方、レミリアチームの面々は・・・

 

咲夜:御嬢様。妹様の分身は何とか倒せましたが、数人ずつに分断され、更にアリス達がリタイアした事で、現在の戦況は我々の方が不利な様です。如何致しましょう?

 

レミリア:そうねぇ・・・そろそろ私達も動くとしようか・・・咲夜、進軍の準備をなさい。

 

咲夜:ハッ、御嬢様の仰せのままに。

 

レミリア:クックックッ・・・楽しくなりそうね。

 

レミリアは、怪しい笑みを浮かべつつ咲夜と共に何かの準備を始める。果たして、その策とは・・・残り時間は約20分・・・




最早雪合戦にすらなっていない件・・・

投稿期間の遅さと言い展開のグダグダっぷりと言い、無計画さが露になって参りました(笑)

コレ終わったら、雪の日の人里での一幕(今回のアナザーサイド)と他に少し話をしてから、ラディッツが里帰りするアリスの護衛として魔界を訪れる魔界編をやりたいと思います

それが終わったら、次は小傘が闇の力で暴走する付喪神を静める為に奮闘する付喪神異変の話もやりたいと思います
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